長野県
松本(長野)空港
(信州まつもと空港)
空港の概要
松本空港(信州まつもと空港)は、長野県の中央に位置する空の玄関口で昭和40年に開港されました。開港当初は大阪便のみ就航していましたが、滑走路が拡張された平成6年以降は小型ジェット機の就航を開始。札幌・福岡便といった新たな路線が増便されたことにより、平成19年には空港利用客が300万人に達しました。また、日本全国で最も高い位置にある空港(標高657.5m)として有名で、空港ターミナルビル屋上の送迎デッキからは雄大な北アルプスを眺めながら離発着の飛行機を見ることができます。ちなみに信州まつもと空港の愛称は、平成16年に滑走路を延長してジェット化した際に呼ばれるようになりました。
交通機関 | 乗り場 |
---|---|
バス | 1F |
タクシー | 1F |
駐車場一覧
駐車場 | 場所 | 収容台数 |
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正面駐車場 | ターミナルビル前 | 290台 |
第二駐車場 | 市道を挟んだ空港東側 | 230台 |
料金
車種 | 時間 | 料金 |
---|---|---|
/ | 6:00~22:00 | 無料 |
名称 | 場所 | 営業時間 | 連絡先 |
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トヨタレンタリース | 1F | 休業中 | 0263-57-1213 |
タイムズカー | 9:00~17:00 | 0263-32-7040 | |
オリックスレンタカー | 8:00~17:00 | 0263-34-3711 | |
Jネットレンタカー | 9:00~17:00 | 0263-35-0154 |
名産の野沢菜やわさび漬け、信州うまいもの100選の手打ちそばといった地元の味を中心に信州地酒各種も取り扱っています。また、伝統的な柄が特徴の「松本てまり」や信州限定キティちゃんグッズも販売しているので要チェックです。
1F
長野県産の果物をつかった新鮮なジャム各種、お漬物などの旬な食材を使ったお土産が豊富なお店。長野県小布施町の栗菓子や気になる信州限定のカップめん「野沢菜入りホームラン軒 信州みそ仕立て」も販売されています。
2F
カレーやパスタ、蕎麦にドリンク類と各種デザートといった定番メニューに加え、スタミナ満点のうなぎ定食も食べることができるレストラン。また、店内には松本空港にゆかりのある飛行機やヘリコプターの写真が飾られています。
2F
無料の送迎デッキからは滑走路や飛行機を間近で眺めることができるほか、天気の良い晴れた日には上高地の山々の美しい景色も眺めることができます。のんびり眺めているとコクピットのクルーが手を振ってくれることも。
3F
空港周辺の敷地は「信州スカイパーク」と呼ばれる広大な公園になっています。公園内にはウォーキングやランニングのできるコースが空港を囲むように整備されているので待ち時間などに軽く運動するのもおすすめです。
空港周辺
本州のほぼ中央に位置する長野県は山地を多く占める県であり、周囲も標高3000mの山々が連なっているため独特な気候を生み出し、梅雨や台風などの影響が少なく通年を通して過ごしやすい気候と言えます。県庁所在地は長野市で新幹線の駅があり、東京や金沢へ約1時間で行くことができるアクセスの良さが魅力。清らかなわき水で知られる安曇野市では、わさびの生産量が日本一で様々なわさびを使用した料理を楽しむことができ、焼岳が噴火してできた大正池では、保高連峰の姿が湖面にくっきりと映るためため息が出るほど美しい景勝地となっています。空港のある松本市は「北アルプスの玄関口」とよばれ、日本最古の木造天守閣を有する「松本城」が有名です。
長野県松本市のシンボル・松本城は、1504年頃に信濃守護家小笠原氏により「深志城」として築城されました。戦国時代には、城主の変遷がありましたが徳川時代に元の小笠原家所領に戻り、その際に「松本城」と改名されました。現在日本には天守の残る城は12しかありませんが、松本城はその中でも最古のものと言われています。松本城の特徴は、五重六階の天守を中心として辰巳附櫓・月見櫓を合わせた複合連結式天守であること。背景に北アルプスの雄大な山脈を控えた松本城は、白と黒のコントラストが見るものを魅了する美しい城です。
松本市を訪れると、歴史的建造物が多いことに驚きます。松本市旧司祭館もそのひとつで、1889年にフランスのクレマン神父によって建築されました。シンプルで素朴なアーリー・アメリカン様式で建てられた下見板張りの西洋館で、優しいブルーの壁にライトグリーンの窓枠が特徴 。1~2階にバルコニーがあり、昔をしのばせる暖炉が各部屋に備えられています。以前は松本城内三の丸の大名屋敷にありましたが、平成3年に現在の地、旧開智学校の隣に移設されました。古き良き松本を感じられるスポットとなっています。
2002年に市民が心を開く学びの場として誕生した松本市美術館。松本市出身の芸術家・草間彌生氏や書道家・上條信山氏など、信州にゆかりのある作品を中心に展示されています。美術館を訪れると、最初に出迎えてくれるのは巨大な水玉模様のモニュメント。これは草間彌生氏の「幻の華」で、幼いころより幻聴や幻覚に悩まされていた草間氏が見ていた強烈な風景がここにあります。静かな中庭カフェレストランもあるので、ゆったりとした静かな時間を過ごすことができます。
中町通りは、城下町であった松本の善光寺街道沿いにあり、かつては酒造や呉服問屋などで賑わっていました。しかし、江戸末期から明治にかけての南深志大火事で、大きな被害を出しました。この印象的な黒なまこ土蔵造りは、火災から身を守るため地元商人たちの知恵から生まれたそうです。現在は、蔵の会館「蔵シック館」を中心に民芸店やおしゃれなカフェが立ち並ぶ松本市きっての人気商店街となっています。特に4月から12月の土曜日に開催される「蔵の朝市」は新鮮な地元野菜やキノコなどが購入できるため観光客にも大人気です。
旧開智学校は明治初期に造られた小学校で、日本最古級の文明開化を代表する擬洋風小学校建築。木造2階建土蔵造りで桟瓦葺、中央には八角塔屋があり館内の至る所に龍や天使の彫刻が施され、当時としては高価な輸入品の色ガラスが2,500枚も使用されています。建物内部には当時の学校の様子が再現され、子どもたちが勉強していた教室には当時使われていた椅子机、その机上にはミニ黒板が置かれています。タイムスリップしたようなロマンを感じる旧開智学校はぜひ一度訪れてみたい場所です。
上高地は松本市のみならず信州が誇る美しい自然が大切に保護された日本屈指の景勝地。その入り口でありシンボルとも言えるのが河童橋。梓川の清流の上にかかる河童橋からは、北アルプスの穂高連峰や焼岳の雄大な山岳風景を楽しむことができます。また芥川龍之介著「河童」は、この河童橋周辺を舞台に描かれた作品で、彼が槍ヶ岳登山の際に訪れた河童橋からヒントを得たそうです。河童橋は上高地の自然散策を楽しむ方、険しい山岳に向かう方など様々な人々を送り出し温かく迎えてくれます。
そばの栽培が盛んな長野県内は有名な産地が多くあり、長野県民にもソウルフードとして親しまれています。松本に来たら食べたいのが「とうじそば」と呼ばれる松本の伝統料理です。冷水で絞めたそばを山菜やキノコが煮込まれたスープに入れて食べる、信州ならではの体温まる料理。そばを食べた後は残った出汁で作る米雑炊なども楽しむことができます。ちなみに「とうじ」とは、つゆにそばを浸ける事を「湯じ」といいこれが語源になったと言われています。
すり下ろしニンニクや玉葱の効いた醤油タレに漬け込んだ鶏の一枚肉に、そのまま片栗粉をまぶして揚げる鶏の唐揚げ。片栗粉を使って揚げるためカリカリの触感になるのが特徴。大きな鶏の肉をそのまま揚げた後にカットして提供されるため、肉汁があふれ出るジューシーな鶏肉ならではの味わいを楽しむことができます。松本市・塩尻市にある多くのお店で提供されているので、少し小腹が空いたときにお好みのお酒と一緒に是非食べてみましょう。
産業革命によって運搬作業や農耕の役目を終えた馬を食用にしたことから、信州全土に広まった馬肉の食文化は熊本県に次いで日本で2番目の消費量となっています。新鮮で質の良い馬刺しを食べることができるのはもちろん、馬の腸を煮込んだ「おたぐり鍋」は長野ならではの馬のもつ煮。クセのあるにおいが特徴の郷土料理で、お酒のつまみに最適。提供するお店によって”塩・味噌・醤油”など味付けが微妙に異なるので自分に合う味を見つけてみるのもアリです。
名称 | 場所 | 営業時間 |
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案内カウンター | 1F | / |
場所 | 個数 |
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案内カウンター付近 | 1カ所 |