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山形空港から銀山温泉へのアクセス。おすすめ移動方法と銀山の魅力

山形空港から銀山温泉へのアクセス。おすすめ移動方法と銀山の魅力

レトロでロマンチックな景観が楽しめる銀山温泉には、山形空港からアクセスできます。移動方法もさまざまなので、旅行の日程や目的に合わせて最適なものを選びましょう。温泉で温まるのはもちろん、タイルや鏝絵を探して散策するのもおすすめです。

この記事は2023年01月20日時点の情報をもとに執筆しています。

山形空港から銀山温泉に向かうには

山形空港から銀山温泉に向かう方法は3種類あります。バス、タクシー、レンタカーです。それぞれの利用方法について解説するので、ぴったりの方法で向かいましょう。

山形空港から銀山温泉に向かうには

予約不要の観光バスがおすすめ

「おいしい山形空港観光バス」は、銀山温泉行き・空港行きともに1日に2本運行しています。飛行機の到着に合わせて運行しているバスなので、利用しやすいのが特徴です。

途中、大石田駅前と尾花沢市役所でも停車します。

ただし、銀山温泉と山形空港を行ききできるのは、実質1日2本という点に注意しましょう。空港発の最終便は銀山温泉までは行きませんし、空港行きの始発は尾花沢市役所発だからです。

観光バスは予約不要で利用でき、銀山温泉までのバス代は2,000円です。

山形空港公式サイト:https://www.yamagata-airport.co.jp/cms/obanazawa-access/

乗降場所の指定も可能 乗り合いタクシー

銀山温泉へ向かう途中にある尾花沢市も観光したいなら、尾花沢タクシーが運行する「おいしい山形空港観光ライナー」という乗り合いタクシーが便利です。運行区域内なら指定の場所で乗降できます。

乗り合いタクシーは飛行機の到着から15分後に出発し、飛行機が出発する40分前に到着するよう運行しています。

ただし予約が必要なので、必ず前日の17時までに連絡しましょう。乗降場所を指定したい場合にはこのときに伝えておきます。

料金は銀山温泉まで大人2,600円、尾花沢市までは1,800円です。

公式サイト:http://www.obanazawataxi.net/service-info/

車の運転が得意ならレンタカーもあり

ドライブを楽しみたいならレンタカーで銀山温泉に向かう方法もあります。途中の観光場所や、気になるところへ気軽に立ち寄って自由に楽しみましょう。山形空港から銀山温泉まで、車での所要時間は50分前後です。

山形空港1階の到着ロビーには、レンタカーの受付カウンターがあるので便利です。

トヨタレンタリース・日産レンタカー・ニッポンレンタカー・オリックスレンタカー・タイムズカーレンタルの5社が入っています。
山形空港公式サイト:https://www.yamagata-airport.co.jp/access/rentacar.html

車で銀山温泉に向かう際の注意点

銀山温泉は豪雪地帯です。雪は例年12月初旬から降り始め、1・2月にはピークを迎えます。

そのため、冬のドライブには細心の注意を払わなければいけません。車で銀山温泉に行くとき、どんなことに気をつければよいのかポイントを解説します。

車で銀山温泉に向かう際の注意点

冬場の運転には細心の注意が必要

雪の積もった道路は道の端が分からなくなってしまうので、道路の両端にある赤と白のサインポールを目印に進みましょう。

大型トラックの後ろを走るのも危険です。雪が舞って視界が遮られてしまうことがあるからです。前方をトラックが走っているときには追い越すか離れて運転しましょう。

雪に反射した紫外線で、目が日焼けしてチカチカした状態になることを、雪目といいます。これを防止するため、サングラスも必ず着用しましょう。

また、レンタカーは四輪駆動車を選ぶと安心です。

車を長時間停めるときには、サイドブレーキをかけないようにするのがポイント。これはサイドブレーキ凍結防止のためです。万一凍ってしまうと、溶けるまで出発できなくなるので注意しましょう。

銀山温泉の魅力をおさらい

大正ロマンの風情あふれる銀山温泉は人気の観光地です。しかし、最初から今のような温泉街だったわけではありません。独特の景観や、その成り立ち、温泉の効果効能について解説します。

銀山温泉の魅力をおさらい

銀山温泉の成り立ち

「延沢銀山」で働く工夫が発見した温泉が銀山温泉の始まりです。銀山で栄えた場所なので、銀山温泉といいます。

かつては湯治場として人気だった銀山温泉ですが、大正2年に起こった銀山川の洪水によって壊滅してしまいました。今ある温泉街はその後再建されたものです。

温泉街として復興したのは洪水後に行われたボーリングで多量の温泉が湧き出たことによります。温泉が出たことで各旅館が洋風の木造建築に建て替え、営業を再開しました。

今ある銀山温泉の景観は、このとき作られたものです。独特な雰囲気を持つ景観を守るため、1986年には「銀山温泉家並保存条例」が制定されています。

観光地として人気の景観を保存するため尽力されています。

レトロな風景がロマンチック

懐かしい雰囲気とロマンチックさが混在している銀山温泉の景観は、全体の景色はもちろん、細部を見て回っても楽しめます。

散策するときには、ぜひ足元にも注目してください。かわいらしいタイルが、ちりばめられています。さまざまな形や模様のタイルがあるので、写真を撮ってコレクションするのも楽しみの一つ。

旅館の壁や戸袋に描かれているカラフルな絵も見どころの一つといえます。左官職人が使う鏝(こて)で描かれた「鏝絵」(こてえ)です。

各旅館が豪華さを競った結果、銀山温泉にはたくさんの「鏝絵」があります。他では見られない数の鏝絵は、見ごたえたっぷりです。

特徴的な美しい景観は、雪化粧をまとうと一層ロマンチックな雰囲気になります。

さまざまな効能がある温泉を楽しむ

銀山温泉は硫酸塩温泉でナトリウムを主成分としています。刺激が少なくマイルドで癖のないお湯なので、誰でも温泉を楽しめるのです。

効果効能は多岐に渡ります。
例えば、切り傷・やけど・慢性皮膚炎・慢性婦人病・動脈硬化症・神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性などさまざまです。

たくさんの効能があるので、さまざまな目的に向いています。
もちろん、単純に温泉の気持ちよさを味わうだけでも癒されること間違いなしです。

まとめ

山形空港から銀山温泉へは、観光バス、乗り合いタクシー、レンタカー、といった方法で向かうことができます。

予約なしで気軽に使える観光バス、エリア内なら乗降場所を指定できるタクシー、自由に観光できるレンタカー、それぞれの特徴を知って活用しましょう。銀山温泉で独特の美しい景観を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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