函館空港周辺のオススメ撮影スポット紹介。自然や町並みを記録しよう

函館は、2018年の『自治体魅力度ランキング』で全国1位に輝いた、人気都市です。市街地にほど近い空港から市内の観光地にも向かいやすく、思い出に残る1枚を撮影できるでしょう。

空港周辺にはどんな風景が広がっているのでしょうか。

函館空港は、函館市中心部から約9km離れた場所にあり、市内の観光名所や絶景ポイントは、ほぼ1時間圏内にあります。

函館空港から市内の『JR函館駅』まで行くには、『函館帝産バス』のシャトルバスを利用すると便利です。函館駅までの所要時間は20分ほどと短いうえ、大人1人片道の料金は450円と、短時間・低コストで移動できます。

バスは飛行機の到着便に合わせて運行されるため、降機から間をおかず移動できるでしょう。

函館帝産バス公式HP：https://www.hakotaxi.co.jp/index.shtml

北海道の南端部に位置する函館市は、周囲を山と海に囲まれた、風光明媚な街です。海沿いからは津軽海峡、山沿いなら駒ヶ岳など、北海道南部らしい風景が見られます。

また、1859年に横浜・長崎と共に日本初の国際貿易港として開港した『函館港』は、日本のほかの都市にはない文化を函館にもたらしました。市内には開港当時の面影を感じさせる建物も多く現存しており、思わずカメラを向けたくなる風景にも出会えるでしょう。

函館市内には、観光には外せない場所が数多くあります。カメラ持参で訪れたい、オススメの撮影スポットを紹介します。

函館市西端に位置する『函館山』は、函館市街地を一望できる、函館屈指の人気観光スポットです。

『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも三ツ星を冠せられ、夜景が臨める時間には、多くの観光客が押し寄せます。函館独特の扇地形がくっきりと浮かび上がる夜景は美しく、ぜひともカメラに収めておきたいスポットです。

魅力的な夜景で知られる一方、函館山は日中も見どころが多いというのはご存知でしょうか。

日中の函館山は、夜よりも来訪者が少なく、ふもとの教会群やベイエリア、五稜郭タワーがはっきりと見渡せます。ロープウェイ右手の公園からは下北半島や津軽半島も見え、夜とは違う趣を楽しめるでしょう。

• 施設名：函館山（ロープウェイ山麓駅）
• 場所：北海道函館市元町19-7
• 電話番号：0138-23-3105
• 営業時間（4/25～10/15）：10：00～21：50（上り最終）、22：00（下り最終）
  （10/16～4/24）：10：00～20：50（上り最終）、21：00（下り最終）
• 公式HP：https://334.co.jp/
  

海までまっすぐに伸びる『八幡坂』は、映画やドラマに度々登場するため、「あの坂かな」と思い当たる人も多いのではないでしょうか。

坂の上からシャッターを切れば、イタヤカエデやニセアカシアの並木の先に、青い海と函館港が綺麗に収まり、絵葉書のような写真が撮れます。坂周辺は上の教会群と併せて、函館で最も人気のある撮影スポットの1つです。

また、函館らしい写真を目指すなら、路面電車も忘れてはいけません。市電は市内を巡って走りますが、撮影スポットとしてオススメなのは、歴史を感じさせる建物が並ぶ西部地区です。

十字街のランドマーク・旧丸井百貨店周辺でカメラを構えれば、異国情緒を感じさせる写真が撮れます。路面電車の運行間隔や時刻表を確認して、シャッターチャンスを狙ってみましょう。

函館市公式HP：https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014012100939/

函館市のほぼ中央に広がる五稜郭は、現在では広大な公園として活用されています。春は桜、冬は雪やイルミネーションが美しく、絶好の撮影スポットとなるでしょう。

さらに、南の展望タワーは、函館山や津軽海峡がくっきりと見える絶景スポットです。カメラ持参で上れば、雄大なパノラマショットも狙えるかもしれません。

また、五稜郭タワー前のバス停からは、『五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス』に乗車できます。五稜郭とトラピスチヌ修道院までを22分・大人1人片道260円で結んでいるので、少し足を伸ばすのもおすすめです。

トラピスチヌ修道院は、1989年に設立された日本初の女子修道院で、現在も修道女たちが暮らしているため、立ち入れる場所は限られています。

敷地内には1927年に再建された建造物が現存しており、煉瓦の外壁や半円アーチ窓など、ゴシック・ロマネスク様式の入り混じったデザインが印象的です。

函館バス公式HP：http://www.hakobus.co.jp/airport/

函館空港屋上には見晴らしの良い展望送迎デッキがあり、こちらからも美しい風景を撮影できます。

函館空港の送迎デッキについてみてみましょう。

国内線ターミナルビル3階から、空港送迎デッキに出られます。眼前には空港滑走路が広がり、すぐ目の前で発着する飛行機のダイナミックな姿を撮影するなら、ベストポジションといえるでしょう。

滑走路の向こうには津軽海峡や函館山も臨めます。飛行機の発着に合わせてシャッターを切れば、函館らしい写真を撮影できるでしょう。

デッキにはフェンスに沿ってベンチが並んでいるので、のんびり座ってタイミングを計ってみてはいかがでしょうか。

• 施設名：函館空港送迎デッキ
• 場所：函館空港国内線ターミナルビル3階
• 利用時間：8:00～19:30（積雪の場合は閉鎖）
• 函館空港公式HP：https://www.airport.ne.jp/facility/deck/
  

市街地から近い函館空港からは、人気の観光スポットまではすぐそこです。函館山や五稜郭、元町周辺などに行けば、函館らしい風景に出会えるでしょう。

また、空港送迎デッキも函館山や津軽海峡を臨めるビュースポットです。時間があればカメラを片手に、足を運んでみるのもおすすめです。