伊丹空港から大分空港へ移動方法まとめ。早めの計画でお得に旅行

伊丹空港から大分空港まで、飛行機を利用した場合の所要時間は約1時間です。

『大分空港』は大分県北東部・国東（くにさき）市にある空港で、大分市街からは約50km離れています。国東半島沿岸部を埋め立てて造成されたため滑走路は海に突き出しており、飛行機は海を間近に臨みながら発着を行います。

大分空港はコンディションのよい3000mもの滑走路を持ちながら、発着便数の少ない空港です。そのため現役空港であるにもかかわらず、滑走路では頻繁に実機搭乗訓練が行われています。

タイミングが合えば、航空大学校やその他航空会社の『タッチアンドゴー』を見ることができるかもしれません。

伊丹空港から大分空港へのフライトをみてみましょう。

大分空港に国内線を乗り入れているのは、羽田・成田（東京）、伊丹（大阪）、中部（名古屋）の4空港のみです。

つまり関西方面から大分空港へ向かうには、伊丹空港のみということになります。

伊丹空港から大分空港に乗り入れているのは、『JAL』『ANA』『IBEX（アイベックス）』の3社です。ANA・JALがそれぞれ3便、ANAとIBEXのコードシェア便が1便の計7便となります。（※2018年10月時点）

『IBEX』は、仙台空港と伊丹空港を拠点に運航する地域航空会社です。ANAとのコードシェア便ではIBEXのサービスや機材が使用されますが、サービスは大手とほぼ変わりないので、安心してください。

ANAのマイルを貯めたい人はIBEX便名ではなく、ANA便名で予約しましょう。

伊丹空港から大分空港までは、大手航空会社の運航便しかありません。なるべくコストを抑えて移動するにはどうすればよいのでしょうか？

JALには『先得』、ANAには『SUPER VALUE』と呼ばれる早割プランが用意されています。このプランを利用すれば、JALなら28日前、ANAなら21日前までなら、安くチケットを購入することが可能です。

75日前の早割を使ってチケットを購入すると、JALなら2万1860円が6300円に、ANAなら2万760円が6560円にまでおさえることが可能です。

また、IBEXの早割は45日前までの『IBEX45』と28日前までの『IBEX28』があります。いずれも搭乗日62日前から購入可能で、IBEX45を利用した場合、2万3360円が1万2960円となります。

早く予約・購入するほど航空運賃を安く抑えることができますが、いずれの航空会社も、予約後の変更は認められていません。チケット購入は旅程が確定したタイミングで行いましょう。

また、運賃はシーズンによって変動します。搭乗予定が決まったら、各会社の公式WEBサイトで料金を確認するようにしましょう。

関西空港から福岡空港に乗り入れている『ピーチ航空』と『ジェットスター』なら、搭乗直前でも、チケット価格は4000～6000円程度とかなり安くなります。さらに、福岡から大分市まではバスを利用するとお得です。

福岡空港に到着したら、まずは博多駅にある『博多バスターミナル』に向かいます。そこから高速バス『とよのくに号』に乗れば、2時間50分ほどで大分市街に到着します。

料金は大人1人3190円ですから、航空運賃や地下鉄代を合わせてもトータルの交通費は1万円程度です。

ただし、搭乗・降機手続き、移動時間などの所要時間をトータルすると、直行便利用時の倍以上の時間が必要です。旅程や旅の目的などを考慮して選択しましょう。

伊丹空港内のレイアウトやチェックイン場所、さらに大分空港から市街地までのアクセス方法などは事前に確認しておくと便利です。

旅行当日の移動をスムーズに行うためにも、情報を整理しておきましょう。

伊丹空港では、利用する航空会社によってターミナル場所が異なるので注意しましょう。JALなら『北ターミナル』、ANAとIBEXは『南ターミナル』でチェックイン手続きを行います。

どちらの場合も手続き終了後は2階出発ロビーに上がり、搭乗時間まで待機します。

大分空港は周辺に電車駅がなく、最寄り駅となる『杵築駅』まではバスやタクシーを利用しても30分～40分かかります。

そのため、大分市街への移動は『空港特急バスエアライナー』が便利です。バス乗り場は到着ロビーを出て左手にあり、大分市街へ向かうなら1番乗り場に向かいます。所要時間は、大分駅まで約1時間、料金は大人1人1550円です。

このほかタクシーを利用できますが、所要時間はバスとさほど変わりませんが、料金は約1万4000円かかります。

バスが利用できるなら、バスでの移動がベストでしょう。

伊丹空港から大分空港までは、ANA・JAL・IBEX便が運航中です。午前から夕方まで運航しています。

また。移動費を安く抑えたい人は福岡経由でバスを利用するという方法もあります。ただし所要時間が多くかかるため、旅程に余裕がある人にはおすすめです。

事前に空港やアクセス情報はきちんと頭に入れておき、大分までを快適に移動しましょう。