羽田-北九州空港のフライト事情。羽田の出発ターミナルに注意

羽田空港から北九州空港までの飛行距離はおよそ958km、所要時間は1時間40分ほどかかります。北九州空港に乗り入れる航空会社やタイムスケジュールを見てみましょう。

羽田 - 北九州を結ぶのはJAL（日本航空）、ANA（全日空）、スターフライヤーの3社。1日の発着便数はそれぞれJALが4便、ANAが10便、スターフライヤーが11便です。（2023年3月時点）

ただしANAは全便スターフライヤーとのコードシェア便で、スターフライヤーの機材・サービスが適用されてます。

羽田-北九州の始発便は7時台のANA、最終便はスターフライヤーの21時台です。

ただしシーズンによっては0時台まで臨時便が運航することもあります。

低価格な航空券が魅力のLCCは北九州空港国内線には就航していません。

また国際線では韓国の「ジンエアー」「コリアエクスプレスエア」、中国の「中国東方航空」が就航しています。

羽田から北九州へ向かうなら、JAL、ANA、スターフライヤーの3つ。つぎに料金やサービスから航空会社の特徴を見てみましょう。

JALやANAは料金が高めですが、早割を利用すればお得に購入できます。

早割とは搭乗予定日よりも早くチケットを予約・購入することによって受けられる割引サービスです。航空会社にもよりますが21または28日前からの設定が多く、早く購入するほど割引率が高くなります。


JALとスターフライヤーの料金はほぼ変わりませんが、JALは75日前までに対し、スターフライヤーは80日前までに予約しなければなりません。

黒を基調としたシックな外観だけではなく、内装にもこだわりを感じるのがスターフライヤーです。

「プライベートオフィスのように快適に」をコンセプトに掲げており、シートは黒レザーを使用した高級感のあるデザインです。全席プライベートモニター付きで、他の航空会社にはないクラス感を味わえるでしょう。

また総座席数を抑え、1人1人のスペースを充分に確保しているのもスターフライヤーならではの特徴です。高さや角度を調節できるフッドレストやヘッドレストもついており、エコノミークラスにありがちな窮屈さはありません。

ペットと搭乗できるサービス「FLY WITH PET！」も提供しています。

羽田-北九州空港間は、全便スターフライヤーとANAのコードシェアなので、ANAからチケットを予約すればANAマイルが貯まるというメリットもあります。

羽田空港から北九州空港に向かう場合、利用する航空会社によってターミナルは異なります。ここでは、出発前と現地に到着してから気を付けたいポイントを紹介します。

北九州空港に向かう場合、JAL・スターフライヤーなら第1旅客ターミナル、ANA なら第2旅客ターミナルを利用します。

羽田空港では利用する航空会社により、ターミナルビルが2つに分かれています。チェックインカウンターの場所は、事前にきちんと確認しておきましょう。

海上空港である北九州空港の近くには、鉄道駅はありません。そのため空港から市街地へ向かうにはバスを利用するのがベストです。

北九州空港には、『エアポートバス』と『福北リムジンバス』が運行しています。北九州市街に行くならエアポートバス、福岡市街まで行くならリムジンバスを利用しましょう。

北九州市の中心である『小倉駅』までは、ノンストップ便なら所要時間は33分、料金は700円です。一方、福岡市街まで行く場合は『天神・博多』行きとなり、所要時間は73～90分、料金は2000円です。

韓国や中国・台湾へ近い北九州空港は、新たな九州の玄関口として注目されています。

羽田空港から北九州空港の就航は便数が多く、旅行スケジュールも立てやすいでしょう。

空港からは福岡市や北九州市までの直行バスも充実しています。福岡を拠点とした九州観光を計画している人は、北九州空港を利用してみてはいかがでしょうか。