長崎空港から長崎駅までの電車を使ったアクセス方法について

さっそくですが、長崎駅には電車の駅はあるのでしょうか。実は長崎空港は大村湾の沖合約2kmにある箕島を埋め立てて作られた海上空港ということもあり、直接乗り入れる電車はありません。なので、最寄駅の大村駅か電車本数の多い「諫早（いさはや）駅」までバスやタクシーなどで移動し、そこから長崎駅まで電車で向かうルートとなります。

前述のとおり、長崎空港に乗り入れている電車はないので、最寄駅の大村駅か諫早駅まで向かう必要がありますが、まずはバスを利用してそれぞれの駅を利用した場合をまとめてみました。

まずは、大村駅・諫早駅共に、長崎空港から3番のりばに向かい「大村・諫早・島原方面行き」の長崎空港連絡バスに乗車します。
そこから大村駅へは12分ほどで行くことができ、料金は240円です。
また、諫早駅へは47分ほどでいくことができ、料金は640円です。

そこからJR線の電車を利用し、大村駅から長崎駅まで「長崎行快速シーサイドライナー」で約45分、料金は760円。
諫早駅からの場合、同じくシーサイドライナー利用で約30分、料金は480円で長崎駅まで行くことが出来ます。

以上から、単純に乗り換え時間を勘案しない所要時間と料金を比べた場合、大村駅利用の方が早く、そして安く長崎駅まで行くことができます。ただ、電車の本数は諫早駅の方が多いのでスケジュールに合わせて選択するのがおすすめです。

次に、同じく大村駅と諫早駅までタクシーで移動した場合ですが、

長崎空港公式サイトでは、大村駅まではタクシーで約10分、料金は目安で1,920円となっています。対して諫早までですが、所要時間は約30分、料金は目安で5,400円となっています。

駅からのアクセスはバスの場合と同様になるので、単純に長崎駅までタクシー＋電車での移動で、

大村駅利用の場合は、長崎空港からタクシーで大村駅へ、そこから電車で長崎駅へ向かうルートで、電車の待ち時間勘案無しで約1時間、料金は合計約2,680円で行くことが出来ます。

諫早駅利用の場合は、長崎空港からタクシーで諫早駅へ、そこから電車で長崎駅へ向かうルートで、電車の待ち時間勘案無しで約50分、料金は合計約5,880円となります。

タクシー利用の場合は、時間に対する料金の差が大きくなるので、少し状況にあわせての検討が必要になりそうです。

長崎空港公式サイト：https://nagasaki-airport.jp/access/taxi/

ほかにもレンタカーや乗り合いジャンボタクシーなどのアクセスも長崎空港公式サイトには載っていますが、そもそも電車利用前提なのでレンタカーは使わないのと、乗り合いジャンボタクシーは行き先が長崎方面ではなく佐世保になるため割愛します。

以上の比較から、長崎空港から長崎駅行のバスに乗らず、電車でのアクセスを前提にした場合は、長崎空港からバスで諫早駅に向かってそこから電車で長崎駅に向かうのがおすすめです。

長崎空港から電車で長崎駅に行こうと思っている人は参考にしてみてください！