羽田空港から釧路空港への移動まとめ。運航スケジュールに注意しよう

羽田空港から釧路空港は、直線距離にしておよそ900km、フライト所要時間およそ1時間30分の距離にあります。

機上の時間と前後のスケジュールとを照らし合わせた上で、無理なく移動のできる便を選びましょう。

日本国内には数多くの航空会社が存在していますが、各航空会社によって運航している路線は違います。

羽田空港から釧路空港間は、『JAL』『ANA』『エアドゥ』の3社によって運航され、それぞれの1日あたりの片道運航便数はJALが3便、ANAが1便、ANAとエアドゥのコードシェア便が2便となっています。

7時台の始発便から17時台の最終便まで日中の移動に便利な運航ダイヤとなっていますが、13時～15時台の運航はないので注意が必要です。

北海道には、国内線最大便数を誇る『新千歳空港』をはじめ、大小合わせて12もの空港が点在しています。

その中には、新千歳空港や釧路空港のような複数の航空会社が乗り入れる空港がある一方で、稚内空港やオホーツク紋別空港のように1社のみで運航されている路線もあります。

道内の周遊を計画しているのであれば、それら各空港間を乗り継いでゆく移動手段も検討してみましょう。ルート選択によっては、乗り継ぎによって時間のロスを防ぎ、宿泊日数が減るなど、結果としてコストを抑えることも可能です。

また、道内に充実した路線網を持つANA便には、『特定便乗継割引』という、乗り継ぎをすることで運賃が割引きとなるプランも用意されています。上手く利用してよりお得な空の旅を楽しみましょう。

フライトを選ぶ際には、前後の予定に見合った時刻に利用できる便があるかどうかも大切なポイントです。まずは運航便数とフライト時刻、お得な予約方法などを知りましょう。

羽田空港から釧路空港行の便は、1日あたり10本以下とそれほど多くありません。

また、始発便が7時45分発-9時20分着のANA・エアドゥによるコードシェア便、最終便が17時50分発-19時25分着のJAL便と、日中の運航がメインという特徴があります。

羽田空港から釧路空港間の運賃は、時期によって変動するものの、大人1名あたりの往復普通運賃がJAL・ANAで4万1590円。エアドゥで3万4790円となり、エアドゥが6800円ほどお得です。

早期購入割引を利用した場合、28日前までの予約でJAL・ANAが1万2390円、エアドゥが1万2090円となり、エアドゥがもっとも安値となっています。（※2018年10月時点）

なお、コストを抑えることを優先した場合、まずLCCを検討するという人も多いでしょう。しかし、羽田空港から釧路空港を結ぶLCCの便はありません。また、LCCの発着が多い近郊の成田空港からも釧路空港行の直行便の運航はないので、東京から釧路へ向かう場合は、羽田空港を利用しましょう。

飛行機の運賃は、同じ日内であっても時間帯によって大きく変動します。

一般的に、人の移動が活発な昼前後の時間帯に比べ、早朝・夕方の便は4000円～6000円程度お得に設定されています。コスト重視の旅行予定であれば、早朝・夕方の便を選ぶようにすると良いでしょう。

フライトを計画するにあたっては、到着地の情報収集も忘れてはならない大切なポイントです。現地での移動方法や注意点を、前もって整理しておきましょう。

釧路は『日本のロンドン』との異名を持つほどに霧の発生率が高く、国内随一の霧の町として知られています。また、日照時間は多めですが、日本海側ほどではないにせよ冬季には低気圧による降雪があり、大雪になることもあります。

霧や雪を含む天候不良や災害などによって運航に影響が出ることも考えられるため、搭乗前には発着地の運航状況をこまめにチェックしておきましょう。

羽田空港フライト情報：https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/flight/

釧路空港運航状況：https://www.kushiro-airport.co.jp/flight_arr.html

現地での行動をスムーズにするためにも、釧路空港到着後の移動についてあらかじめ確認しておきましょう。

釧路空港から市街地への移動には、すべての到着便に接続されている連絡バスの利用が便利です。便の到着から15～20分での発車となるため、時間のロスなく効率的な移動が可能です。

釧路空港から『釧路駅前（札幌銀行前）』まで片道およそ45分、運賃は940円です。空港内の自動券売機で乗車券を購入します。

羽田空港から釧路空港へのフライトを検討する際は、運航便数や運賃などの基本情報のほか、天候不順による遅延・運休も考慮して余裕をもったプランを練る必要があります。

必要な情報を整理して、充実した空の旅を楽しんでくださいね。