羽田空港から福岡空港へ。航空会社の選び方やオトクな航空券の買い方をご紹介！

羽田-福岡は「羽田-新千歳」「羽田-那覇」と並ぶ国内有数の人気路線。

東京-福岡間の距離は約1,000km、フライト時間は2時間ほどです。

各航空会社の出発全便を合わせると、多い日で60便以上にも運航しています。

朝の6時台から夜の20時まで、分刻みのフライトスケジュールとなっているため、急なビジネスや里帰りなど、さまざまな場面に利用できます。

羽田-福岡間を運航する航空会社は、全部で4つ。

• JAL（日本航空）
• ANA（全日本空輸）
• スターフライヤー
• スカイマーク

JAL、ANAはフルサービスキャリアと呼ばれ手厚い対応と丁寧なサービスが魅力。

スターフライヤーは九州を拠点に活躍する黒い機体が特徴のLCC。スカイマークはフルサービスキャリアとLCCの中間的なサービスを提供するMCC（ミドルコストキャリア）です。

また、ANAとスターフライヤーのコードシェア便も1日に数本運航しており、本路線に多数の航空会社が力を入れていることが分かるでしょう。

同じ羽田-福岡間でも航空会社によって運賃・サービスが異なります。

航空券は航空会社・券種など選択肢が多くて何を選んだらいいか分からない、といった状況になりがちです。

つぎに、航空会社選びの参考になる情報をご紹介します。

予定が事前に決まっている場合はは早割が使える航空会社がオトクです！

JALでは4つの早期割引運賃を用意しています。

• 75日前「ウルトラ先得」
• 55日前「スーパー先得」
• 45日前「先得割引タイプB」
• 28日前「先得割引タイプA」

予約が早ければ早いほど、割引率が高くなる仕組みで最大83％割引になります！

さらに21日前までの『特便割引21』もあります。

同様に、ANAでも『ANA SUPER VALUE』という早割サービスを導入し、それぞれ72日・55日・45日・28日・21日で異なる料金を設定しています。


そのほかにもJAL・ANAは往復割やビジネス割などさまざまな運賃があります。

一般的に航空券は繁忙期は高値に、閑散期は安値になりますが、航空会社によっては全体的にリーズナブルな料金設定をしているところもあります。

スカイマークはJAL・ANAのような早割サービスはありませんが、季節を問わずリーズナブルな運賃を提供しています。

また、便ごとの空席予測数に応じて料金が安くなる『たす得』や『いま得』などの割引サービスを導入し、料金をできるだけ安く抑えているのが特徴といえます。

黒い機体がお洒落な『スターフライヤー』は、LCCながらもラグジュアリー空間が魅力です。

シートは座り心地のよい黒い革張りで、頭部には可動式のヘッドレスト、足元にはフットレストを採用しています。

観光スポットのリサーチやPC作業に最適なコンセント・USBを完備。タッチパネル式の液晶モニターでフライト時間にオーディオやビデオが楽しめます。

プライベートオフィスやホテルのラウンジのような快適でくつろげる空間をコンセプトにしており、長く感じるフライトもあっという間です。

また、ペット同伴で搭乗できるサービス「FLY WITH PET！」も人気の理由のひとつです。

出発前は何かと慌ただしくなりますがターミナルの場所とフライト情報の2つを必ず確認しておきましょう。

羽田空港の国内線は第1ターミナル・第2ターミナルに分かれており、航空会社や便によって場所が異なります。

福岡空港行きに関しては、第1ターミナルを利用する航空会社は、JAL、スカイマーク、スターフライヤーの3社で、第2ターミナルを利用するのは、ANAのみとなっています。

各ターミナル間は離れており、無料連絡バスか地下連絡通路での移動となります。

場所を間違えて時間を無駄にしないよう、各航空会社のターミナルをしっかり確認しておきましょう。

その日のフライト情報は、羽田空港国内線旅客ターミナルのWEBサイトで確認することができます。

欠航や運休、遅延といった情報に加え、搭乗手続き中や搭乗中のフライトも確認することが可能です。

特に台風や大雪などの天候が悪い日は、前の便のフライト状況も含めて、早めに確認しておきましょう。

羽田-福岡間は、観光から出張、帰省まで多くの人が利用します。

各航空会社がしのぎを削る人気の路線は、各航空会社の個性を味わえます。

「便数があり過ぎて選び方が分からない」というときは、料金・サービス面など、優先事項を考えて納得のいく航空券選びで快適な空の旅を楽しみましょう！