羽田空港の歴史は1931年に開港した日本初の国営民間空港「東京飛行場」から始まりました。当初は長さ300mの滑走路が1本のみでしたが、現在では4本の滑走路、3つのターミナルをもつ日本最大の空港です。国内の主要都市だけでなく海外の50以上の都市に就航し、日本と世界を結ぶ国際空港として活躍しています。ターミナル内には売店やレストラン・カフェなど100を超えるお店が立ち並び、飛行機の利用客以外も楽しめます。江戸の街並みを再現した「江戸小路」や江戸時代の橋を半分のサイズで復元した「はねだ日本橋」など、日本らしい風情を感じる施設も見どころです。横浜駅まで電車で30分、東京駅まで約50分というアクセスの良さも魅力です。

東京都心から約60kmほど離れた千葉県成田市にある日本最大規模の国際空港。1978年に開港し、羽田とともに日本と世界を繋ぐ空の玄関口として年間1,000万人以上の旅客数を誇ります。3つのターミナルを持ち、第3ターミナルはLCC専用ターミナルとして活躍しています。空港内には葛飾北斎の日本画や現代アート、ステンドグラスなどさまざまなアート作品が展示された、国際空港らしい洗練された雰囲気。お土産売り場では東京・千葉だけでなく全国各地のお土産・グルメが揃います。空港敷地内にはカプセルホテルやシャワールームも併設しており高い快適性が魅力。都心を結ぶ電車がターミナルに直結しているので都内へのアクセス・関東の観光に便利です。

福岡県北九州市にある平成18年開港の空港。九州の主要空港である福岡空港が市街地にあるのに対し、全長約2kmの連絡橋で陸地と繋がる海上空港のため騒音被害が少なく、24時間利用可能で早朝・深夜便が運航しています。国内では羽田・静岡・那覇、海外では釜山・台北・大連などアジア地域に就航。24時間利用を活かした貨物機の運航も積極的に行っています。各方面へバスが運航しており、小倉駅まで約50分、博多まで約90分です。空港内には明太子、カステラなど九州各地のお土産を販売しています。SFアニメ「銀河鉄道999」の作者・松本零士氏が北九州市出身であることから、空港内には同作のヒロイン・メーテルが各所に描かれています。