新千歳（札幌）空港から長崎空港へ行く方法とは？気になる運賃を比較してお得に旅行しよう

新千歳空港から長崎空港への直行便を運行している航空会社は現在のところ1社も存在しません。そのため、どの航空会社でも乗り継ぎが必要となっています。
新千歳空港から乗り継ぎ便で長崎空港へ向かう場合、次のようなルートが考えられます。

・新千歳→羽田→長崎
・新千歳→成田→長崎
・新千歳→大阪（関西）→長崎
・新千歳→大阪（伊丹）→長崎
・新千歳→神戸→長崎
・新千歳→名古屋（中部）→長崎

このように複数のルートがあるので、フライト時刻や利便性、料金などの条件で好みのルートを選択しましょう。

まず、新千歳空港から乗り継ぎ空港になる6空港へは、次の航空会社が運行しています。
羽田空港行き　ANA・JAL・エアドゥ・スカイマーク
成田空港行き　ANA・ジェットスター・スプリングジャパン
関西国際空港行き　ANA・JAL・ジェットスター・ピーチ
伊丹空港行き　ANA・JAL
中部国際空港行き　ANA・JAL・エアドゥ・スカイマーク・ピーチ

そして、各乗り継ぎ空港から長崎空港行きのフライトを運行する航空会社は次の通りです。
羽田空港発　ANA・JAL・ソラシドエア
成田空港発　ジェットスター・ピーチ
関西国際空港発　ピーチ
伊丹空港発　ANA・JAL
神戸空港　スカイマーク
中部国際空港発　ANA

長崎空港への航空会社は王道のANAとJALに加え、代表的なLCCも長崎行の便に参入しています。航空便を予約する際に気になるのが、両者の料金の違いです。
そこで、土曜日に出発した場合の料金を例にして、ANA、JAL、ジェットスタージャパンで、同じ航空会社内で乗り継ぎした場合の料金を比較してみます。

＜ANA＞
・羽田経由で約60,000円
・伊丹経由で約52,000円
・名古屋経由で約48,000円
＜JAL＞
・羽田経由で約95,000円
・伊丹経由で約90,000円
＜ジェットスター＞
・成田経由で約26,000円

※2023年3月記事執筆時点

このように、ANAとJAL、LCCのジェットスターでは、およそ2倍以上の料金の差が生じます。ANAとJALを利用するのであれば、LCCを組み合わせて予約することをおすすめします。

何よりも運賃の安さがLCCのメリットですが、LCCならではの注意点があります。特に、LCCを初めて利用する際は、事前に知っておくことが大切です。

ANAとJALでは運賃に含まれる「手荷物の預け入れ、座席指定、空港使用料」が、「LCCでは追加料金」という形で発生するのが一般的です。運賃そのものは安くても、これらを加えると1,000円以上は高くなるので注意しましょう。

ANA・JALと比較すると、LCCは便数が1日2~3往復と少ないため、乗り継ぎが上手くいかない可能性も考えられます。特に、長崎空港行の便数はさらに少ない可能性があるので、長崎行きはANAかJALを利用することをおすすめします。

乗り継ぎが基本の新千歳空港から長崎空港行きの航空券を予約するためには、各航空会社をそれぞれ予約することも1つの方法です。
各航空会社では、早めの予約でお得になる運賃や、バーゲンセールを定期的に行っています。それを利用すると、乗り継ぎでもお得に予約することができます。

しかし、その作業はかなりの手間になるので、乗り継ぎ便も一緒に予約できる「航空券予約サイト」の利用もおすすめです。
予約サイトなら1つのサイトから料金比較もできるので、航空券の検索に費やす時間を大幅に削減することができます。
加えて、航空券予約サイトを利用すると、検索時での「最安値」の航空券を探すことができるので、よりお得にチケットを予約できます。

また、乗り継ぎには時間の余裕が必要ですが、その時間を含めた最適なフライトスケジュールを立ててくれるのも大きなメリットです。最安値の空港券を見つけたいなら専用の予約サイトを上手に活用しましょう。

新千歳空港から長崎空港へ行き方について、解説しました。直行便がないのは少々不便に感じるかもしれませんが、長崎旅行への楽しみはより一層増すことでしょう。
ANAとJAL、LCCを上手に使い分けることで、よりお得な運賃で行くことも可能です。しかし、航空券の運賃は空席と連動しているため、搭乗日が近付くに連れて運賃が値上がりします。
お得に長崎へ行きたいのであれば、早め早めの予約を心がけましょう。