北海道
奥尻空港
(奥尻空港)
空港の概要
北海道の離島、奥尻島にある「奥尻空港」は、昭和49年に800m滑走路を有する空港として供用が開始されました。当初は現空港がある場所から南東側の位置に整備されましたが、平成16年には航空機の大型化に対応するため滑走路を1,500mへ延長。現在の場所に新ターミナルビルを建設したのち、新空港として再び供用がはじまりました。奥尻空港は観光客はもちろん、島民の生活を支えるアクセス手段として島の重要な役割を担っており、現在はHAC(JALグループ)によって道内を結ぶ2路線(函館・丘珠)の定期便が就航しています。また、小さな空港ですが送迎デッキの見晴らしは良く、美しく広がる日本海を眺めることができる眺望スポットになっています。
交通機関 | 乗り場 |
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バス | 1F |
タクシー | 1F |
駐車場一覧
駐車場 | 場所 | 収容台数 |
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駐車場 | ターミナルビル前 | 84台 |
料金
車種 | 時間 | 料金 |
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/ | / | 無料 |
名称 | 場所 | 営業時間 | 連絡先 |
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奥尻レンタカー | 空港外 | 8:00~18:00 | 01397-2-7210 |
奥尻島空港レンタカー | 9:00~20:00 | 01397-3-2008 | |
うにまるレンタカー | 9:00~17:00 | 01397-2-7030 | |
ホンダレンタカーこばやし | / | 01397-2-2279 |
2階にあがると送迎デッキがあり、1日1往復と便数が少ない空港ですが飛行機と滑走路を眺めたり写真を撮影することができます。天候によって入場できないこともありますが、機会があれば立ち寄ってみましょう!
2F
北海道の南西端、日本海に浮かぶ奥尻島は南北に細長い形をしており、人口約2,300人を有しています。島は周囲わずか84km、北海道では5番目の大きさです。約25mと言われる透明度の高い海からは、ホッケやカレイ、ウニにホタテなど、さまざまな海の幸が豊富に水揚げされています。特に7月中旬から8月中旬にしか味わえない「キタムラサキウニ」を目当てに県外から訪れる人も少なくありません。島の80%以上はブナの原始林に覆われ、神秘的な光景を満喫できるのが魅力。水産業とともに観光業は島の貴重な収入源となっています。道内においては比較的温暖な気候で知られ、降水量も少ないことが特徴。夏になると親子連れでのキャンプやマリンスポーツを楽しむ多くの人々で賑わいます。
賽の河原は奥尻島の北の端、稲穂峠の先端にあります。ここは暗礁が多く、海難事故で亡くなった人が多かったといいます。その冥福を祈り、洞穴には「地蔵菩薩」を中心に多くの石地蔵が並んでいることで知られています。すぐ隣には賽の河原公園があり、キャンプ場としても整備されているほか、観光シーズンである4月末から10月末限定で直売所兼食堂「北の岬さくらばな」がオープン。ここではお土産だけでなく、活きたウニやアワビ、新鮮なお刺身などを格安で食べることができるので、北海道ならではの味覚を楽しんでみましょう!
島の名産である「キタムラサキウニ」をモチーフにしたモニュメントが目印の公園です。夜になると120本ものトゲがライトアップされるので、昼と夜とでまた違った印象を楽しむことができます!公園自体が高台にあり、奥尻港や市街地、美しい日本海や檜山沿岸などを一望できるほか、キャンプ場も整備されているのでバーベキューを楽しむのもおすすめ!空港からは車で約25分。海岸沿いのドライブコースなので、好きな音楽を聞きながら気持ちよくアクセスできるはずです!
奥尻島の玄関口であるフェリー乗り場近くにあり、観光客を出迎える存在です!その名の通り、鍋のつるのような見事なアーチが特徴で、高さは約19mもあります。長い年月にわたり、波と風によって真ん中だけがくりぬかれた自然が織りなす造形美は圧巻!夜はライトアップされ、沖のイカ釣り船の漁火とのコラボで幻想的な風景が浮かび上がります。また、海から登る朝日をバックにした光景は神々しく、思わず手を合わせたくなるはず。奥尻島で写真を撮るなら外せないスポットです!
奥尻島の港から車で約20分。島の北側に標高369mの球島山がそびえたちます。山頂のすぐ近くまで道路が整備されているので、駐車場から展望台までは90段の階段を上って行くだけで到着です。階段を登り切った頂上からは大パノラマが広がり、晴れた日には松前沖の大島や小島、対岸の北海道本土の檜山沿岸やニセコ連山、駒ケ岳も一望することができます。夜はイカ釣り漁船の漁火と満天の星が楽しめ、春になると山までの町道「桜木線」が桜で華やかに彩られます。秋はブナに覆われた島全体がオレンジに色づく様子を見ることができます。
抜群の透明度を誇る奥尻周辺の海では、6月から9月頃のシーズン期間中に楽しめるアクティビティが人気!気持ち良い潮風を受けるウィンドサーフィンやシーカヤック、ダイナミックな水上スキーに海水浴など、自然に身を任せて思い思いのスタイルで楽しんでみましょう!観光スポットと合わせて、離島ならではの自然体験ができるはずです。海に入るだけでなく、釣りもおすすめ!奥尻島は大物が狙える釣りスポットが豊富なのも見逃せません!
1993年7月12日、北海道南西沖地震が発生しました。「津波館」は災害の記憶と教訓を後世に残すため、そして復興を支援してくれた人々に感謝の気持ちを伝えるために作られた施設です。地震発生直後から復興までの道のりをさまざまなテーマで展示しています。中でも、亡くなった198名の島民を鎮魂するためのモニュメント「198のひかり」は来館者の心を打ちます。ほかにも、島の遺跡から発掘されたヒスイの勾玉なども展示されていて、より深く奥尻島を知ることができる施設となっています。※開館期間は4月~10月
さっぱりした甘みが特徴の「キタムラサキウニ」は奥尻を代表する名物の1つで、島にある「うにまる公園」にはキタムラサキウニのモニュメントが置かれているほどです。そんなウニが豪快に盛り付けられた「ウニ丼」は、旬を迎える7~8月にかけて島を訪れるなら是非食べておきたいところ!島内では宿泊施設や海岸の漁港沿いにあるお店を中心に提供されていて、ウニ丼以外にも塩辛や焼きウニなど、さまざまなスタイルで楽しめます!
塩漬けにした魚や野菜を煮込んだ郷土料理であり、魚から出る塩味を活かして作られる「冬の定番料理」として食卓でもよく食されます。使用される魚は主にニシンやサケが主流であったとされていますが、現在はホッケやタラが使われることが多いようです。味付けはさまざまなバリエーションが有り、魚の骨や頭も加えて煮込むことで出汁の旨味をより濃厚に引き立てます。空港近くのお店でも提供されているので、体温まる素朴な味をぜひ頂いてみましょう!
やはり北海道ということで「アワビ」が有名な奥尻島!海の幸の代表格であり、さまざまな食べ方で提供されるアワビ。島では年間を通して養殖されているためいつ訪れてもおいしいアワビを堪能することができます!そんなアワビを豪快に生きたまま焼いて食べる「地獄焼き」は、磯の香りを感じながら新鮮な旨味と食感を感じることができる一品!まさに産地ならではの食べ方なので、奥尻に来た際はアワビ本来の味をダイレクトに体感してみましょう!
場所 | 個数 |
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1F 到着ロビー付近 | 1カ所 |