大分空港から出ているバスから大分の人気観光地へ！特徴やルートなどを紹介

まずは大分・別府方面へ向かうエアライナーですが、エアライナーは大分空港のバス乗り場2番から出ています。

別府には九州屈指の温泉地・別府温泉があります。湧出量世界第2位という素晴らしい温泉です。大分に行くなら別府はぜひ訪れたいですね。

別府では温泉の不思議と力を実感できる「地獄めぐり」が定番。全部で8つある地獄ですが、見ておきたいのは「血の池地獄」。ネーミングは怖いのですが、血の池のような色になってしまう原因は酸化鉄、酸化マグネシウムの泥土が噴出しているからなんですよ。

血の池地獄の近くには、定期的に吹きあがる温泉が迫力の間欠泉「竜巻地獄」もありますので、一緒に見に行くのをおすすめします。

地獄めぐりには別府駅前行き、大分駅前行き共に停車する「別府北浜」バス停から路線バスが出ているので利用してくださいね。本数は30分頻度で運行しているのも使いやすい点ですし、朝は8時から夜は22時まで出ているので安心です。大分や別府方面に行く予定がある方は、大分空港からの空港バス「エアライナー」を利用しましょう。

次に豊後高田・宇佐・中津方面へ行くノースライナーですが、大分空港のバス乗り場3番から出ています。

「昭和の街」として知られる豊後高田エリアは、年間約40万もの人が訪れる大分有数の観光スポットです。その名の通り、町全体が「昭和」のテーマパーク。町歩きするだけでどこか懐かしい気持ちになれます。

宇佐エリアは全国に約44,000社ある八幡宮の総本社「宇佐神宮」が有名です。格式高いこの神社にお参りするだけで、何かご利益がありそうですね。

そして中津は今や全国に名を知られるご当地グルメ「中津からあげ」が有名ですが、黒田官兵衛や福沢諭吉ゆかりの地でもあるんですよ。

それらの観光スポットへ行くなら、大分空港からの空港バス「ノースライナー」を使うのがおすすめです。ただし、ノースライナーは大分空港から1日に4本しか出ていません。飛行機連絡なので、万が一飛行機が遅れてしまっても乗り遅れる心配はありませんが、路線バスも兼ねているので、道路の混雑状況によっては目的地への到着時刻がずれる可能性があります。

佐伯・臼杵方面へ行くなら、大分空港のバス乗り場4番から出ているサウスライナーへ乗りましょう。

臼杵は国宝の「臼杵石仏」をはじめとする数多くの歴史的建造物をはじめ、国の都市景観100選にも選ばれた「旧真光寺前の二王座歴史の道」、天然記念物の鍾乳洞「風連鍾乳洞」、そして江戸時代の面影を残す「臼杵城跡」など、歴史や文化流れを体感できるエリアです。

佐伯は自然を満喫できるエリア。佐伯のシンボルかつ絶景が拝める場所として知られる「豊後二見ヶ浦」や、続日本100名城にも認定された「佐伯城址」の城山などの観光スポットはもちろん、豊富で新鮮な海の幸はぜひ食べたいところ。

また、造船の町でもあり、迫力満点の新造船の進水式もタイミングがあえば見ることができます（進水式の日程は佐伯観光協会まで）。

本数は多いほうではありませんが、平日・土日祝日も同じ時刻表でバスが運行しているのでわかりやすいですね。所要時間がかなりかかってしまうので、車内での暇つぶしに本を読んだり、現地での観光などに備えて仮眠をとるのもよいでしょう。のんびりとした旅が楽しめそうです。

大分空港から湯布院へ向かうなら、大分空港のバス乗り場3番へ向かいましょう。3番のりばからは豊後高田・宇佐・中津方面のバスも出ているので、乗り間違えのないように注意してください。

湯布院エリアは全国的に人気を誇る温泉地です。温泉・観光・自然と様々な表情を見せるので、目的や好みに合わせて旅行を楽しむことができます。

由布院駅から出ている「辻馬車」は、馬車に乗っての町巡りが人気。辻馬車に揺られながら、由布岳のもとに広がる豊かな自然とともに、由布院各所をゆっくり約50分かけて散策するのもおすすめです（※辻馬車は定員に限りがあるため予約はお早めに）。

湯布院行きの空港バスも1日に6本出ているので使いやすいのが利点です。大分屈指の観光地「湯布院」には、大分空港から約55分と比較的時間をかけずにアクセスできるので、観光地巡りをするための時間も十分確保できそうですね。

大分の各観光スポットの紹介と、その場所へ行くための大分空港からの空港バスについて、所要時間と料金を見てきました。大分空港バスは大分各地の方面別に4種類ありますので、目的地にあわせた空港バスを利用して、ぜひ大分の観光を楽しんでくださいね。