関西空港から成田空港への運航便。LCCのみでANAとJALはなし

関西の大阪には、大きな空港が2つあります。『伊丹空港』と『関西空港』です。

『伊丹空港』は、別名『大阪空港』とも呼ばれており、現在は日本の国内線の運航を主に行っています。

それに対し、『関西空港』は、日本を代表する国際拠点空港のうちの1つです。『関西空港』は、国際線・国内線ともに運航しており、24時間発着陸可能です。

『伊丹空港』と『関西空港』、そして神戸の『神戸空港』を合わせて、関西三空港と呼ばれています。

これから、『関西空港』から『成田空港』への運航便と時刻について紹介します。

『関西空港』から『成田空港』へのフライト所要時間は、1時間20～25分です。

『関西空港』から『成田空港』へ運航している航空会社は少なく、『ピーチ』と『ジェットスター』の2社のみです。

どちらも1日2～3便と運行本数少なめ

『ピーチ』は1日2本、『ジェットスター』は1日4本、合計1日6本と、運航している航空会社だけではなく、運行本数も少なめです。

2018年現在のフライトスケジュールを見てみると、始発は『ピーチ』で7時10分発、最終便は『ジェットスター』で20時40分発となっています。

フライト時刻は時期によって変動するので、搭乗予定が決まったら公式WEBサイトで確認しておきましょう。

公式HP：https://www.kansai-airport.or.jp/flight

『関西空港発・成田空港行き』のフライトに、日本の大手航空会社『ANA』と『JAL』の運航はありません。

『関西空港』から、東京へ向かうのに、『成田空港』ではなく『羽田空港』を利用する場合はどうでしょうか？

『関西空港発・羽田空港行き』なら、『ANA』は1日5便、『JAL』は1日3便の運航があります。そのほかにも『ANAのコードシェア便』が5便あり、計13便運航しています。

また、関西のもう1つの主要空港『伊丹空港』発ではどうでしょうか？

『伊丹空港発・成田空港行き』ですと、『ANA』『JAL』とも1日2便ずつ、計4便あります。

『伊丹空港』から『羽田空港』行きの場合は、『ANA』『JAL』ともに、かなり便数が多く、『ANA』『JAL』、各15便ずつで、計30便です。（※2018年11月現在）

次に、『関西空港』から『成田空港』行きのフライト料金について、見てみましょう。

運航している『ピーチ』と『ジェットスター』では、どちらの航空券の方がより安く購入できるでしょうか？

『ピーチ』も『ジェットスター』も、大手航空会社に比べると、元々の運賃は安くなっています。3カ月ほど先の早期予約をすれば、さらにフライト料金を抑えることができます。

『ピーチ』の場合は運賃タイプ『シンプルピーチ』、そして『ジェットスター』の場合は『セール運賃』が適用されます。

どちらの航空会社も、関西空港から成田空港行きの航空券が、3000円台前半で購入できます。

飛行機が欠航する理由の1つに、台風や強風などによる悪天候がありますが、『関西空港』の場合は、特に注意する必要があります。

『関西空港』は、人工島に作られた海上空港です。そのため、内陸部へつながる対岸へ連絡橋がかけられています。

しかし、台風などの強風により規制が敷かれ、電車や車が連絡橋を通行できなくなることがあります。

連絡橋が封鎖されると、人工島である『関西空港』は孤立し、出ることができません。

過去にも、台風の影響で連絡橋が使えず、約300人が『関西空港』で足止めされたというニュースもあります。

フライト出発日が、台風などと重なってしまったら、『関西空港』の場合は閉じ込められる前に、早めに『新幹線』の利用に切り替えるとよいでしょう。

大阪で『新幹線』を利用するなら、『新大阪駅』に移動する必要があります。『関西空港』からの『新大阪駅』へのアクセス方法を紹介します。
『関西空港駅』から、『JR関西空港線 特急はるか』に乗車すると約1時間で『新大阪駅』に到着します。運賃は、乗車券1360円・自由席代970円で2330円です。

関西空港から成田空港への運航所要時間は、1時間20～25分です。

フライトがあるのは、『ピーチ』と『ジェットスター』の2社のみで、『ピーチ』は1日2本、『ジェットスター』は4本、計1日6本と少なめです。しかし、フライト料金は早期予約なら3000円台から購入できます。

関西空港は人工島なので、気象条件によっては交通手段が途絶える可能性もあります。その場合は、空港を変えたり、新幹線での移動に変更したりと早めに決断するとよいでしょう。