沖縄県
北大東島空港
(北大東空港)
空港の概要
北大東空港は昭和46年に緊急着陸飛行場として建設されました。昭和53年に滑走路800mを有する空港として供用が開始。当初から那覇へ就航していたものの、悪天候や風に影響を受けやすく欠航が多いことが課題に挙げられていました。その後問題解決のため拡張整備を行い、平成9年には機材大型化に対応できる空港として1,500m滑走路で供用開始。現在はRAC(琉球エアーコミューター)によって南大東・那覇空港への定期便が就航しています。南大東空港との直線距離は約12kmで所要時間は15分ほど。定期航空路線としては日本で最も短い航路です。また、RACが就航する空港としては最東端に位置しており、島民にとって重要な拠点空港です。
駐車場一覧
駐車場 | 場所 | 収容台数 |
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駐車場 | ターミナルビル前 | 49台 |
料金
車種 | 時間 | 料金 |
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/ | / | 無料 |
名称 | 場所 | 営業時間 | 連絡先 |
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ハマユウ荘 | 空港外 | / | 09802-3-4880 |
うふあがりレンタカー | 9:00~18:00 ※日曜定休 | 080-9851-4880 |
2階喫茶店ラグーン内でお土産を販売しています。島に訪れたらぜひ購入したいのが「月桃」と呼ばれる植物を使った加工品の数々。自然由来のアロマスプレーは保湿性にも優れる人気商品です!月桃の粉末を使った「月桃ちんすこう」も要チェック!お茶菓子にピッタリでさわやかな風味が口の中に広がります!
2F
滑走路や美しい海を眺められる空港内喫茶店。コーヒーやビール、ソフトドリンクなどに加え、軽食メニューが提供されています。店内には島由来の加工品を使った各種お土産も販売されているので、ゆったりくつろいだ後は是非こちらも購入してみましょう!
2F
空港外の階段を上がると展望デッキに行くことができます。航空機や滑走路といっしょに晴れた日には美しく広がる海も眺められるので、写真撮影と一緒に北大東空港ならではの景色を楽しみましょう!
2F
沖縄本島から東へ約360kmの場所に位置する北大東島。周囲およそ18km、人口約500人の小さな島です。年間を通して暖かい気候で降水量も少ないのが特徴ですが、台風の影響を受け大雨が降ることも。周囲は荒波で削られた岸壁で囲まれており、砂浜がほとんどありません。サンゴ礁の隆起によって形成された島には大小さまざまな湿地帯や沼があります。明治36年に開拓された北大東島は、燐鉱採掘やサトウキビやじゃがいも栽培によって発展し、小さいながらも独特の自然環境と歴史を色濃く残しています。空港やフェリーは島民の生活に欠かせないアクセス網が整備され、県外から観光客の訪れるリゾート地としてもにぎわっています。
北大東島では1900年代に燐鉱石(りんこうせき)採掘事業が盛大に行われていました。石の質が良いため、当時は火薬の原料やアルミニウムの原料として重宝されました。採掘事業は拡大を続け、戦後になると米軍が大型機械を導入して採掘効率を上げましたが、土や石も一緒に採掘したため品質が悪化。1976年に事業は廃止されました。現在も採掘の際に使われたトロッコレールが残されている「燐鉱石貯蔵庫跡」は、当時をうかがい知ることができる貴重な場所です。崩れたガレキと共に取り残された廃墟は独特の雰囲気を醸し出しています。
沖縄県最東端を示す記念碑。特徴的な形の印象深いモニュメントで水平線の彼方に陽が昇る朝、夕暮れ時など、時刻によって様々な姿を見せてくれます。周辺にはBBQができる場所もあるので、最東端の碑と沖縄の海を眺めながら美味しい料理を食べるのもおすすめ!記念碑は空港近くにありアクセス良好です。夏になると海水浴も楽しめ、キレイな海で海水に足を浸けながら、沖縄の風や空気を肌で感じるのも思い出深い体験になるはずです。
島の成り立ちや開拓史、生息する動植物の生態系に農産物に関することまで北大東島について学べるミュージアムです。島を回る前に訪れて知識を深めるとより一層旅が充実したものになること間違いなしです!もちろん旅の終盤に訪れてさまざまな角度から見識を深めるのもおすすめ。また、資料を見て回れるだけでなく島内を回るのに便利な電動レンタサイクルの貸出や、お土産販売も行われているのでこちらも要チェックです!
ミュージアム近くにある「北大東島灯台」は、島の最も高い山である「黄金山(標高74m)」に立つ展望台です。海上交通に重要な役割を担っていて、その光は46km先まで届きます。許可なく立ち入ることはできず、基本的には山を登り建物を見るだけになりますが、離れた場所から青空と共に白く映える展望台を上手に写真撮影してみるのもおすすめ!また、夜の島内と海を照らす展望台の存在は何とも言えない風情を感じることができるはずです。
荒波によって形成された岸壁に囲まれている北大東島は、ビーチと呼べる場所がなく、浜へ降りられる場所がないことでも知られています。そんな島で唯一海に触れることができる潮溜まりの「沖縄海」は、人工的に造られたエリアで、ここでは海水浴も楽しむことができます。澄んだエメラルドグリーンの海は必見で、夜になると水面に月が浮かぶ美しい光景が見られることでも知られています。空を見上げて星空とともにゆったりくつろいでいると、日々の疲れや悩み事も忘れてしまいそうです。
明治36年に北大東島を開拓するために玉置半右衛門が率いる玉置商会の開拓団が上陸したと言い伝えられているのが「上陸港跡」です。断崖絶壁の岩場になっていますが現在は整備され、小さな公園になっています。開拓百周年の記念碑が立てられているので訪れる際は目印にしましょう。上陸公園より海岸へ降りることもでき、崖を下から上に見上げることもできます。、屋根がある休憩スペースもあるので、周辺をウォーキングしてみるのもおすすめです!
島で獲れる新鮮な魚を使った「大東寿司」は大東諸島を代表する郷土料理で、その起源は島開拓を行った人物の出身地である八丈島にあるとされています。マグロやサワラなどをみりん醤油だれで漬け込み、魚の旨味と甘酢が合わさることで生まれる味わいは古くから島民に愛されてきました。各家庭でもお祝い事などで作られ、お店でもその味付けはさまざま。島の名産である「じゃがいも焼酎」とも相性ピッタリなのでぜひ一緒に味わいましょう!
島の特産品であるじゃがいもを蒸かしてパウダー状にして沖縄そばに練りんで作るのが「じゃが麺」です。一般的な沖縄そばよりもモチモチとした触感を味わうことができ、適度な弾力がありながらのど越しも良いのが特徴。じゃがいも本来の風味を感じられる麺はなかなか珍しいので島に来た際は是非食べておきたいところ。味の決め手となるあっさりした出汁もよく麺に絡みます!じゃが麺はお土産でも人気商品となっているのでお忘れなく。家に帰ってもしばらく島の味を堪能できます!
島の特産品であるじゃがいも北大東産ニシユタカを使って製造する焼酎は「ぽてちゅう」の銘柄で造られるじゃがいも焼酎で、島を代表する名産品の1つとなっています。他の焼酎にはない香りが楽しめ、スッキリとしながらも濃厚な味わいが特徴。お湯割りにすると辛さが際立つのでお好きな楽しみ方で!そんなぽてちゅうは、島内の飲食店やスナックなど幅広く提供される人気銘柄!もちろんお土産としても購入することができるので是非購入してみましょう!
電話番号 | 09802-3-4016 |