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長崎空港からは県営バスが便利!市内観光にも活用できる

長崎空港からは県営バスが便利!市内観光にも活用できる

鉄道駅のない長崎空港からの移動は県営バスが運行するシャトルバスが便利!長崎市や諫早市内に充実したルートを持つ、県営バスの使い方やルートを紹介します。

この記事は2023年04月18日時点の情報をもとに執筆しています。

長距離も短距離移動も県営バスが利用できる

空港バス乗り場からは「長崎県営バス」が運行しています。

長崎県大村市に浮かぶ「箕島(みしま)」を埋め立てて造られた長崎空港は、海の上に浮かぶ海上空港。空港までのアクセス手段は車しかなく、電車は橋を渡った大村市街まで行かなければ利用できません。

そのため、空港から長崎各地への移動はバスがメインです。長崎空港発着の県営バスについてみてみましょう。

長距離も短距離移動も県営バスが利用できる

長崎空港から長崎市内へのリムジンバス

長崎空港から長崎市内へ行く場合、4番または5番から乗車します。

路線ごとに停車駅や利用する道路が異なるため、乗車するバスによって長崎市内までの所要時間が変わるので、注意が必要です。

例えば、長崎市中心部の「長崎駅」まで向かう場合、乗車するバスによって、最短なら43分ほど、最長では61分ほどかかります。

長崎市内に行く場合、県営バス以外に「長崎バス」という選択肢もあるので、タイミングの合う方を選ぶと良いでしょう。料金はいずれも大人1人片道900円です。(※2018年11月時点)

長崎県営バス公式HP:https://www.keneibus.jp/limousine/nagasaki
長崎バス公式HP:https://www.nagasaki-bus.co.jp/bus/kukou/index.html#timetables

長崎市内から諫早方面へも運行

「高速シャトルバス」を利用すれば、長崎駅から諫早駅へも容易にアクセスできます。両施設間の移動時間は、およそ40分から50分ほど、料金は大人1人片道670円です。

1日の運行状況をみてみると、長崎駅を8時35分に出る始発便から、23時20分発の最終便まで、1時間に2本程度運航しています。乗客の多い時間帯は本数も増えるので、移動に不自由は感じないでしょう。

長崎県営バス公式HP:http://www.keneibus.jp/fs/6/2/6/_/1804-isahaya-nagasaki.pdf

長崎市、諫早市内の路線も充実

都市間の移動だけではなく、都市内の移動にも県営バスが便利です。

長崎市内では長崎駅を中心に、浦上天主堂や出島といった観光地から、高台の住宅地まで巡ります。

一方、諫早市内では、「諫早バスターミナル」を中心に、長崎方面や小浜・雲仙方面、大村市方面など幅広いルートを展開しています。

空港リムジンバスの利用方法

県営バスが運行する空港リムジンバスを利用すれば、長崎県内での移動が容易になります。空港から、あるいは空港までリムジンバスを使う人は、事前に乗り場や利用法をチェックしておきましょう。

空港リムジンバスの利用方法

バス乗り場はターミナル正面

長崎空港での空港リムジンバス・バス乗り場は、国際線側出口目の前です。空港ターミナルビルに向かって左から5、4、3、2、1番と並んでいるので、目的地に合わせて待機します。

空港リムジンバスは5番から出発するため、国際線出口を出たら右側に向かいましょう。

予約不要

空港リムジンバスは予約制ではなく、その場で乗り込み、運賃を支払うシステムです。バス乗り場には「バスきっぷうりば」も併設されているので、まずはここで目的地までの乗車券を購入しましょう。

現金での乗車も受け付けてくれますが、車内では千円札以外は両替できないので、事前に小銭の準備をお忘れなく。

ルートが3つ、停留所と時刻表を確認

長崎方面へのバスは、行先によって3つのルートに分かれています。最も早く長崎駅に到着するのは「出島道路」に乗る「出島道路経由」便で、所要時間は43分ほどです。

出島道路とは、長崎自動車道と長崎市内を結ぶ有料道路で、市街地まで渋滞に巻き込まれずに到着できます。中華街のある「長崎新地」まではノンストップなので、なるべく早く長崎市内に行きたい人は、この便がおすすめです。

また、「浦上経由」便と「住吉経由便」は、高速道路と長崎バイパスを利用します。長崎駅までの所要時間は、浦上経由便が約55分、住吉経由便が約61分とほとんど変わらないので、こだわりがなければどちらに乗って問題ありません。

タイミングよくリムジンバスに乗車できるよう、事前に各ルートの経由地や時刻表を確認しておきましょう。

県営バス公式HP:https://www.keneibus.jp/limousine/nagasaki

路線バス利用時の注意事項

長崎市内には、2つの路線バスが走っており、県営バスは真っ赤なボディが目印です。長崎市内で県営路線バスを利用する際、覚えておきたいポイントを紹介します。

路線バス利用時の注意事項

路線バスの乗り方を確認しよう

路線バスでは、後部側から乗車し、運転手に近い前部の出口から降車します。乗車の際は、バス横に提示されている行き先と経由地を確認し、順番を守って乗りましょう。

料金は降車時に支払うので、乗る時は「整理券」を取るだけで大丈夫です。現金の両替ができるのは千円札か硬貨のみですが、降車までにすませておくと、スムーズに降りられます。

Suicaなど交通系ICカードは使えない

バス内ではSuica、PASMOといった交通系ICカードは利用できませんが、「長崎スマートカード」が利用できます。

長崎スマートカードとは、長崎県内10社のバスおよび鉄軌道事業者で共通して使えるカードです。回数券と定期券の2つの機能を持っており、降車時にカードリーダーにカードをかざして清算します。

長崎県内でしか利用できませんが、カード利用で乗車運賃が5%割引になったり、積み増しで10%のプレミアが付与されたりとメリットは多いので、移動に頻繁にバスを使う人は、購入してみても良いかもしれません。

長崎スマートカードは、長崎バスセンターや諫早バスターミナルで購入できます。

長崎県営バス公式HP:https://www.keneibus.jp/guide/smartcard

まとめ

長崎県営バスは、大村市、長崎市、諫早市を中心に運行しているバス会社です。空港からの移動だけではなく、長崎市内や諫早市内にも豊富な路線を持っているので、観光地へのメインアクセス手段として活躍します。

事前にバスのルートや時刻表を確認し、県営バスを上手に使いこなしてみましょう。
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