鹿児島県大島郡喜界町の喜界島の西部に位置する空港。旧海軍の飛行場として建設され、太平洋戦争中は前線基地として使われました。その後県営の飛行場となり、全長1,200mの滑走路をもつ空港として民間利用を開始しました。JALグループの日本エアコミューター（JAC）が運航し、鹿児島空港と奄美空港を結んでいます。1階建てのこぢんまりとしたターミナルの隣の滑走路にはプロペラ機が発着する離島らしさのある空港です。空港内には島料理を楽しめる喫茶店が併設されています。空港前にはバス・タクシー乗り場があり島観光に便利です。周辺にはレンタカー会社もいくつかあります。目の前には臨海公園があり、豊かな緑と鮮やかな海が広がっています。

鹿児島県奄美市に位置する離島・奄美大島にある空港で、昭和39年に開港しました。昭和63年に海岸沿いの埋め立てを行い2,000m滑走路が整備され、新空港として移転開港。2001年に移転跡地に奄美の自然や文化を紹介する施設「奄美パーク」が建設されました。現在の奄美空港は、東京・大阪・福岡・鹿児島・那覇といった主要都市へ就航し、離島ならではの自然や魚介類、特産物といった魅力を持つ奄美大島には国内外問わず多くの観光客が訪れています。また、主要都市とのアクセスにとどまらず、奄美大島周辺の島々へのアクセスにおいても重要な拠点となっています。また、視界が晴れていれば奄美空港とわずか16kmほどの距離で結ばれている喜界空港へ離着陸する航空機を奄美空港から肉眼で見ることができます。