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広島空港から名古屋方面への運航便は?中部国際空港へは乗継便のみ

広島空港から名古屋方面への運航便は?中部国際空港へは乗継便のみ

広島空港から飛行機で名古屋方面へ行く場合、直行便が出ていないため乗継便を利用しなければなりません。 広島空港から利用できる乗継便にはどのようなものがあるのでしょうか? そこで今回は、チケットをお得に購入するポイントと空路以外の移動方法を併せて紹介します。

この記事は2023年07月31日時点の情報をもとに執筆しています。

広島空港から名古屋方面への飛行機はある?

広島空港から名古屋方面へ行きたい場合、どのような方法があるのでしょうか?
名古屋方面の最寄り空港や、運航便についてみてみましょう。

広島空港から名古屋方面への飛行機はある?

中部国際空港セントレアへの直行便はなし

名古屋方面へ行くのに最も利用しやすい空港は、愛知県常滑市の沖合に浮かぶ海上空港「中部国際空港」です。

中部地方を意味する英語「central」と空港を意味する「airport」を組み合わせて作られた造語「セントレア」という愛称で親しまれています。

現在のところ、広島空港から中部国際空港に乗り入れている直行便はありません。(※2023年7月時点)

広島の周辺空港だと四国・松山空港か、九州・福岡空港が中部国際空港への航路を持っています。しかし、両空港とも至近というわけではないので、広島空港の代わりに利用するのはあまりおすすめできません。

羽田空港や成田空港の乗継便はあり

広島空港から中部国際空港へ移動する場合、東京の成田空港or羽田空港を経由する乗継便を利用すれば行き来可能です。

ただし、目的地である名古屋を一旦通り過ぎて東京に行き、再び戻る形になるので時間・距離ともにロスが大きい印象です。

タイミングによっては所要時間が5時間程度かかることもあるので、乗継便を利用する際は時間に余裕をもって動く必要があります。

名古屋飛行場への路線もなし

名古屋の最寄り空港は中部国際空港のほか「県営名古屋飛行場」もあります。こちらは名古屋市の北部、西春日井郡豊山町に位置し、定期運航便は国内線のみという地方空港です。

小さい空港ながら中部国際空港より名古屋市に近いので、県営名古屋飛行場にアクセスできれば名古屋までの移動は容易です。

しかし、県営名古屋飛行場に乗り入れているのは静岡に拠点を置く航空会社「FDA(フジドリームエアラインズ)」の単独便またはJAL(日本航空)とのコードシェア便のみです。

広島空港と同じ中国地方では「出雲空港」からの運航便がありますが、広島空港からの乗り入れはありません。

中部国際空港への乗継便の料金は?

広島空港から成田や羽田で便を乗り継いで行く場合、気になるのは料金です。

まず、各空港を運航している航空会社をみてみると、広島-成田空港間では「春秋航空」が運行。広島-羽田空港間では「JAL」「ANA」が運航しています。

一方、中部国際空港に乗り入れているのは、成田・羽田ともANA便とJAL便のみです。

まずは、広島から中部国際空港まで羽田空港を経由した場合の料金をみてみましょう。

中部国際空港への乗継便の料金は?

搭乗75日前までの早期予約なら2万円以下

羽田空港経由便の場合、搭乗75日前までにチケットを予約・購入するとANA・JALとも1万5000円台で乗り継便を利用できます。

両航空会社ともチケットを75日前までに購入すれば最も高い割引率が適用される「早期割引サービス」を実施しており、チケット購入が早いほど料金はお得です。

ANAなら「SUPER VALUE」、JALなら「スペシャルセイバー」と呼ばれるこのサービスを利用することで、広島-羽田空港間は1万5千円台、羽田-中部国際空港間は1万円ほどで利用できます。(※2023年7月現在)

ただし、前述のとおり乗継便はトータルの所要時間が長くなるのがネックです。早期割引サービスで運賃が安くなるとはいえ、5時間かかる移動に2万円強をかけるのが妥当かどうか、旅程と照らして考えてみることをおすすめします。

搭乗21日前を過ぎた直前予約は4万円超え
搭乗日まで21日を切ると、割引率がぐっと低下するので注意が必要です。

ANAの場合、SUPER VALUEは21・28・45・55・75の5種類が設定されており、これを過ぎると、「VALUE」という割引サービスに切り替わります。

チケットを21日前までに購入すればトータルの料金は2万5千円台ですみますが、直前に購入すると料金は4万6千円を超え、支払い額はかなり増えてしまうでしょう。

JALの場合も同様に21日を過ぎると割引率が下がってしまうので、なるべく移動コストを抑えたい人は旅程が決まり次第チケットを予約・購入することをおすすめします。

広島空港から名古屋へは新幹線移動も検討を

広島空港から名古屋へ向かう場合、陸路新幹線を利用する方法もあります。広島空港から名古屋駅へ移動するルートをみてみましょう。

広島空港から名古屋へは新幹線移動も検討を

山陽新幹線のぞみ利用で名古屋駅へアクセス

広島・名古屋駅とも所在地の主要駅となるため、新幹線の便は豊富です。広島駅から「山陽新幹線のぞみ」を利用すれば、名古屋駅までは2時間18分ほどで移動できます。

ただし、広島空港から広島駅までは50kmほどの距離があり、移動には時間がかかるので注意が必要です。

広島空港から広島駅へなるべくスムーズに移動するには、空港発着のリムジンバスを利用するのがおすすめ。リムジンバスを利用した場合、広島駅までの所要時間はおよそ45分、料金は大人1人片道1,450円です。

公式サイト:https://www.hij.airport.jp/access/busstate/from_airport.html

料金は1万円台前半、飛行機乗継便より割安

広島駅から名古屋駅まで新幹線を利用した場合の運賃は、乗車券・特急料金を合わせて13,540円です。

広島-羽田-中部国際空港と飛行機を乗り継ぎ、5時間かけて向かった場合の料金が25,000円台ということを考えると、ストレートに名古屋に到着できる新幹線は割安ともいえます。

まとめ

広島空港から中部国際空港への直行便はなく、名古屋へ向かうなら羽田や成田を経由していかなければなりません。

ただし、乗継便は待機時間が発生するため、名古屋到着には最大5時間近くかかります。時間に余裕があれば乗継便でもよいですが、そうでない場合は陸路新幹線を利用する方法も検討してみてはいかがでしょうか。

コスト・時間をトータルに考えて、広島空港-名古屋へスムーズに移動しましょう。
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