鹿児島空港から市内へのアクセス紹介。本数が多く安いバスがおすすめ

鹿児島空港は鹿児島県霧島市にあり、鹿児島市内からおよそ40km離れています。空港から市内を目指す場合のアクセス手段をみてみましょう。

鹿児島空港から鹿児島市内までは、『南国交通』と『鹿児島交通』の共同運行によるエアポートバスを利用できます。

バスは『鹿児島中央駅』や『天文館』といった市内の主要場所に向かいます。目的地までノンストップで運行する便と、『吉野』などを経由する経由便があるので、乗車の際は停車駅を確認しましょう。

南国交通公式サイト:http://nangoku-kotsu.com/ashuttle/kagoshima/
鹿児島交通公式サイト:https://www.iwasaki-corp.com/bus/airport/

電車で市内に向かう場合、最寄り駅は姶良市にあるJR日豊本線『加治木駅』となります。空港からは距離があるため、駅までは南国交通のバスを利用しましょう。この場合、所要時間はおよそ20分、運賃は350円です。

加治木駅から鹿児島市内の鹿児島中央駅まではおよそ25kmの距離があり、停車駅の少ない『特急きりしま』か、『鹿児島中央行普通列車』のどちらかに乗車します。

特急の方が停車駅は少なくスムーズに到着しますが、1時間に1本程度の運行のうえ、特急料金が必要です。

一方普通の場合は停車駅が増えるため、特急よりも10分程度余計に時間がかかります。

鹿児島中央駅まで乗車する場合、特急なら所要時間は25分程度で料金は980円、普通電車なら所要時間は35分程度で料金は480円です。タイミングやスケジュールに合わせて乗車する電車を選びましょう。

市内までタクシーで！と考えている人は『鹿児島交通』の『観光プラン』が便利です。定額の直行コースを利用すれば、50分ほどで市内に到着します。

市内までの利用料金はタクシーのサイズによって異なり、ジャンボ（9名乗り）は1万3000円、中型（4~5名）は1万円、小型（4名）は8500円が必要です。ただし料金には高速代等は含まれていないため、定額料金とは別に支払いましょう。

空港から市内まで直行するプランのほか、観光地をめぐるプランもあるので、観光しながら市内に向かうのもいいかもしれません。

公式サイト:http://www.hani.co.jp/kagoshimakotsutaxi/kankou_service/model2.html

徒歩圏内に駅がない鹿児島空港ではバスが最も効率が良く、コストも抑えることができます。鹿児島空港バス停8番乗り場からバスに乗り市内を目指しましょう。

鹿児島空港発着の市内行バスは本数が多く、経由便と直行便を合わせると10～20分に1本の割合で運行しています。所要時間は経由便の方が若干時間はかかりますが、どちらも中心部まで40~60分程度です。

直行便、経由便とも鹿児島中央駅や天文館には停車しますが、『市役所前』に停車するのは直行便のみ（一部時間帯停車せず）です。市役所前で降車予定の人は、経由便ではなく直行便を利用しましょう。

南国交通公式サイト:http://nangoku-kotsu.com/ashuttle/kagoshima/
鹿児島交通公式サイト:https://www.iwasaki-corp.com/bus/airport/

空港から市内まで向かった場合、どこで下車しても運賃は一律大人1,400円・小人700円となります。

市内のどこで下車するか決めていない人は、鹿児島一の繁華街『天文館前』バス停が便利です。市内各方面へのバス停だけではなく路面電車の駅もあるため、便利な旅の拠点となります。

また、周辺には商業施設やグルメも充実しているので、長い移動後に一息ついて、旅のプランを考えるのにもぴったりです！

鹿児島空港から市内までの運行情報は、『鹿児島空港連絡バス時刻表』で確認できます。時刻表は直行便・経由便に加え、市内から空港へ向かう便についても記載されています。

バスの発着時刻を確認しておけば旅の見通しが立てやすいので、ぜひ利用してみましょう。

バス時刻表:https://www.iwasaki-corp.com/bus/airport/

事前に市内行バス停までの順路を確認しておけば空港到着後の移動もスムーズです。鹿児島空港から市内行バス停まで、どのように動けば良いのでしょうか。

飛行機を降りて手荷物を受け取ったら、到着ロビー正面・3番出口を目指しましょう。出口を出て左に曲がり、1分ほど歩けば市内行が発着する8番乗り場に到着します。バスは事前清算制なので、乗車前に自動券売機で乗車券を購入しておきましょう。

バスの待ち時間にのんびりしたい人は、バス停前にある天然温泉『おやっとさぁ』で足湯を楽しむことができます。おやっとさぁとは鹿児島弁で『おつかれさま』という意味です。

施設の木材はすべて鹿児島産、温泉を注ぐ石山は霧島や桜島を象徴しているなど、温泉王国・鹿児島を象徴した温泉です。

席数は20席で、車椅子専用席も1席設けられています。また、300円で販売されているオリジナルタオルはちょっとしたおみやげとしても人気です！

・施設名：天然温泉足湯おやっとさぁ
・住所：鹿児島県霧島市溝辺町麓822（空港1F 前面通路 3番出入口横）
・営業時間：9:00～19:30（季節によって変動あり）
・公式サイト：https://www.koj-ab.co.jp/relax-and-enjoy/oyattosa.html

鹿児島空港から鹿児島市内までは40kmと遠く、移動にはバスが便利です。バス乗り場は比較的わかりやすい場所にあるうえ、運行便数も多いので、バス利用の不便を感じることはないですね。

バス乗車前にバス停そばの足湯で一息つけば旅行気分も盛り上ります！市内までスムーズに移動して、鹿児島旅行を楽しみましょう！