仙台空港から山形までバスで行こう。仙台駅からバスに乗るルートも

山形県は全市町村に温泉があるという珍しい県です。山形花笠まつりや雄大な自然を楽しめる蔵王など、観光スポットが豊富なため、東北地方を訪れた際には立ち寄りたくなるのではないのでしょうか。

仙台空港から山形まで直通バスが運行するようになったことで、さらにアクセスが便利となりました。それではバスの運行情報や所要時間、チケットの購入方法などを紹介します。

平成29年4月から、仙台空港から山形に向かう直通高速バスが運行するようになりました。仙台空港から山形県庁前・山形駅前に順に停車し、料金は大人1人で片道1500円です。

所要時間は約80分、1日の運行便は片道4便となっています。2018年11月現在時点でのバス運行スケジュールは、9時台・12時台・16時台・19時台にそれぞれ1本ずつ。便数が限られているため、乗車したいバスに乗り遅れないようにしましょう。

バスの運行状況は、気象状況や道路状況などによって出発時刻や所要時間が変動することに注意しましょう。

※2023年8月現在、仙台空港発の山形駅線は運休となっています。

山形行き直通バスは事前予約不要です。その分、満席時には乗車を断られてしまう場合があります。先着順での乗車となるため、確実に利用したい場合は、仙台空港のバス乗り場に早めに向かい、順番待ちをしましょう。

定期券・回数券・往復割引はないため、利用のたびに片道ずつ運賃を支払うことになります。

山形行きのバスチケットは、仙台空港ターミナルビル1階の国内線到着口エリアにある「みちのく観光案内」で購入できます。東北地域を含む全国の観光情報を提供してもらえるうえに、インターネットの検索サービスも利用可能です。

山形に向かう前にはバスチケットの購入と合わせて、事前に観光地のリサーチをしておくといいでしょう。営業時間は9時から21時までです。

公式HP：https://www.sendai-airport.co.jp/service/michinoku/

車内清算も可能、急ぎの時はまずバスへ
バスの乗車券は、車内でも購入可能なため、当日時間が無い場合は、直接バス乗り場に向かいましょう。

仙台空港から山形行きのバスを利用する場合、どこで乗車すればいいのでしょうか。高速バスの乗り場と、空港公式HPで見られるフロアマップを紹介します。

仙台空港のバス乗降場はターミナルビル1階です。高速バスの乗り場は、路線バスの1番乗り場となっています。

路線バス乗り場はターミナルビルを出たちょうど中央付近にあります。空港の端の少し離れたところには、観光バス乗り場がありますので、間違って向かわないように注意してください。

仙台空港公式HPに掲載されている案内図を合わせて確認しておくといいでしょう。

公式HP：https://www.sendai-airport.co.jp/access/bus/

バスの本数が限られているため旅程には合わない…という場合には、まずは仙台駅まで出てからバスに乗るのがおすすめです。仙台駅利用なら高速バスの選択肢が増えるため、時間を調整して山形行きのバスに乗車できます。仙台空港から仙台駅まで出る場合、どのような経路になるか、所要時間と運賃も合わせてまとめました。

まずは仙台空港から電車もしくはで仙台駅まで向かいましょう。そこから仙台駅西口のバス乗り場まで徒歩で移動し、山形駅前行の高速バスに乗車します。バスに乗ってからは、約1時間7分で山形に到着です。

全体の移動時間は途中の乗り換えにかかる待ち時間や駅からバス停までの徒歩移動などを考慮すると、1時間40分程度となります。

運賃は仙台までの運賃で660円、バスの乗車賃で1000円となり、合計で1660円です。

仙台駅から山形駅のバスは運行本数豊富
仙台駅から山形駅までの高速バスは運行本数が豊富です。1時間に3～5本の運行があり、時間帯によっては1時間6本の運行となります。

そのため無理に仙台空港から山形への直通のバスを利用するよりも、仙台駅を経由したバス移動を選択した方が、よりスムーズな旅程を組めるケースもあるでしょう。平日と土日祝では運行状況が大きく変わるため、旅程に合わせて事前に確認しておくことをおすすめします。

仙台空港から山形まで、バスで移動する場合に知っておきたいバスの運行スケジュールと運賃・所要時間についてまとめました。

バスチケット購入方法や仙台空港のバス乗り場の場所など、事前に確認しておけば当日仙台空港で迷わずに済みます。仙台空港から直接高速バスに乗車しようとすると、乗車時刻が限られてしまい、旅程に合わないというケースもあるでしょう。その場合は1度仙台駅まで出ることで、高速バス乗車時間の選択肢が広がりますよ。