羽田空港から八丈島まで1時間。フライトスケジュールや料金のまとめ

羽田空港から八丈島空港までの距離はおよそ290kmあり、飛行機での所要時間は約55分です。

羽田空港から八丈島空港まではどの航空会社を利用すればいいのでしょうか。

八丈島空港まで就航している航空会社はANA（全日空）のみです。フライトは7時30分発、12時10分発、15時55分発の3便で、夕方や夜間の運航はありません。

羽田空港から八丈島空港までのフライトにはANAのチェックインカウンターがある「空港第2ターミナル」を利用します。第2ターミナルでは2階が出発フロア、1階が到着フロアに分かれているので注意しましょう。

また、地下1階は京急線や東京モノレールが乗り入れる直結エリアです。これらの交通機関を使って空港まで来場した場合、エスカレーターやエレベーターでそのまま出発ターミナルに上がれます。

時期にもよりますが、八丈島空港までの航空料金は片道およそ2万円です。

羽田空港から八丈島空港までの飛行機はANAしか選択肢がなく、他社と航空料金を比較検討して最安を選ぶことができません。
航空料金を安く抑えたい人はどのような方法があるのでしょうか。

フルサービスキャリアのANAでも、早期購入割引を利用すれば八丈島空港まで往復運賃を安く抑えて行くことができます。
早期購入割引とは搭乗予定日より早めに航空チケットを予約・購入することで受けられるサービスです。

ANAでは75日前までの予約が最も割引率が高く、「スーパーバリュー」と呼ばれています。

75日前に間に合わなくても、55、45、28、21日前といった具合で割引プランがあります。ただし搭乗までの日数が少なくなるほど割引率が下がっていくので、旅程が決まった時点で航空チケットを抑えるのがベストです。

2021年度の「ANAグループ実績」で八丈島便を見ると、ANAを利用しておよそ11万人が八丈島を訪れたことが分かります。搭乗率は44.1％なので、さほどの混雑はなく、航空券も取りやすいといえるのではないでしょうか。

ただし「フリージアまつり」が開催される4月や、マリンレジャーを楽しめる7、8月は来島者が多くなります。飛行機の搭乗率もアップすることが予想されるため、人気シーズンを訪れる際は早めの予約をおすすめします。

東京から八丈島を目指すなら、東京都港区の「竹芝桟橋」からフェリーを利用する方法もあります。フェリー料金は9,660~27,060円という設定で、利用する部屋によっては飛行機よりも安く利用できます。

ただし、フェリーは1日1便しかないうえ、出発時間は22時30分のみです。三宅島と御蔵島を経由するため到着までは10時間以上かかり、時間の余裕がない人は他の選択肢を考えたほうがいいかもしれません。

八丈島は長崎県の佐世保や高知県の室戸岬と同じような緯度にありますが、暖流の影響を受けた「海洋性気候」です。1年の平均気温は18.0度と温かく、「常春の島」とも呼ばれます。

そんな八丈島は高温多湿で雨が多く、秋は台風の影響を受けたり冬は強風が吹きつけたりと、不安定な天気の日も多く見られます。

台風シーズンは勿論ですが、冬場も強風で10便以上が欠航になることがあり、現地の天候には注意が必要です。

八丈島に出発する前には天気予報と飛行機の運航状況はこまめに確認しておきましょう。台風シーズンには台風情報もチェックし、台風の発生場所や予定進路を把握しておくと安心です。

天気予報は気象庁のデータから。運行状況は羽田空港やANAの「運行状況のご案内」でわかります。

八丈島空港ビルの公式サイトには必要な情報を得るためのリンク先が揃っているので、活用してみてはいかがでしょうか。

八丈島空港ビル公式サイト：https://hachijoapo.net/

八丈島空港ではチェックインカウンター・出発ロビー・搭乗口はすべて2階にあり、搭乗客は搭乗橋を使って歩けばそのまま搭乗できます。

チェックインカウンターはANAと「東邦航空」（ヘリコプター）しかないため、迷うこともありません。また出発口は2階中央部分に広く設置されているので分かりやすいです。

八丈島までは、羽田から飛行機を利用すれば1時間かからずに行くことができます。東京都内でありながら自然豊かで温泉も楽しめるとあって、リゾート気分を味わいたい人にはぴったりです。

現地まではフェリーの方が安くすみますが、早割を利用すれば航空券も安くなるうえ、飛行機の方が時間の融通もききます。

ただし海上にある分、悪天候や台風の影響を受けるとアクセスしづらく欠航もあります。現地の情報をきちんと確認し、無理のないスケジュールで出かけましょう。