神戸空港アクセス方法は？出発地によって電車・バス・高速船を駆使

神戸空港は、関西国際空港・伊丹空港（正式名称：大阪国際空港）と並んで、関西を代表する大きな空港です。海上都市であるポートアイランドの沖合に作られた、人工島の上に建設されており「マリンエア」という愛称で親しまれています。

神戸空港までは電車が通っているので、アクセスにも便利です。どのような経路で向かえばよいのか、所要時間はどれくらいかをまとめました。

神戸の中心地である三宮駅からは、ポートライナーを利用して約18分です。姫路からは約60分、大阪からは約40分かかりますが、どちらのルートもまずは三宮を経由し、ポートライナーで神戸空港に向かうことになります。

神戸空港の公式HPに路線図があるので、自分の乗車予定の駅からどのようなルートをたどるか、確認してみましょう。

公式HP：https://www.kairport.co.jp/access/train

ポートライナーは1時間に6本程度運行

三宮駅から神戸空港までのポートライナーは、1時間に9本程度が運行しています。始発は5時台、最終便は深夜24時台となっており、22時以降は運行本数が減少するので注意しましょう。

三宮駅から神戸空港までの所要時間は約18分、運賃は大人1人で片道340円です。

神戸空港とポートライナーの駅は直結しています。駅を出ると、チェックインカウンターのある旅客ターミナルビル2階に出るため、電車でのアクセスは非常に便利です。

出発ロビーも保安検査場も目の前なので、電車が到着したらすぐに搭乗手続きと手荷物検査を済ませ、搭乗待合室に向かうことができます。

公式HP：https://www.kairport.co.jp/terminal/2f

神戸空港への移動手段は、バスをはじめ車を利用する方法もあります。重い荷物がある旅行客や、小さな子ども連れ、団体客にはおすすめの移動手段でしょう。

ポートライナーは、ラッシュ時には混雑して利用しづらいなどのデメリットがありましたが、シャトルバスの運行により、空港へのアクセス手段が増え混雑が緩和されたようです。

新神戸・神戸・三宮などの主要な駅から空港に向かうアクセスバスが、日中1時間に1本から2本程度運行しています。 ほか、ユニバーサルスタジオジャパンや有馬温泉、垂水など、利用者が多い駅からもバスの運行があります。1日の便数は限られている点には注意しましょう。

土日祝は運行スケジュールが一部変更となるため、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。
運賃は、大人1人片道340円で、予約不要なうえ、ICカードの利用も可能なので、急いでいる際にも便利です。

各バスの出発時刻は、神戸空港公式HPのリムジンバス時刻表で確認できます。

公式HP：https://www.kairport.co.jp/access/bus

大阪や京都方面からのバスはなし

大阪や京都からのリムジンバスは運行していないので、電車で三宮を経由し、ポートライナーに乗り継ぐ必要があります。

大阪駅から三宮駅までは、JR神戸線の新快速を利用すれば、所要時間は約30分です。運賃は大人1人片道420円です。

京都駅から三宮駅までは、JR京都線新快速に乗車し、所要時間約1時間で到着します。運賃は大人1人片道1,110円です。

神戸空港のバス乗降場所は、旅客ターミナルビルの1階にあります。乗り場はビルを出て左手、降り場は右手になりますので、間違えないように注意しましょう。

神戸空港と関西国際空港は、海を挟んで非常に近い距離にあります。関西国際空港から神戸空港まで、高速船を利用して移動する方法についてまとめました。

関西国際空港と神戸空港間は、高速船「ベイ・シャトル」が行き来しています。運航は1時間に1便程度となっているため、事前に時刻表を確認しておくのがおすすめです。

所要時間は約40分ですが、天候に左右されて遅れや欠航が出ることもあるので、注意しましょう。

事前予約も可能ですが、空席があれば予約なしでも利用できます。運賃は大人1人で片道1,880円、往復だと3,060円です。

ベイ・シャトルの公式HPより、時刻表の確認と予約ができます。

公式HP：https://www.kobe-access.jp/time

ベイ・シャトルが到着する、海上アクセスターミナルは神戸空港のすぐ目の前にあります。歩いても5分ほどの距離ですが、無料の連絡バスが運行しているため、利用してもよいでしょう。連絡バスを利用すれば、所要時間は2分程度となります。

海上アクセスターミナル行のバス乗降場所は、事前にベイ・シャトル公式HPで確認しておきましょう。

公式HP：https://www.kobe-access.jp/ship/noriba

神戸空港へのアクセス方法について、電車・バス・高速船を利用する方法をそれぞれ紹介しました。

出発地点がどこからかによって、最適な移動方法は変わります。自分の旅程や予算に合わせて、移動手段を決めましょう。