車を空港に停めても大丈夫？福岡空港国際線駐車場について

福岡空港に車を停める場合、選択肢は空港設営駐車場と近隣民間駐車場の二つあります。それぞれでメリット・デメリットがありますから、それぞれ詳しく見ていきましょう。

空港設営駐車場
福岡空港が管理している駐車場です。国際線ターミナル駐車場と国内線ターミナル駐車場に設けられており、それぞれで収容台数や利用料金が多少異なります。空港設営駐車場は幅広いだけではなく、空港乗り口まで距離的に近いのも利点です。しかし、料金的には近隣民間駐車場よりもはるかに高くなっています。

どの車種であれ30分以内の利用であれば無料ですが、以後は1時間ごとに数百円単位で費用が掛かります。また、近隣民間駐車場だと利用できるような長期利用時の割引サービスなどもありません。そのため、基本的に空港設営駐車場は短期間の利用に限られるでしょう。日帰り旅行や空港見学などの際には、空港設営駐車場がかなり便利となります。

民間設営駐車場
福岡空港周辺には民間設営駐車場が多数あります。料金的にも格安。一日千円程度の利用料で使えます。どれを利用してもいいですが、送迎サービスがないとターミナルまでかなり歩くことになるため、注意が必要です。駐車場からタクシーを利用すると、さらに値段もかかってくるでしょう。

長期利用時の割引サービスを実施しているところも多いですし、予約なども可能です。選択肢も多いためいろいろとえり好みすることもできます。このようにメリットが多くておすすめできますが、やはり民間設営駐車場はターミナルから距離があるのが最大の難点かもしれません。

1週間以上停めておくなら、近隣民間駐車場にしておくのがおすすめです。コスト的にかなり安く、長期利用時の割引サービスもありますよ。他に近隣民間駐車場は長期利用者が多いこともあり、防犯体制も整っています。

防犯体制は駐車場選びではかなり重要です。防犯体制がなっていない駐車場だと車上荒らしに遭うこともあります。福岡空港はあまり車上荒らしの被害も多くないですが、それでも気を付けておくに越したことはありません。

長期間駐車する際には用心も肝心です。なるべく自分で防犯対策もしておきましょう。例えば、セカンドキーを取り付けたり、車輪止めをしておくなどが挙げられます。旅行や出張から帰ってきた後、車両荒らしに遭った愛車を見るのは辛いものです。できることはしておきましょう。

他に車を停めるスポットも大事です。長い間同じ位置に停めておくとペイントが部分的にはがれてくることがあります。これを防ぐためには車両カバーを利用するのがおすすめです。車両カバーを利用する以外には、近隣民間駐車場が用意している車庫内に停めておくのもいいでしょう。

しかし、車庫を利用する場合には別途料金がかかることがあります。このように注意しておきたいことは多いですが、もしも車を空港に停めておくのが不安な場合には、空港まで車で行った後に代走業者にお願いして車を自宅までもっていってもらうということもできますよ。

長期的に車を停めておく際には停める駐車場の料金体系をしっかり確認しておいてください。停める期間が長引くと料金が一気に高くなるといった駐車場があるためです。旅行や出張から帰ってきて利用料金が払えないと警察沙汰になることも。他にもレッカー移動についても気を付けておきたいところです。

例えば長期利用の旨を告げずに長期間車を停めておくと、放置車両とみなされてレッカー移動されることがあります。実際、長期旅行後に帰ってきたら車がレッカー移動されていたというエピソードはかなり多いものです。これを防ぐためにも長期利用可能な近隣民間駐車場を選ぶとともにしっかり申告しておくのがおすすめです。

福岡空港の駐車場について解説しましたが、車を長期的に停める際には気を付けておきたいことも多いものです。旅行が思いがけず長引くということもありますから、なるべく利用料金が安めの駐車場を選んでおくとよいでしょう。福岡空港周辺の駐車場を比較できるWEBサイトも出ています。こうしたサイトを利用してみるのもおすすめです。