羽田空港からはタクシー利用が便利！タクシー乗り場や便利なサービス、運賃について

羽田空港の利用客は、日本国内の空港でもトップクラスの多さです。
また、近頃は国際線の路線や本数も増えていますので、日本人の国際線利用者や外国人の数も増えてきています。

利用者が多い空港だからこそ、羽田空港では全ての人が安心してタクシーを利用できるよう、さまざまなサービスが提供されています。

1-1. 定額運賃サービスが便利
一般的にタクシーを利用するときは、走行距離に応じて料金が加算されるシステムです。
慣れない場所をタクシー移動すると、どれだけ料金がかかるのかわかりにくく、不安も大きくなります。

それが、タクシーを利用しづらくしている要素のひとつになっていました。

そこで、定額運賃制度を取り入れることで運賃を明確にし、より利用しやすくしたのです。

たとえば、羽田空港から台東区までの定額運賃は7,200円に設定されています。
※深夜早朝の場合は割増料金が加算されます。
高速道路や有料道路を利用した場合も、さらに実費が加算されます。

1-2. あらゆる人に便利なサービスを提供！
タクシー利用者が乗り場で困らないためのサービスも提供しています。

一部の乗り場標識には人感センサーが内蔵されており、日本語と英語の2か国語による音声ガイダンスやLED表示による情報を利用者に提供しています。

他にも、一部の乗り場には専用電話が設けられており、ワンボックスやワゴンといったタクシー車両を指定したい利用者が、すぐに配車手配できるようになっています。

外国人向けのサポートも手厚いです。外国人旅客接遇研修修了者が常務するホスピタリティタクシーを設けています。おもてなしレーンと呼ばれる、接遇研修修了者で英語が話せるドライバーが運転するタクシーを選んで乗車できるのです。

• 足腰の弱い高齢者
• 車いすの人
• 妊婦
• ベビーカー使用者

快適にタクシーを利用できるように、ユニバーサルデザインのタクシーやワンボックスワゴンタクシーの専用レーンも設置されています。

羽田空港には国内線が発着する第1ターミナルと第2ターミナル、さらには国際線が発着する国際線旅客ターミナルがあります。

羽田空港は東京都大田区に位置していますが、東京都大田区は神奈川県川崎市と隣接していますので、神奈川、東京方面へのアクセスに便利です。

タクシーは行先別に乗り場の番号が異なりますので注意が必要です。

2-1. ビルごとの乗り場案内
1階の到着ロビー前がタクシー乗り場になっています。

東京方面へ向かうタクシーは乗り場番号3番、神奈川方面へ向かうタクシーは乗り場番号2番から乗ることになっています。

国内線第2旅客ターミナルビルも、1階の到着ロビー前がタクシー乗り場となっています。

東京方面へ向かうタクシー車両は、乗り場番号18番、神奈川方面へ向かうタクシー車両は乗り場番号17番から乗車しましょう。

2-2. 台数豊富なタクシー
タクシー乗り場で待機しているタクシーの台数ですが、一見それほど多くないようにみえてしまいます。タクシー待機場所はタクシー乗り場から少し離れた場所にあり、待機車両が少なくなると補充される仕組みになっていますので、急いでタクシー乗り場に向かう必要はありません。

羽田空港内で流しのタクシーを見かければ、そのタクシーに乗車することもできるでしょう。

そのため、わざわざタクシー乗り場まで行かなくても、到着ロビー前の道路でもタクシーに乗車することは可能です。

3-1. 定額運賃の適用はタクシー乗り場から乗った場合のみ
しかし、定額運賃でのタクシー利用を検討しているときには注意が必要です。

それは、定額運賃の適用はタクシー乗り場からという決まりがあるからです。

それを知らずにタクシーに乗車してしまうと、タクシー料金が思いのほか高くなってしまうでしょう。

タクシー利用を検討しているなら、事前予約をするのが便利です。
事前にタクシーを予約しておくと安心ですし、乗車する場所を間違えてしまうようなミスも防げます。

羽田空港は広く、タクシーの台数も多いため誤って別のタクシーに乗ってしまうこともあるでしょう。
タクシードライバーもその点については熟知していますので、行先を告げたときなどに誤りを指摘してくれるタクシードライバーがほとんどです。

タクシーセンターの監視員も定期的に巡回をしており、ドライバーのモラルも良好に保たれています。
タクシー利用を恐れずに、気軽にタクシーを利用してみましょう。