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函館空港から伊丹空港へ格安で移動するには。早割やLCCを活用

函館空港から伊丹空港へ格安で移動するには。早割やLCCを活用

函館空港から伊丹空港までは1日2本の直行便があります。スケジュールが合わないときは、新千歳空港や羽田空港など他の空港を経由する方法も考えてみましょう。LCCを使った格安のルートやお得な割引についても紹介します。

この記事は2018年11月25日時点の情報をもとに執筆しています。

函館空港から伊丹空港への移動方法を整理

函館空港からは大阪の伊丹空港までの直行便が運航しており、所要時間は約2時間です。

時間的に余裕があれば、直行便ではなく他の空港を経由することも可能です。スケジュールやコストを考え、目的に合ったルートを選びましょう。

函館空港から伊丹空港への移動方法を整理

直行便はJAL、ANA各1便のみ

伊丹空港への直行便は、1日2便のみです。航空会社はANAとJALで、どちらのフライトも13時台の運航です。繁忙期は早めに予約をしたほうがよいでしょう。

なお、運航ダイヤについては、期間ごとの更新も考えられるため、公式HPで確認しましょう。

新千歳空港もしくは羽田空港経由便を利用

函館空港から伊丹空港への直行便は13時台に集中しています。スケジュールが合わない場合は、他の空港を経由するルートも検討しましょう。
  • 函館空港-新千歳空港-伊丹空港
  • 函館空港-羽田空港-伊丹空港

函館-新千歳間は1日2本の運航です。所要時間は約40分なので、12時台のフライトを利用すれば、新千歳空港には13時までに到着できるでしょう。

新千歳-伊丹間の13時以降のフライト数は比較的多く、14時台に搭乗すれば、17時前には伊丹に到着します。

一方、函館-羽田間はJAL・ANA・エアドゥなどが運航しており、午前・午後ともにフライト数は充実しています。

羽田-伊丹間も十分な本数があるので、余裕のあるスケジュールが立てられるでしょう。

移動時間をかけずコストを抑える方法は?

乗り継ぎ回数が多くなると、手続きや移動に時間がかかる上、料金も高くなります。早割を活用し直行便をお得に予約しましょう。

乗り継ぎをする場合は、できるだけ価格が安い航空会社を使うのがポイントです。

移動時間をかけずコストを抑える方法は?

早割を活用

函館-伊丹間の普通運賃はJAL、ANAとも片道4万円台ですが、『早割』を活用すると運賃を半額以下に抑えることができます。

JALは、75日前から28日前の予約でお得な『先得』、ANAは75日から21日前の予約に適用される『ANA SUPER VALUE』を導入しています。

たとえば、75日前の予約の場合、JALは9700円から、ANAは9960円からです。(※2018年11月時点)

エアドゥの航空券料金は割安

エアドゥは札幌に拠点を置く航空会社で、北海道と各地を結ぶ路線を多く有しています。

LCCではありませんが、大手キャリアに比べ料金は割安で、リーズナブルに旅をしたい人に支持されています。

また『北海道発往復運賃』や予約が早いほどお得な『AIRDOスペシャル』などの割引サービスがあるのも人気の理由でしょう。

函館空港発のエアドゥで行けるのは、『羽田空港』と『中部国際空港』のみです。伊丹空港への直行便はないため、エアドゥを利用して乗り継ぎできるルートを検討しましょう。

LCCを乗り継いで格安に移動

乗り継ぎで多少時間がかかっても、できるだけ安く移動したい人におすすめなのが『LCC(格安航空会社)』です。

LCCは価格がリーズナブルなぶん、他の航空会社とサービス内容や運航ルールが異なります。予約時は注意事項を確認しましょう。

LCCを乗り継いで格安に移動

バニラエアとジェットスターを乗り継ぐ

函館空港発着のLCCは『バニラエア』です。成田空港までの直行便があり、最安値は4980円からです。フライトは17時台の1本のみで、成田空港には19時台に到着します。

成田空港からはLCCの『ジェットスター』を利用しましょう。ジェットスターは『関西国際空港』の発着なので、関空-伊丹間は陸路で移動します。

ジェットスターは年会費を払い『Club Jetstar会員特別価格』になれば、片道運賃は3470円からと格安です。

空港間の移動は、大阪交通株式会社のリムジンバスを利用しましょう。ジェットスターが発着する関空の『第1ターミナルビル』から、伊丹空港までは約70分、料金は1950円です。

(※2018年11月時点)

新千歳空港からジェットスターかピーチを利用

新千歳空港から『関西国際空港』まではLCCの『ピーチ』か『ジェットスター』が利用できます。

ピーチのフライト数は1日3本(繁忙期を除く)で、始発は9時台、最終は20時台です。

一方、ジェットスターは1日最大3本で、曜日によって運航状況が変わります。(※2018年11月時点)

函館から新千歳までのフライトと乗り継ぎ時間を考慮し、タイトになり過ぎないスケジュールを組みましょう。

待ち時間や遅延、欠航リスクに注意が必要

LCCを利用する際は、遅延や欠航リスクに注意しなければなりません。複数の路線を1つの機材で運航するLCCは、機材繰りによる遅延が多く発生します。

乗り継ぎのスケジュールが合わないと長時間の待ち時間が発生したり、逆に乗り遅れたりするリスクもあるでしょう。

また、LCCに限ったことではありませんが、北海道発着のフライトは天候状況に左右される傾向があります。

以上のようなリスクを考慮しながら計画を立てましょう。

まとめ

函館空港から伊丹空港までの空のルートは1つだけではありません。

速さや最適さを重視するなら直行便を、安さを重視するならLCCでの乗り継ぎを検討してみましょう。

ただし空港での乗り継ぎが多いほど、遅延や欠航のトラブル、乗り遅れなどのリスクが多くなります。コストの重視のし過ぎにも気をつけましょう。
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