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羽田空港から新千歳空港に。今回の札幌旅行は二人にとって想い出の場所を巡る旅

羽田空港から新千歳空港に。今回の札幌旅行は二人にとって想い出の場所を巡る旅

結婚して5年が経ちました。二人だけの家庭も落ち着いて来たことから、そろそろ子供が欲しいと考えるようになりました。そこで二人で考えたのが、子供が出来る前に二人で出会いの場でもあったニセコへの旅をすることにしたのです。 旅の始まりは、今年7月の初めからです。この時期、北海道はとても気候が良く、旅行には絶好と聞いていたのですが、何故か今年は天候不順で雨が多く、心配しながらの出発でした。主な目的地は、登別温泉から洞爺湖を周り、ニセコ・積丹、そして小樽市内の観光としました。小樽を最後にしたのは、二人が良く通ったスキー場キロロがあり、想い出が一番詰まった街だからです。 旅行当日は平日でもあり、予約したエアドゥ(AIR DO)の札幌新千歳空港行きは、8割ほどの混雑でした。出発地の羽田空港も着いた新千歳空港も、利用客で混雑しています。旅行に出る人と仕事で利用する人の多さに、改めて感心させられました。

この記事は2018年10月15日時点の情報をもとに執筆しています。

高速道路を使わずに一般道で登別温泉へ

空港近くでレンタカーを借り、イザ、出発となりました。多くの人は、登別温泉に向かうには高速道路を利用するのですが、そこは元道民と言うこともあり、一般道を利用して行くことしました。まずは、支笏湖方面へ向かいます。千歳市内を抜けると、静かな一本道が続くことになります。

両側には白樺林が並び、北海道の自然を感じることになります。支笏湖観光が目的ではないため、道路の右手にわずかに見える湖面を楽しみながらのドライブです。峠を越えると、運転疲れも出て来たこともあり、ドライブインで休憩です。とても広いドライブインで、車は何十台と言う所ではありません。山の中でも北海道の広さを、痛感させてくれるものでした。

ドライブを続け、温泉が近くなった所にオロフレ峠の出現です。かなり急こう配な道路で、神経を使いながらの運転です。脇見をしたくなる場所もあるのですが、じっと我慢の運転を終えると、そこは登別温泉でした。硫黄の臭いが、とてもきつい温泉です。夕方が迫っていたこともあり、地獄谷見物は明日にして、そのまま温泉ホテルへと向かいました。

今日、宿泊するホテルは、中規模のホテルですが、部屋食が美味しいと勧められて決めた所です。登別温泉はお風呂の数がたくさんあるとか、とても広いお風呂で有名ですが。ここのお風呂の大きさはホテル同様に中規模でしたが十分に堪能できるものでした。そして夕食も部屋で摂ることが出来、落ち着いた夜を過ごすことが出来ました。

登別温泉を楽しみその後は一路ニセコへ

登別温泉を後に向かったのが、クマ牧場です。この温泉の名物と言っても良い場所で、ロープウェイを使っての山の上にあります。そこにクマがいっぱいいるのですが、どうしてたくさんのクマをここまで運ぶことが出来たのか、考えると当時の人たちは相当苦労をしたのではないかと二人で想像したものです。

クマも賢い動物なのでしょう、餌をくれる人が判るのでしょうか、餌をよこせと言って来るのでした。しかし、もっと賢いクマは、その落ちこぼれを上手に取るのですから、動物の世界も生存競争が激しいものとおかしくなりました。その後は、地獄谷の見物ですが、硫黄の臭いが相変わらずきつく、30分程度で退散です。そして今日の目的地でもあり、想い出の場所でもあるニセコを出発です。途中洞爺湖を通り抜け、ここの本店があるお菓子屋さんで名物の芋菓子をお土産用にとたくさん買いました。

洞爺湖を抜けると、今までとは違う平坦な道路が続くことになりました。着いたのが真狩村で、羊蹄山が正面にそびえたち、その雄大さには何度見ても、驚かされるものです。この真狩村を有名にしたのは、あの演歌歌手である細川たかしさんです。記念館のようなものがあると言われましたが、時間もなく街はずれにある美味しいお蕎麦を食しました。

そして、のんびりドライブを続けると、ニセコの街が見えて来ます。ちょっと道の駅に寄り道です。この道の駅は、近所の農家の人達が作った野菜や果物を販売することで有名です。とても美味しくて有名なことから、昼すぎには売り切れが続出するとのことでした。休憩も終わり、一路ニセコの宿へ向かいました。

ニセコ、積丹を巡るドライブです

ニセコヒラフスキー場が、二人の出会いの場でした。普通なら男の私が先生で、彼女が生徒と言うのが一般的な話と言われるのでしょうが、二人の場合は全く逆でした。彼女が指導員で、私は超が付くほどの初心者でした。その彼女に好かれたく、一生懸命スキーに通い、一シーズンで2級の資格を取り、翌年には1級の資格を取ることも出来ました。

これも彼女の指導があったからこそ出来たことで感謝していますが、彼女と少しでも一緒にいる時間が欲しく頑張った末の結果となりました。露天風呂付の宿で、お風呂から見える羊蹄山は、また格別な気持ちになるものです。そしてもっと驚いたのが、ヒラフゲレンデの周辺が見事に開発されていることでした。大きなマンションやホテルなどがたくさんあり、外国人の多さにもびっくりさせられました。

季節は夏ですから、スキーを楽しむことなく、懐かしい場所をのんびり散策して楽しみました。翌日は、積丹半島を一周するドライブから、途中でウニ丼を食べることが目的でした。旬のウニ丼はとても美味しく、お腹いっぱいウニを食べることも出来ました。積丹ブルーと言われる海は、何年経っても変わることなく、澄んだ綺麗さを保っていてくれたことも、とても嬉しく感じたものです。

小樽、札幌市内の観光です

旅も終わりに近づきました。残る目的地は、小樽観光と札幌市内へ戻ることです。その前に、二人が一番スキーに通ったキロロへ寄ってみました。冬には、雪が多く、吹雪の日も多く、ゴンドラも止まることが多かったスキー場ですが、大好きなスキー場でした。子供が出来たあかつきには、三人でスキーに来ることを決めて、小樽市内へ向かいました。

小樽市内は、観光客で溢れかえっていました。運河見物やオルゴール館、ガラス館などの散策をすると、既に夜も更けていました。今夜の食事は、当然寿司となっています。ちょっと金額は高いかなと感じるのですが、観光地でもあり、納得の美味しさが許してくれるものでした。そして最後は、札幌市内です。元、地元と言うこともあり、住み慣れた街ですが、10年も離れると大きく変わっているのです。夜の食事は、当然ジンギスカンでビール館での堪能できました。

東京のジンギスカンとは、比べものにならないくらい、美味しく感じるのは環境の違いなのでしょうか。新しく出来た地下街を歩き、デパートを散歩しながら、お土産を買いまくりました。新千歳空港に着いたのは、夕方です。久しぶりの北海道を十分に楽しむことが出来ました。

まとめ

北海道は、景気が悪いと聞いていたのですが、旅行で回った地域はどこも活気があふれていました。特にニセコと言われる倶知安町は、土地も高騰していると言うことで、他の地域とは違う様相を見せてくれていました。夏にスキー場巡りでしたが、想い出がいっぱい詰まっており、懐かしさを感じる最高の旅行が出来ました。
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