宮崎空港に就航しているLCCは？行き先や料金、フライト時間もご紹介！

宮崎空港に就航している国内線LCCは「peach」「ジェットスター」2つです。路線や料金は直行便のもののみをご紹介しているため、別の空港を経由する場合は含みません。

格安航空会社として「ソラシドエア」も運航していますが、厳密に言えばLCCではないためやや高めの運賃になっています。
しかし、JALやANAと比較して安い料金で利用できるため「LCC」として扱われることが多く、ここでも例によって紹介していきます。

「ソラシドエア」は厳密に言えばLCC（格安航空会社）ではなく、「羽田-宮崎」間や「那覇-宮崎」間は大手航空会社である「ANA」とのコードシェア便によって運航している航空会社です。そのため、座席の広さや持ち込み手荷物の無料範囲が一般的なLCCと比べて広く、余裕のあるサービスを受けられます。

例えば、座席の広さは「peach」「ジェットスター」など国内線のLCCのほとんどが約74cmになっています。しかし、ソラシドエアはANAと機体を共有しているため、約81cmと7cmほど広い座席に座れます。81cmはJALやANAの一般的な座席と同等の広さなので、多少の個人差はあるもののたいていの人は窮屈さを感じずに座れます。

また、機内持ち込み手荷物も「ジェットスター」「peach」いずれも7kgまでなのに対し、「ソラシドエア」は10kgまで無料で持ち込むことができます。預けられる手荷物は20kgまで無料ですが、「ジェットスター」「peach」でもワンランク上の料金プランを申し込めば20kgまで無料となりますので、預かり手荷物のサービスには差はないと考えて良いでしょう。

LCC（ローコスト・キャリア）とは、一般的によく知られた大手航空会社である「ANA」や「JAL」に比べて、低価格での運航を実現した格安航空会社です。

格安であるぶん手荷物制限が厳しい、無料のレンタルサービスなどが少ない、という若干の不便はあるものの、「手荷物が少ない人や機内の無料サービスはあまり必要ない」という人には上手く使えば快適で安く空の旅を楽しめるオトクな航空会社です。

手荷物や座席の広さについては前章でも触れましたが、その他にも予約内容の変更に手数料がかかる、払い戻しができない、機内食や飲み物が有料、機内での音楽や映画などのエンターテイメントサービスやアメニティグッズなどが有料またはついていないなど、大手航空会社とはサービス内容が異なるため、事前の準備を十分にしておく必要があります。

もちろん、これらのサービスが必要ないという人も少なくありません。

特に、年々発達する技術によってフライト時間が短くなっている今、国内線のフライト時間は数十分～数時間と、電車に乗っている時間よりも短いこともあります。眠っている、または一緒に旅している家族や友人と話している間に着いてしまうくらいの飛行機内で、エンターテイメントやアメニティはそれほど必要ないこともあります。

このように、利用する目的やプランによってはLCCと大手航空会社、どちらのメリットも捨てがたいものです。メリットとデメリットをよく検討し、自分に合った航空会社やプランを選びましょう。

宮崎空港に就航しているLCCは、国内線は東京・大阪・沖縄の3都市へ向かえます。「ソラシドエア」は厳密に言えばLCCではないですが、比較的安くチケットが購入できる点でLCCに入れられることが多いためご紹介しました。

大手航空会社とLCCは価格の面で大きく競争していますが、どちらにもそれぞれのメリットがあります。
利用する際はよく検討し、自分に合ったプランを選びましょう！