新千歳空港に直結で便利！電車で新千歳空港駅に行くメリットと注意点まとめ

JR北海道の駅である新千歳空港駅は、JR快速エアポートの始発駅です。
日中は15分間隔で運行しているため、ホームには常に電車が待機しています。

新千歳空港駅を利用するメリットは以下の4つです。

①札幌・小樽まで直通

JR快速エアポートは札幌と小樽を直通で結ぶ唯一の電車。
札幌まで「最短37分」と、最も速く楽な移動手段です。

たとえば、札幌駅までバスを利用した場合、1時間15分ほどかかります。
渋滞で遅延することも多いため、最速で札幌に行くには電車が最も良い方法といえます。

JR快速エアポートを利用した場合の料金

• 札幌駅まで：1,150円
• 小樽駅まで：1,910円

また、札幌まで空港連絡バスを利用した場合だと片道約1,100円です。料金はほぼ変わりないものの、時間は倍必要となります。
小樽の場合は直通のバスがなく、札幌で小樽行きの高速バスに乗り換える必要があります。
料金を考えても新千歳空港から小樽への移動は電車一択といえます。

②地下の駅からそのまま空港に行ける

新千歳空港駅は地下1階に位置しており、雨風を受けずに空港から移動ができます。
雪に慣れていない方や、荷物が多い方は歩きやすいのが魅力です。

③車移動にはない定時性

バスやレンタカー、タクシーは道路状況によって時間が大きく変動します。
札幌へ行く場合、電車と比較すると1時間以上の差が生じることも珍しくありません。

電車であれば大きなトラブルが起きない限り定時運行するのが最大の魅力です。

④指定席が取れる

JR快速エアポートは、840円追加すると指定席（Uシート）を購入できます。
夏休みなどの繁忙期はスーツケースを持った乗客が多く利用するため、かなりの混雑が予想されます。

指定席を取れば、特急列車のシートに座れるほか、専用の荷物置き場も完備されているので、ゆったりと移動できます。

ただし、指定席は全6両の1両のみなので、なるべく早めに予約しましょう。

新千歳空港から札幌方面に出発するまたは、逆に新千歳空港へ向かう場合、次のような注意点があります。
意外と感じるような盲点もあるので、旅行前に知っておくと役に立つはずです。

時間帯によっては混雑する

新千歳空港から札幌、小樽までは沿線住民の方の大切な移動手段です。
そのため、通勤通学の時間帯は空港利用者も加わって混雑することがあります。

フライトの到着時間によっては、混雑する時間帯をどうしても避けられない場合もあります。そういった時はなるべく指定席を取ることを心掛けましょう。

荷物を持って移動する必要がある

当然のことながら、電車移動の場合はスーツケースを持って移動しなければなりません。
駅からホテルまで距離がある場合や、冬場の慣れない雪道を歩くのは思った以上に大変に感じるかもしれません。
また、札幌市内のホテルに宿泊する場合、有名なホテルは空港連絡バスの停留所になっているため電車よりもバスの方が便利になることもあります。

スーツケースを持って歩くことなく空港からホテルに直行できるのはバスならではのメリット。

慣れない土地の電車移動は思いのほか歩くものなので、荷物が多い場合や天候によっては電車よりもバスを利用するのもありです。

新千歳空港駅からの電車移動について紹介しました。
新千歳空港から札幌、小樽へ最短で移動するなら、やはり電車に軍配が上がります。

しかし、電車よりも時間がかかるものの、ホテルに直行できるバスならではの利便性があるのも確かです。
電車かバスか悩んだ場合は、宿泊予定のホテル、土地勘の有無、季節と気候によって使い分けるのがおすすめです。