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大阪(伊丹)空港の発着状況まとめ。便利なのに利用時間が短い理由は?

大阪(伊丹)空港の発着状況まとめ。便利なのに利用時間が短い理由は?

大阪(伊丹)空港には、どのくらいの飛行機が発着しているのでしょうか。フライト回数や運航している航空会社を紹介します。また、近くにある関西国際空港との使い分けのポイントや、大阪(伊丹)空港の課題、周辺空港との関係も合わせてまとめました。

この記事は2018年11月01日時点の情報をもとに執筆しています。

伊丹空港の発着状況

大阪と兵庫にまたがる伊丹空港は、国内線を利用する観光客やビジネス利用の顧客でにぎわっています。伊丹空港では、どのくらいのフライトがあるのでしょうか。1日あたりの発着回数や、利用できる航空会社の種類など見てみましょう。

伊丹空港の発着状況

1日あたりの発着回数は370回

伊丹空港は、7~21時まで飛行機が発着しています。1日あたりの発着回数は370回で、1時間あたり約26回飛行機が発着している計算です。休みなく稼動しており、年間ではおよそ13万5000回となります。

他の空港と比較してみると、羽田空港は1時間あたり約80回です。関西国際空港は深夜も運航しており、2018年6月の発表では、1日あたり500回以上の便が発着しています。

伊丹空港は、国際線の運航がないため国際線が発着する空港よりも回数自体は少なめですが、行き先の選択が少ない分、時間帯の選択肢が少ないわけではありません。

航空会社はJAL、ANAなど4社

伊丹空港で利用できる航空会社は、全部で4社です。JALとANAはフライト回数も多く、さまざまな空港へ移動できます。地方都市へ向かう場合は、IBEXと天草エアラインが利用可能です。

IBEXは仙台や福島、新潟空港などに発着しており、1日のフライトは10便前後と地方都市へ行く場合は利用する機会も多いでしょう。天草エアラインは、天草空港と熊本空港へ移動でき、1日のフライトは2~3便と少ないことが特徴です。

1日370回の発着回数のうちほとんどはJALとANAが占めているため、伊丹空港を利用する場合は、大半がJALまたはANA便となるでしょう。

伊丹空港からは、国内のほとんどのエリアに飛行機が飛んでいます。北海道の新千歳空港から、東北や関東に向かう便も多く、四国や中国、九州、沖縄まで移動が可能です。

伊丹空港と関西国際空港の使い分けポイント

比較的近くにある関西国際空港は、伊丹空港と使い分けができます。就航している飛行機の行き先や、航空会社も異なるため目的によって利用する空港を変えてみましょう。

伊丹空港の特徴や、どのようなケースで関西国際空港を利用すれば良いのか、以下にまとめました。

伊丹空港と関西国際空港の使い分けポイント

伊丹空港は国際線の運航はない

伊丹空港の主な特徴は、運航している便がすべて国内線となっていることです。一時的に国際線の受け入れをしたケースはありますが、臨時便であり災害などの特殊な事情でなければ国内線のみの運航となっています。

日本国内へ移動したい場合は伊丹空港が適していますが、国際線を利用する場合は関西国際空港を選びましょう。関西国際空港は国内線よりも国際線のフライト数が多いのが特徴です。

2018年6月のフライト数は、国際線が1万2000回ですが、国内線は約4000と少なくなっています。伊丹空港の国内線は月間発着回数が1万回を超えるため、国内線の選択肢を増やすなら伊丹空港がおすすめです。

LCCに乗るなら関西国際空港

関西国際空港のもう1つの特徴は、多様なLCCが就航していることです。伊丹空港ではLCCの発着はありません。LCCの主な特徴は、航空チケット代金が安く設定されていることです。

サービス面では、JALやANAなどの航空会社と差がありますが、コストをかけたくない方に向いています。LCCでチケットを手配した場合、格安で国内や海外に移動が可能です。

jALやANAなども早期割引などを設けていますが、LCCで早めに予約をした方がコストは下がります。ただし、LCCは手荷物を預けるのに料金がかかったり、シートピッチが狭かったり、さらにキャンセル不可、フライト変更ができないなどデメリットもあるため、注意が必要です。

アクセスの良い伊丹空港活用の課題

関西には3つの空港があります。伊丹空港の他に関西国際空港と神戸空港が、関西方面で利用できる空港です。関西国際空港と神戸空港は、伊丹空港の処理能力が限界に達したことから、利用者の要望を叶えるために作られました。

3つの空港ができたことにより、現在はそれぞれの役割を分けることで成り立っています。しかし、役割分担によって伊丹空港には課題も出てきました。

アクセスの良い伊丹空港活用の課題

発着枠がほぼ満杯

伊丹空港は関西国際空港よりも乗客数が少ないものの、国内線に限ると国内5位の乗客数を誇ります。そのため、発着枠はほぼ100%です。利用者と飛行機の発着回数がかみ合っておらず、ほぼ限界の数値に達しています。

神戸空港も同様で発着枠が100%となっており、どちらもこれ以上の処理能力は期待できません。関西国際空港は空港利用率が6割程度と低くなっていますが、国内線を使う乗客が少ないことがその理由です。

発着便数を増やすには問題も

伊丹空港は、周辺都市からのアクセスが便利な分、発着便を増やすには問題も出てきます。周辺に住宅街が多く、騒音などの問題が発生するためです。1時間あたりの発着回数を多くするとそれだけ飛行機の数も多くなり、騒音につながります。

また、時間に関しても制限があります。夜間や早朝の騒音は、住宅街からのクレームにつながるため、これ以上発着便数を増やすのが難しいというのが現状です。

最終便が早いのは発着制限が理由

やや都市部から離れている関西国際空港は、深夜や早朝のフライトができますが、伊丹空港では騒音対策や周辺環境への配慮から発着制限が設けられています。

最終便が20時ごろと早くなっているのは、発着制限が理由です。

まとめ

伊丹空港の発着数は、1日約370回です。発着制限や時間の関係などもあり、近くにある関西国際空港よりも少なくなっています。

アクセスが良い分住宅街なども近く、騒音対策や周辺環境に気を使う必要があるためです。国際線やLCCは就航していないため、外国へのアクセスや格安チケットを取得したい時は、関西国際空港の利用を検討しましょう。
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