市内を走る熊本市電！熊本空港からのアクセス＆利用法を解説

熊本空港から熊本市電へのアクセスは「空港リムジンバスを利用する」or「空港ライナーと電車を乗り継ぐ」方法の2つがあります。それでは、それぞれ見ていきましょう。

空港リムジンバスを利用する
では、空港リムジンバスを利用した場合の熊本市電のアクセス手順をご紹介します。

①空港リムジンバスは熊本空港の国内線ターミナル1Fを出て、左手に「1番バス乗り場」が見えますので、そこから乗車してください。
②空港リムジンバスに乗車して「熊本駅」で下車してください。
③熊本駅に熊本市電が接続しています。

また、空港リムジンバスの熊本空港～熊本駅までの運賃は800円、所要時間は60分ほどとなっています。さらに乗車する際の予約は不要で、原則先着順ですので早めにバス乗り場に向かいましょう。

空港ライナーと電車を乗り継ぐ
次に、熊本空港と最寄駅である肥後大津駅を結ぶ空港ライナーと電車を乗り継いだ場合の熊本市電のアクセス手順を見ていきましょう。

①空港ライナーは熊本空港の国内線ターミナル1Fを出て、左手に「4番バス乗り場」が見えるので、そこから乗車しましょう。
②最寄駅である肥後大津駅に着いたら、JR豊肥本線の熊本行きor八代行きの電車に乗車してください。
③その後は「新水前寺駅」で下車してください。
④新水前寺駅に熊本市電が接続しています。

また、空港ライナーの熊本空港～肥後大津駅までの運賃は無料、所要時間は15分程度。
そして、電車の肥後大津駅～新水前寺駅までの運賃は370円、所要時間は30分程度です。

熊本市電の利用方法はいくつか注意すべきポイントがあります。
ここでは熊本市電の乗車・降車方法、運賃などを紹介します。

乗車は中程・後方のドアから
熊本市電を乗車する際は車両の中程・後方のドアから乗車しましょう。ただし「超低床車両」という二両編成の最新式の車両の場合は前後どちらのドアでも乗車することが可能です。

また運賃を現金で支払う場合は、そのまま乗車し降車するときに支払います。ICカード(Suica・PASMO等)を利用して支払う場合は、ICカードを乗車リーダーにタッチしましょう。

降車の際にはボタンを押す
降車する際には、お近くにある降車ボタンを押しましょう。車両の前方にある運賃箱に、現金の方は運賃を入れて、ＩＣカードの方は降車リーダーにタッチして降車してください。ただし「超低床車両」の場合は、前後どちらのドアでも降車することが可能です。

運賃は一律で変わらない
熊本市電の運賃は、大人（中学生以上）は１７０円、小ども（小学生以下）９０円 で一律です。どこで降車しても変わらないので、一々料金表をチェックする必要はありません。

しかし注意点として、運賃を支払う際にお釣りは出ません。そのため、現金で支払う方でピッタリの金額がない場合は、車両の中にある両替機で両替をして運賃を支払いましょう。

便利な1日乗車券がある！
また、熊本市電を利用してたくさんの観光名所を回りたいという方のために、丸1日乗り放題の「市電1日乗車券」が販売されています。価格は大人(中学生以上)500円、子ども(小学生以下)250円となっています。1日に何度も熊本市電を利用しようと考えている方は、ぜひ検討してみることをおすすめします。この「市電1日乗車券」は以下の場所で販売されています。

・熊本市交通局1階営業窓口
・熊本駅総合観光案内所
・桜の馬場城彩苑総合観光案内所

熊本市電は観光名所を訪れる際にとても便利な交通手段です。
多くの駅がありますが、ここでは観光に便利な3つの駅を紹介します。

通街筋駅
通街筋駅は熊本市の繁華街で知られる通街筋にアクセスする際に便利な駅です。通街筋にはカフェやファッション店などがたくさん立ち並び、日本でも最大級のアーケード通りとなっています。

熊本城・市役所前駅
熊本城・市役所前駅は、言わずと知れた熊本城の最寄り駅です。また熊本城の周辺には美味しいグルメのお店や商業施設もたくさんあるので観光には最適でしょう。

動植物園入口駅
動植物園入口駅は、熊本市内でも有数の観光スポットである熊本市動植物園に近い駅です。熊本市動植物園では、ゾウやライオンなどたくさんの動物を見ることができるので、思い出づくりにはうってつけです。

熊本市電は、熊本旅行を充実させるのに最適な交通手段だと言えます。事前に、熊本市電の停車駅とその周囲の観光名所の位置を確認しておいて、効率よく熊本旅行を楽しみましょう。