函館空港から名古屋へのアクセス方法まとめ。直行便は1日1本のみ

函館から名古屋までの移動手段、速さを重視するなら飛行機がベストです。函館空港から中部国際空港（略称・中部）までは、直行便が運航しており、所要時間は約1時間40分です。

函館空港から中部国際空港までは『エアドゥ』のみの運航で、他の航空会社はありません。フライト数は1日1本で、函館空港を13時に出発、14時台に到着します。

エアドゥは『北海道の翼』と称され、北海道6都市と本州各地を結ぶ路線を有します。6都市の中で中部国際空港発着の便があるのは『函館空港』と『新千歳空港』のみです。

函館-中部間は、ビジネスにも観光にも人気の路線なので、繁忙期は早めの予約が必要です。

函館-中部間の直行便は1日1本のため、スケジュールが合わない際は他のルートも検討しましょう。

たとえば、函館空港から羽田空港まで飛行機を使い、東京駅から名古屋駅まで新幹線を利用する方法もあります。函館-羽田間はフライト数が比較的多いので、予定が立てやすいでしょう。

「いつ予約を確定するか」によってもベストな交通手段が変わってきます。予約が直前になると飛行機の運賃は割高になりますが、新幹線は、直前でもあまり料金が変わりません。

時間よりもコストを重視する人は、成田発着のLCCを利用するのもおすすめです。

名古屋までのルートは1つだけではないので、コストや時間を比較してみましょう。

移動コストを抑えるポイントは、各社の割引サービスを最大限に活用することです。パッケージツアーに参加したり、路線を変えてみたりするのもよいでしょう。

北海道発着の路線に力を入れているエアドゥは『北海道発往運賃』という割引サービスを導入しています。

通常の往復運賃との大きな違いは、往路が北海道発、復路が北海道着となる区間であれば、行きと帰りの空港が同じでなくてもOKという点です。

割引を上手く活用し、目的に合ったリーズナブルなルートを探しましょう。

函館空港からは中部国際空港までは、エアドゥの直行便があるので、往復での予約をおすすめします。

なお、北海道発往運賃には「30日以内に北海道発、北海道着」という条件があります。

函館空港からは、成田空港着の格安航空会社（LCC）が運航しています。運航会社はANAのグループ会社の『バニラエア』で、1日最大1本、15時台の出発です。

運航はほぼ毎日ですが、月に何日かの運休日があるので、時刻表を確認しましょう。

成田空港までの所要時間は約1時間40分で、運賃は4980円からです。バニラエアは常に格安なのではなく、座席数に応じて料金が上下する『空席連動型運賃』です。

日にちが近くなると、席数が減り料金が高くなるので、タイミングを見極めて早めに予約しましょう。

成田空港から中部国際空港までは、ANAとJALが運航しています。早めの予約でお得になる『早割』を利用しましょう。

旅のスタイルにこだわらないという人は、宿泊施設と移動手段が最初からセットになった『パッケージツアー』を活用する手もあります。

個人手配よりも割安になることが多い上、航空機やホテルの手配は全て旅行会社が担い、手間がかからないのも大きな魅力でしょう。

旅行代理店はインターネットで申し込むことができ、出発から7日前の直前予約が可能な場合もあります。

出発前は、空港から目的地『名古屋駅』までのアクセス方法を確認しておきましょう。ここでは羽田空港や中部国際空港からの移動ルートを紹介します。

羽田空港から他のフライトに乗り継ぐより、新幹線を利用したがスピーディーな場合があります。

陸路で名古屋に向かう場合、羽田空港から東京駅まで公共交通機関（バス・JR・モノレール）で移動し、東京駅から名古屋駅まで新幹線を利用します。

東京-名古屋間は、新幹線で約1時間40分、料金は指定席利用で1万1090円です。運行本数が多いので、自由度の高いスケジュールが組めます。

「中部国際空港=名古屋」のイメージがありますが、空港所在地は愛知県常滑市で、名古屋までは40km以上離れています。

空港内にはレンタカーショップの営業所があり、レンタカーを借りるのに手間はかかりません。

空港ターミナルは、名古屋鉄道の『中部国際空港駅』と連絡通路で繋がっています。

名鉄空港特急『ミュースカイ』を利用すれば、名古屋駅まで約30分、料金は1230円（通常運賃870円+特別車両券360円）です。

函館から名古屋への移動ルートは数多くあります。エアドゥの直行便が1番速いですが、LCCや新幹線など、交通手段を組み合わせることもできるでしょう。

直前の予約なら新幹線、数カ月前に予定が確定できれば飛行機がお得です。各ルートを比較・検討してみましょう。