格安航空券・飛行機チケット・LCC予約

お気に入り
point_icoポイント
トラベリスト -TRAVELIST- 格安航空券の検索・予約

羽田空港から九州への旅はソラシドエアが便利。特徴や注意点を紹介

羽田空港から九州への旅はソラシドエアが便利。特徴や注意点を紹介

ソラシドエアは2002年に羽田-宮崎線に新規参入した航空会社です。九州方面の路線に特化しているため、九州に旅行する人には強い味方となります。これからソラシドエアを使おうという人のために、航空会社の特徴や注意点を紹介します。

この記事は2018年10月24日時点の情報をもとに執筆しています。

羽田から九州へ行くならソラシドエア

ソラシドエアは宮崎に本社を置く航空会社です。東京・名古屋・神戸以外の目的地はすべて九州・沖縄の都市となっており、ソラシドエア=九州というイメージがあります。

ソラシドエアの特徴を見てみましょう。

羽田から九州へ行くならソラシドエア

長崎、鹿児島、宮崎、熊本行きを運航

ソラシドエアは、九州内では長﨑、鹿児島、宮崎、熊本に就航しています。このほか沖縄、石垣島への路線もあり、九州・沖縄全方面をカバーする航空会社と言えるでしょう。

ただし、福岡空港だけは航路がありませんので注意してください。

運賃はJAL、ANAより安めで本数が多い

ソラシドエアは、JALやANAよりも比較的運賃が安く、九州への本数が多いのが特徴です。下記は2018年10月時点で、11月の羽田-熊本間の早朝便の料金を比較したものです。



若干ですが、ソラシドエアが安くなっています。

またソラシドエアの運航本数は、羽田から宮崎が7往復、熊本、鹿児島が5往復、大分、長﨑が4往復と充実しています。

ANAとのコードシェア便もあるので、九州へ就航するほかの航空会社と比べると、本数はかなり多いと言えるでしょう。

ANAのある第2ターミナルから発着

ソラシドエアのチェックインカウンターは、ANAやスターフライヤーなどと同じ、第2ターミナルにあります。第2ターミナルビルまでのアクセスや、駐車場の利用について見てみましょう。

ANAのある第2ターミナルから発着

京急線、モノレール、バスでアクセス可

羽田空港第2旅客ターミナルビルまでのアクセス方法は、京急線、東京モノレール、リムジンバスがあります。

京急線を利用する場合、品川駅から快速・特快に乗れば14分ほど、東京モノレールの場合は、浜松町駅から空港快速で19分ほどです。

またリムジンバスは新宿や東京など、都内の主要駅にバス乗り場があります。千葉や埼玉、群馬などからも直行便を利用できるので、遠方から空港に向かう人にも便利です。

予約可能な駐車場もある

羽田空港には4つの駐車場がありますが、うちP2とP3、P4はネットからの予約が可能です。

羽田空港の駐車場はP1~P4まで、それぞれ2350台・2343台・2450台・2425台の収納が可能と、多くのスペースが用意されています。

しかし、繁忙期には朝早くから駐車場が満車になることもあり、確実に駐車スペースを確保したい人は、事前に予約をしておいた方が安心です。

予約には、まずウェブから駐車場の公式WEBサイトへ行き、無料会員登録をします。その後、予約したい日にちや車のナンバー等を入力すれば予約完了です。

予約するためには1000円が必要ですが、こちらはクレジットカードのみの受け付けとなっているので注意してください。またP4には個室車室の選択もありますが、こちらは予約金2000円が必要です。

発券不要のスキップサービスが便利

ソラシドエアでは、チェックインカウンターでの発券をスキップして直接保安検査場に向かうことができる、『スキップサービス』が便利です。

サービスを利用するには事前に『予約・購入・座席指定』(コンビニ支払いも可)を済ませ、ソラシドエアのWEBサイトから『2次元バーコード』を取得しておく必要があります。

WEBサイトでは搭乗便の情報、決済時のクレジットカード番号または9桁の確認番号を入力し、2次元バーコードの表示を選択すればOKです。

取得したバーコードはメールで送ることもできるので、スクリーンショットを取ったりプリントアウトしたりなどして、1人につき1つずつ用意しましょう。

ただし、割引購入している場合や3歳以下の子供がいる場合などは、チェックインカウンターでの手続きが必須となります。

スキップサービス:https://www.solaseedair.jp/service/checkin/skip.html

手荷物、預入荷物のサイズに注意

ソラシドエアの手荷物、預入荷物のサイズは以下のとおりです。

・手荷物
・重量:10kgまで
・サイズ:3辺の和が115cm以内(55cm×40cm×25cm以内)
・個数制限:1人1個

また、預入荷物については、次のようになります。

・預入荷物
・重量:1個当たり32kgまで(20キロ以上は超過料金が必要)、総重量100kgまで
・サイズ:3辺の和が20cm以内
・個数制限:なし

ソラシドエアからJALやANAを乗り継ぎ、出発地で預けた荷物を最終目的地で受け取る『手荷物連帯運送』を利用する際は注意が必要です。

両航空会社とも国内線の機内に持ち込めるサイズは、機体の座席数が100席以上・100席未満で異なります。

100席以上ある場合は前述のサイズで問題ありませんが、100席未満の場合は3辺の合計が100cm以内、各辺は45cm×35cm×20cm以内となりますので、事前に確認しましょう。

出発当日に使える情報

ソラシドエアで出かける場合、当日の運航情報や搭乗までの待ち時間をどこで過ごすかというのは重要です。

お出かけ前に知っておきたい、ソラシドエアのお得情報を紹介します。

出発当日に使える情報

遅延や欠航情報をオンラインで確認

天候に不安がある時などは、飛行機の運航状況をソラシドエアの公式WEBサイトから確認できるサービスがあります。

まずはトップページ右上にある『運航状況・運航の見通し』をクリックしましょう。そこで自分の出発地と目的地を選べば、現在の運航状況がわかります。

気象庁の天候情報や国土交通省の道路状況へのリンクもあるので、あわせて確認しておきましょう。

公式HP:https://www.solaseedair.jp/

空港内ラウンジでくつろぐ

空港内にソラシドエアの専用ラウンジはないので、羽田空港第2旅客ターミナルビル内にある、3つのラウンジでくつろぎましょう。

まず2階のゲートラウンジ内には『エアポートラウンジ(南)』があります。

3階には『エアポートラウンジ(北)』、『POWER LOUNGE NORTH(パワーラウンジノース)』の2つがあり、いずれもラウンジと化粧室、フリードリンクの利用で1080円が必要となります。

提携クレジットカードを持参している人は利用料が無料となるので、事前に手持ちのクレジットカードを確認しましょう。

なお、ANAとのコードシェア便に搭乗するなら、専用ラウンジ『ANA LOUNGE』を利用できます。

まとめ

ソラシドエアは新規航空会社ながら大手と変わらないサービスを持っており、都心部から九州に行く予定のある人なら、選択肢に加えておきたい航空会社です。

料金も大手よりは若干低めに設定されているので、少しでも料金を抑えたい人にはベストな選択となるでしょう。
トラベリストの旅コラムバナー