稚内空港から利用できるバスは2本。料金目安や注意点を紹介

稚内空港から運行している「空港連絡バス」は、市街地の「駅前ターミナル」を経由して「フェリーターミナル」へ向かいます。

空港から「駅前ターミナル」までは約30分、「フェリーターミナル」までは約35分到着します。

空港連絡バスの運賃はおとな700円、子ども350円です。

ANAの羽田便と千歳便に接続しているため、出発時刻は飛行機の到着に合わせて前後する点に注意しましょう。おおよその出発時刻は、11時25分・12時50分・16時45分になっています。

また、駅前ターミナル方面行きの場合、途中の停留所は下車のみで乗車はできません。

稚内港のフェリーターミナルから空港へ向かうバスの便数も1日3便で、こちらもANAのフライトの出発時刻に合わせて、空港に到着するようになっています。

フェリーターミナルからの出発時刻は、10時25分・11時50分・15時45分です。

こちらも、途中の停留所からは乗車のみ、下車できるのは、終点の空港ターミナルのみになります。

どちらの方面行きのバスも、接続便のフライトが欠航する場合、バスも運休になるので、あらかじめ念頭においておきましょう。

公式HP：http://www.soyabus.co.jp/

稚内空港から出発する「空港連絡バス」の乗り場は、空港ターミナルビル1階を出ると『左側』にあります。

ビルの1階の出入り口は2カ所あるので「到着ロビー側の出入り口」を利用すると、バスの乗り場まで近いでしょう。

稚内港や稚内駅から「空港連絡バス」に乗車して空港で降車する際の降り場は「チェックインカウンター側の出入口」になっています。

バスを降りて空港ターミナルビルに入ると、すぐに搭乗手続きができるので便利です。

稚内空港からは「季節運行バス』も利用できます。「稚内空港」から「宗谷岬」を経由し「駅前ターミナル」までの路線を走ります。

「季節運行バス」は、空港連絡バスと同じ「宗谷バス」が宗谷市から依頼を受けて、毎年夏季6～9月頃に運行している期間限定のバスです。

（運行されていない時期は、公式ホームページ上に記載がない場合があります）

公式HP：http://www.soyabus.co.jp/

稚内空港から乗車する「季節運行バス」の運賃は、一律2,000円です。

夏季（6～9月頃）の時期のみの運行で、便数は1日1便と少なめです。

季節運行バスは予約不要です。利用方法は、はじめに乗務員に運賃2,000円を支払って乗車しましょう。

各エリアまでの所要時間も確かめておきましょう。空港から「宗谷岬」までの所要時間は約30分です。宗谷岬に到着後は、60分程度滞在時間が設けられています。

宗谷岬での滞在時間も含めて終点の「稚内駅前バスターミナル」までは、約2時間40分の所要時間です。

稚内空港からバスを利用する場合、注意した方がよいことはあるでしょうか。稚内空港から利用できるバスの特徴についてまとめました。

稚内空港から稚内駅を経由して稚内港フェリーターミナルへ向かう「空港連絡バス」は、飛行機の発着時間に合わせて出発しています。

そのため、終点の「稚内港フェリーターミナル」で下車しても、フェリーの出発時刻とはスムーズに接続していません。

「稚内港フェリーターミナル」へのバスの到着時刻によっては、フェリーの出発までに間に合わないという可能性もあり、次のフェリーの出発まで、時間が空いてしまう場合もあります。

フェリーを利用する際は、あらかじめ時間を確かめておいた方がよいでしょう。

稚内空港から利用できるバスでは、運賃の支払いは、現金のみを取り扱っています。電子マネーやクレジットカードでは、運賃の支払いができません。

空港からバスを利用する際は、現金の持ち合わせがあるかを事前にチェックしておきましょう。

稚内空港周辺には駅がないため、移動には車やバスを使います。

稚内空港から運行されている「空港連絡バス」は、片道600円で市街地や稚内港へ向かうことができるので、観光で訪れた人にとって非常にありがたい交通手段です。

夏季には、宗谷岬への観光に便利な「季節運行観光バス」も走ります。予約の必要がありませんので、気軽に利用してみてください。