飛行機・電車・車・バスどれが便利？新千歳空港から函館への行き方を比較！

新千歳空港から函館まで移動する場合、どのような方法があるでしょうか？各交通手段の所要時間も併せて見ていきましょう。

新千歳空港から函館へのアクセスで最も早いのはANAの直行便。所要時間は40分弱で、料金は1万～2万円以内です。

2022年12月時点では札幌-函館は11時台と17時台、函館-札幌は12時台と19時台の2便ずつが運航しています。

料金が高くても「とにかく早く着きたい！」という人は飛行機の直行便を利用しましょう！

電車で函館へ向かう場合、所要時間は新千歳空港から函館まで、乗り換えを含めて約3時間半です。

まず、新千歳空港から出ている『JR千歳線快速エアポート』で『南千歳』まで向かいます。乗車時間は3分。運賃は220円ですが、指定席の場合は追加で840円かかります。

そこから『JR千歳線特急スーパー北斗』に乗り、函館へ向かいます。乗車時間は3時間15分ほど。運賃は5,610円で、ほかにも座席別に別途料金がかかります。それぞれ自由席2,420円、指定席2,950円、グリーン席は6,610円です。

バスでの移動は6時間ほどかかります。

札幌方面へ向かうバスは、国内線ターミナルの場合、乗降所番号14または22のどちらか、国際線ターミナルの場合は65番から乗車します。各乗降所から「札幌都心（福住駅経由）」または『札幌都心直行便』に乗りましょう。

「札幌駅前」の停留所で下車後、東急前3番のりばから『高速バス高速はこだて号函館行』に乗って「函館駅前」に向かいます。料金は合わせて5,900円、所要時間は6時間ほどとちょっぴり長め。

新千歳空港から函館までは280km以上の距離があるのでタクシーだと8万円以上になってしまうのでおすすめではありません。

北海道あるあるで旅行前に地図で見たら近そうだったが実際に距離を調べてみたらかなり遠かった。ということがあります。280kmは東京-名古屋間よりも長い距離なので、旅程を組むときは事前に距離や移動時間を調べましょう！

では、紹介した4つの移動主担の料金を比較していきましょう。

タクシーはおすすめできないので、残りの3つを安い順に並べるとバス・電車・飛行機です。

バスは5000～6000円、電車は7000～8000円で飛行機の場合はおおよそ1万円以上です。

バスが1番安いですが所要時間は6時間を超えるので、ゆっくり観光したい方や時間をかけても旅費を抑えたい方にはおすすめ！

一番早い飛行機でもオトクな割引を利用することによって1万円以下で乗ることも可能です。

例えば、ANAには7日前、45日前、75日前と事前の予約でオトクに航空券が購入できる早期予約割引「ANA SUPER VALUE」があります。

2022年12月時点では75日前割引を利用する新千歳-函館間が7,000円以下で購入可能！かなりオトクですね！

ただしANA SUPER VALUEは予約の変更などができないため注意が必要。事前に予定が決まっている方にはおすすめです！

新千歳空港の周辺には、レンタカー会社の営業所がいくつもあるので、レンタカーの手配も可能です。高速道路を使うルートなら、3時間45分ほどで函館に着きます。

空港から約10分のところに「新千歳空港IC」があり、そこから道央道に乗り「黒松内JCT」で降ります。そして北海道道149号線と大沼国道を使って函館へ向かいます。高速料金は5430円、走行距離は約273kmです。

いろいろな名所を見てまわりたい人は、一般道で函館へ向かうのもおすすめ！有名観光地の洞爺湖（とうやこ）や長万部（おしゃまんべ）に立ち寄ることもできます。

一般道で向かう場合は国道36号を走ります。支笏湖（しこつこ）湖畔・洞爺湖湖畔を抜け、函館へ向かいます。一般道の方が、函館まで大回りする高速よりも、距離は短く258kmほどです。

途中、新千歳空港から車で90ほど分走ったところに『洞爺湖』があります。美しい湖だけではなく、火山や温泉・地元のグルメも堪能できる人気のエリアで、道内屈指のリゾート地でもあります。

『長万部』も新千歳空港から函館に向かうまでの道中にあります。長万部には「ホタルの里」「秘境の小幌（こぼろ）」ワイングラス型の漁港「静狩（しずかり）」などの観光スポットがあり、特産品も販売されているのでお土産を買うのにもピッタリです！

新千歳空港から函館まで、飛行機・電車・車・バスの移動手段がありますが、運賃や所要時間には大きな差があります。

早割を使って飛行機で。レンタカーで気ままにゆったりと。目的や日程に合った移動方法で旅を楽しみましょう！