東京(成田)空港の発着回数が増加中。飛行機やバスの情報をチェック

東京の空の玄関口である『成田空港』の現状と、今後の発着数・旅客数などの見通しについてまとめました。

成田空港では、外国人観光客の増加により、年間発着回数は増加傾向にあります。就航都市数も増え、成田空港に乗り入れる新たな航空会社も出てきています。

世界的には、アジアの主要空港同士がシェアを奪い合っている状況であり、成田空港も激しい競争に巻き込まれているのです。

そのため、現状以上のシェア確保のため、今後も成田空港は路線獲得や旅客数・貨物量の確保に力を入れていくと見込まれています。
成田空港利用の国内線旅客数も年々増加
LCCの急激な成長に合わせ、成田空港に乗り入れる便は以前に比べて大きく増えました。国際線だけでなく、国内線の乗り入れも大幅に増えたことで、国内旅客数も年々伸び続けています。

成田空港の2017年の年間発着枠は、約30万回であり、前年度と比較すると1万回以上増加しています。30年を過ぎれば、発着回数は50万回に達する見込みとされており、現状のままでは計画処理能力を超えてしまうほどです。

成田空港は、こうした将来の発着増を見据え、空港機能を強化する計画を立てています。滑走路の新設や夜間飛行時間の拡大により、さらなる受け入れの拡充を目指しているのです。

18年現在、成田空港の発着時間には制限があり、6時～23時までしか発着陸することができません。これに対して成田空港は、将来の旅客数増に対応すべく、20年に向けて利用時間を5時～24時までに拡大する方針です。

日本を訪れる外国人観光客に対しては、深夜に出発する便の運航を作ることで、日本の滞在時間をより長くするスケジュールが組めるというメリットがあります。

アジアの空港では、24時間運航により、乗客のスケジュール調整や貨物輸送に柔軟に対応しています。国内でも、羽田・関西空港・中部空港などの6カ所では24時間運航しています。

成田空港も利用者のニーズに対応することで、国内外から選ばれる空港を目指しています。

成田空港を発着するフライト情報について、下記にまとめました。就航している都市や、運行状況の確認の方法について紹介しているので、ご覧ください。

成田空港からは、国内線29カ所を含め、アジア・北米・中米・カリブ・南米・ヨーロッパ・オセアニア・中東・アフリカなど、合計341カ所の都市に就航しています。

直行便が無い都市や、過去の就航都市、今後就航予定の都市も一部含まれますが、世界各地で非常に多くの空港に乗り入れているのです。

飛行機の運航状況は、気象状況によっては大きく変動します。ダイヤの乱れはもちろん、台風などの大きな天候変化によっては、運休することもあるでしょう。

成田空港を離着陸する飛行機のフライトスケジュールは、空港公式WEBサイトを見ると確認できます。一覧で確認できるので、どの便に変更があったかを一目でチェックできますよ。

ただし、表示されている運航情報は、各航空会社からの情報提供が元になっているため、最新情報は、自分の予約した航空会社の公式WEBサイトを見るとよいでしょう。

公式HP：https://www.narita-airport.jp/jp/flight/

東京周辺のエリアから成田空港まで向かう路線バスは、何本程度出ているのでしょうか？

東京に近いほど、高速バス以外の路線バスも豊富に運行しており、選択肢が多くなっています。

成田空港行のバスは、関東エリアを中心にバス路線が豊富です。東京都内からはもちろん、宮城や福島、長野や京都など、実にさまざまエリアからバスが運行しています。

東京から離れた県からのアクセスだと、運行しているバスの路線は1～2本ですが、千葉からは16本、東京からであれば25本もの空港バスがあります。

成田空港の公式WEBサイトから、エリアごとに運行しているバスの時刻表が確認できます。

公式HP：https://www.narita-airport.jp/jp/access/bus

成田空港のバス乗り場は、どのターミナルでも1階にあります。成田空港着の場合は問題ありませんが、成田空港から出発する際には、出発するバスが非常に多いため迷ってしまう可能性があります。事前に乗車予定のバス乗降場を確認しておきましょう。

訪日外国人の増加に伴い、ますます航空機の発着回数が増える成田空港の現状と、将来的な発展の見通し、フライト状況についてまとめました。国内外の求めを受け、深夜便時間の拡大や設備の強化など、今後はより利用しやすくなっていくでしょう。

また、成田空港を利用する際には、フライト状況やバス乗り場の場所など、事前に確認してスムーズに利用できるようにしておくとよいでしょう。

成田空港の持つ航空路線は数多く、世界中に広がっています。成田空港について知り、さまざまな都市への空の旅を楽しみましょう。