東京(羽田)空港では多彩なイベントが開催。週末に出かけてみよう

羽田空港を訪れる目的は、飛行機に乗ることだけではありません。多くのイベントが催される理由や背景には何があるのでしょうか。2018年のイベント状況についても紹介します。

国内最大規模の空港である羽田空港には日々、沢山の人の往来があります。

多種多様なイベントやおもてなしで観光客や地元の人を迎えるため、また、観光的なプロモーションを行うために、イベント向けホールやスペースが多く確保されています。

2015年にはさまざまな分野の出演者と参加者が交流できる『TEDxHaneda』の第1回が開催されました。

このように、羽田空港のイベントスペースは、アイデアや情報を発信する『プラットフォーム』としての役割も担っています。

羽田空港には旅客以外の人も多く訪れます。その目的は、グルメ、ショッピング、見学と多岐にわたり、羽田空港は1つの巨大なアトラクションパークといっても過言ではありません。

年に数回の『飛行機の利用』という目的だけでなく、近場の観光地として東京近郊の人にも繰り返し来場してもらうために、多数のイベントを開催しているといえるでしょう。

2018年も羽田空港で多くのイベントが開催されています。2018年は旅と日本語をテーマにしたアートプロジェクト『旅する日本語展』が催され、InstagramやTwitterの投稿で繋がる人も多く見られました。

また、東京で楽しむ『47都道府県の物産展 日本全国物産展 in 羽田空港』や『アート村作品展-羽田空港から全国の郷土料理を-』などの食に関するイベントも数多く催されています。

一方、定期的に開催されているイベントを楽しみにしている地元の人も少なくありません。

羽田空港のイベントを見てみると、その時々にしかない特別な催しやコラボ企画などの他に、定期的に行われる季節ごとのイベントがあります。

夏休みシーズンは、羽田空港国内線ターミナルで子供向けのイベントが多く開催されます。

たとえば、2018年は恐竜や宇宙など未知の世界に触れることのできる『HANEDA KIDS SUMMER 2018』が催されました。トークショーあり、ワークショップありで、子供たちの五感をフルに刺激する内容となっています。

小さな子供がいる家庭は、毎年ファミリーで参加するのも楽しいでしょう。

毎年9月20日は『空の日』、9月20日～30日は『空の旬間』です。

空の日は、山田猪三郎が開発した山田式飛行船が東京上空一周に成功したのを記念し制定されたそうで、羽田空港では空港を身近に感じてもらうためのイベントを開催しています。

『空の日フェスティバル』では、地上約100mの展望室が見学できる『タワー展望室見学ツアー』や『格納庫見学バスツアー』など貴重な体験ができるのが魅力です。

なお、オーケストラ演奏やグッズの展示販売などもあり、子供から大人まで楽しめる内容となっています。

イベント内容は、ターミナルごとに異なるので、出発前にWEBサイトなどでイベントスケジュールを確認しておくとよいでしょう。

大人が楽しめる羽田空港のイベントをピックアップして紹介します。友人やパートナーを誘って気軽に参加してみましょう。

総合オンラインストアのAmazonは、羽田空港を会場として『プライムデー体験イベント』を開催しています。

『プライムデー』とは、年に1度行われるプライム会員のためのビッグセールのことです。

この体験イベントでは、Amazonプライムの特典・サービスとともに、多くの目玉商品が展示されます。中には旅に重宝するグッズもありますよ。

Amazonプライム会員限定の特別ステージイベントも見逃せません。

羽田空港国際線ターミナルの5Fには『EDO HALL』があり、コンサートや吹奏楽、管弦楽団の演奏などの音楽イベントが数多く開催されます。

2018年は『世界遺産トーチランコンサート』や『シルクロードNight』などが行われる予定です。

12月には『クリスマスコンサート』が催されるので、空港でクリスマスを過ごすのもいいですね。

羽田空港には優れた施設や人々をひきつける人気のグルメスポットなどが多くありますが、イベントの豊富さも注目すべきポイントでしょう。

家族や友人と参加するのもよし、1人でコンサートや展示を楽しむのもよし、イベントの楽しみ方はさまざまです。

イベントを楽しんだ後は、展望デッキで飛び立つ飛行機を眺めたり、ラウンジやカフェでひとやすみしたりするのもいいでしょう。