茨城空港の駐車場情報まとめ【料金・時間・台数】

首都圏の北の玄関口として知られる茨城空港は、東京・前橋・いわき方面から車で2時間ほど。

駅から離れていますが、ターミナルビル前には広々とした駐車場が完備されているため車でのアクセスが便利です。

茨城空港駐車場を利用するメリットと注意点を紹介します。

茨城空港には３つの駐車場があり、いずれも無料で利用できます。

【第一駐車場】
搭乗者・送迎者専用
(身体障害者用駐車スペース除く)

営業時間：5:30 - 22:00
一般者用駐車スペース：653台
身体障害者用駐車スペース：18台
大型バス駐車スペース：11台

【第二駐車場】
搭乗者・送迎者専用

営業時間：5:30 - 22:00
一般者用駐車スペース：636台

【第三駐車場・臨時駐車場】
見学者・バス利用者はこちらをご利用。

営業時間：5:30 - 22:00
一般者用駐車スペース：188台（第三駐車場）
一般者用駐車スペース：2,100台（臨時駐車場）

第一、第二駐車場が混雑したときのみ臨時駐車場が利用可能です。

毎年12月ごろに茨城空港に隣接する百里基地で開催される航空祭の日などはとても混雑するので、フライト日と重なった場合は早めに行くのがおすすめです。

基本無料ですが、注意したいのが営業時間と駐車可能な車の種類。

茨城空港駐車場を利用する際、気をつけたいポイントを紹介します。

３つの駐車場はいずれも営業時間は朝５時半から夜22時まで。時間外になると閉鎖されてしまうので車を出せなくなります。なので早朝・深夜のフライトなどで駐車場の営業時間外に着いた場合は外で待たなければいけません。

営業時間内の入出庫が難しい人は、周辺に宿を取ったり飛行機を変更したりと、事前に対策を考えておく必要があります。

臨時駐車場も含めると、茨城空港は3,000台以上の車が駐車可能です。

ただし、身体障害者用車両や大型バスなどで乗り入れる際は、第1駐車場しか対応していません。場内には一般車両用スペース653台のほか、身体障害者障用駐車スペースが18台、大型バス用駐車スペースが11台用意されています。

バス用のスペースは駐車場奥ですが、障害者用スペースは第1駐車場1つ目の入り口を入ると、すぐ左手にあります。こちらは空港ターミナルビルに最も近い場所にあるため、車いすなどの移動も比較的容易です。

障害者マークのついた車を乗り入れるなら、第1駐車場を目指しましょう。

広大な無料駐車場を持つ茨城空港では、長期の駐車でも料金を気にせずに済みます。ただし、一定期間を超える場合は空港に届け出る必要があるので注意しましょう。

茨城空港駐車場を長期間利用する場合のポイントや注意点を紹介します。

空港駐車場での駐車が14日を超える場合は、空港に『長期駐車申請書』を空港ビル管理事務所に提出しなければなりません。申請書には、住所・氏名・電話番号・車種・色・車のナンバー・駐車場所・駐車期間を記入します。

さらに下の方には長期駐車の理由について記述する欄もあるので、書き漏らさないよう注意しましょう。

現在茨城空港では、引き取り手のない放置車両が深刻な問題となっています。届出を出さないままに長期駐車すると、車を放置していると思われるかもしれません。要らぬ心配をせずに駐車できるよう、届出は必ず提出することをおすすめします。

長期間車を駐車する際は、人目につきやすいよう意識して駐車すると、盗難にあう確率を下げることができます。

茨城空港で長期間駐車する場合は、空港ターミナルビルから遠い第2駐車場を利用しなければなりません。第2駐車場奥は人目につきにくいため、できるだけ車が通る道路の近くや、暗闇でもよく見える照明の側に駐車することをおすすめします。

第2駐車場なら入口・出口に近いDエリアがよいでしょう。

このほか、タイヤとホイールをロックしたり、防犯警報装置をセットしたりすると、さらに安全度は高まります。ただし、どんなに防犯に努めても、ドアロックを忘れるなどのミスをしては意味がありません。

車を離れる時はしっかりとロックの確認を行い、窃盗犯につけ入るスキをあたえないことが重要です。

広大な駐車場を無料で利用できる茨城空港は、マイカーを使いたい関東圏の利用者には便利です。申請すれば2週間以上の駐車も可能なため、海外への渡航者も気兼ねなく使えるでしょう。

ただし、駐車場の利便性が高いぶん、いろいろな人が駐車場を利用します。駐車場でトラブルがあっても空港は関与しないため、自分の車は自分で守らねばなりません。駐車する前には駐車場所を厳選し、トラブルに合う確率を下げておきましょう。