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函館空港発着便を利用前に確認。アクセスや空港内での過ごし方を紹介

函館空港発着便を利用前に確認。アクセスや空港内での過ごし方を紹介

函館空港は北海道最南端の空港で、国内線と国際線が発着しています。空港内はコンパクトですが多くのショップやグルメスポットがあり、フライト前の時間が有意義に過ごせるでしょう。空港から函館市街地までのアクセス方法も要チェックです。

この記事は2018年11月09日時点の情報をもとに執筆しています。

函館空港は国内線、国際線が発着

道南の空の玄関口である函館空港は、函館中心部から約9kmの海岸線沿いに位置します。

新千歳空港に次ぐ規模で、国内線は、東京・名古屋・大阪に直行便を有します。台湾発着の国際線もあるため、国内の旅客はもちろん、外国人、海外旅行者の利用も多いのが特徴です。

函館空港は国内線、国際線が発着

道外以外にも道内の空港へ乗り継ぎ可能

広大な北海道を移動する手段は、電車や高速バス、車の他に、飛行機も頻繁に用いられます。北海道には全部で12の空港があり、道外に出るだけでなく道内を移動するのにも便利です。

函館空港は、札幌の新千歳空港、奥尻郡奥尻町の奥尻空港、札幌にあるもうひとつの札幌丘珠空港まで、直行便があります。

函館空港から、国内線・国際線ともに路線が充実している新千歳空港を経由して、東北各地や福岡、上海や北京まで足をのばすことも可能です。

このように北海道の各空港は目的地までの『乗り継ぎ空港』としても利用されています。

国際線は台北行きのみ

函館空港発着の国際線は、台湾の台北『桃園空港』行きのみで、タイガーエア、ANAとエバー航空の共同運航便が運航しています。
  • タイガーエア:月・水・木・金・日
  • エバー航空とANAの共同運航便:毎日

函館-台北間の所要時間は約3時間50分で、タイガーエアが12時台、エバー航空とANAの共同運航便が16時台の出発です。

LCCはバニラエア、タイガーエア

函館空港発着のLCCはバニラエアとタイガーエアです。

『バニラエア』はANAグループの日本のLCCで、函館-成田の直行便を4980円からの格安料金で提供しています。17時発の1本のみですが、所要時間は1時間40分で、19時台には成田に到着できます。

『タイガーエア』はシンガポールに拠点を置くLCCで、日本の9つの空港と台湾をつなぐ路線を多く持っています。函館発は台湾の桃園空港着のみですが、週に5便の運航があり利便性は高いといえるでしょう。

函館空港へのアクセスとフロア紹介

函館空港と市街地を結ぶ移動手段は多数あり、アクセスは良好です。函館駅や観光スポットに直行するバスも多く、はじめて訪れる観光客も楽に移動できるでしょう。

函館空港へのアクセスとフロア紹介

函館市街地への往復はバスを利用

函館空港から函館市街地までは約9kmほどで、移動にはタクシー・車・シャトルバスが利用できます。

函館空港とJR函館駅・函館市内を結ぶ『シャトルバス』は国内線全便の到着と出発時間に合わせて運行します。函館空港発着は朝の7時台から19時台まで30本以上あり、万が一乗り遅れても、次のバスまで長く待つ必要はありません。

空港-函館駅間の所要時間は20分で、料金は大人450円、子供230円です。

また、目的に応じて、函館駅方面への路線バス『96系統』や『五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス』なども活用してみましょう。

国内線、国際線ターミナルは隣接

函館空港は、同じ建物内に国内線ターミナルと国際線ターミナルが隣接して配置されています。ターミナル間の移動に時間はかからず、各航空会社のカウンターも分かりやすいでしょう。

チェックインは、各ターミナルの1Fで行います。2Fには出発ロビーやビジネスラウンジがあり、連絡通路でターミナル間がつながっています。

おすすめの空港内の過ごし方

空港での時間を無駄なく過ごせるように、空港内のフロアマップを確認しておきましょう。函館空港でのおすすめの過ごし方を3つ提案します。

おすすめの空港内の過ごし方

ショップやレストランで楽しむ

空港内には、函館の特産品を扱うショップやレストラン、カフェなどがあります。余裕をもって空港に到着し、チェックイン後は、グルメやショッピングを楽しみましょう。

国内線ターミナル2Fにある『函と館』では函館の名物のイカと鱗紋を組み合わせた模様(いかうろこ紋)のお洒落な小物が購入できます。

同じく2Fにあるアトリエ兼ショップ『こぐま座』では函館や北海道の風景をモチーフにしたポストカードを扱っており、旅の思い出に購入する人が多いようです。

国内線ターミナル1Fには元祖函館ラーメンが堪能できる『らーめん・そば おんじき庭本』があります。搭乗のギリギリ前まで函館の味を味わえるのは嬉しいですね。

送迎デッキで滑走路を一望

国際線ターミナル3Fには全長約110mの広々とした送迎デッキが配置されています。

発着する飛行機を間近で眺めたり、ベンチに座り友人や家族と別れのひとときを過ごしたりするのもよいでしょう。晴れた日は津軽海峡の海原や函館山が美しく見えます。

国際線搭乗時は免税店も利用可能

国際線ターミナルの2Fには『免税売店 DUTY FREE SHOP』があります。国際線の乗客のみが入れる非制限エリアにあるため、出発直前までゆっくりとショッピングが楽しめます。

海外有名ブランドの化粧品や香水、たばこ、お酒などの他、北海道の特産品も取り扱っています。

まとめ

LCCや北海道発着のリーズナブルなチケットが増加するに伴い、函館空港を利用する人もどんどん増えています。

首都圏にある空港とは規模も便数の多さも違い、空港内で迷子になることは少ないですが、フロアマップを把握しておくとフライトまでの待ち時間が有効に使えます。
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