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山形空港のアクセス事情。簡単便利に移動してより観光を楽しもう

山形空港のアクセス事情。簡単便利に移動してより観光を楽しもう

山形空港から各エリアへ向かう場合、さまざまな移動手段があります。それぞれの移動手段にかかる料金やアクセス事情についてまとめました。また米沢や酒田などの観光地や、銀山・蔵王といった温泉への行き方も紹介します。

この記事は2023年08月08日時点の情報をもとに執筆しています。

山形空港から利用できる移動手段

山形空港から各エリアへは、「空港シャトルバス」や「空港ライナー」「レンタカー」「タクシー」などの移動手段を利用し、向かうことができます。

それぞれの料金やアクセス方法について見てみましょう。

山形空港から利用できる移動手段

便利な空港シャトルバス

「空港シャトルバス」は、飛行機の発着に合わせ運行されており、そのため時間のロスが少なく移動できます。

「空港シャトルバス」は、山形市内を1日8便運行しており、始発は8時30分、最終便は18時55分です。

降りられるバス停は全部で4つあり、終点の「JR山形駅東口」までの所要時間は約35分、料金は大人1,300円、子どもは半額です。乗車時に現金で支払いましょう。予約なしでも乗車可能です。

空港のシャトルバスの乗り場は、山形空港到着ロビー出口前にあります。

低料金が嬉しい空港ライナー

山形空港から、最寄り駅や近隣市町村との間を運行する、低料金の予約制乗り合いタクシー「空港ライナー」も出ています。このライナーは、完全予約制です。

空港と近隣市町村の間を運行する空港ライナーは、「東根市・天童市・村山市・寒河江市・河北町方面」を走ります。指定のエリア内であれば、希望の場所で降車でき、料金は800円です。

山形空港の最寄り駅は、東根市にある「JRさくらんぼ東根駅」です。空港から最寄り駅までを運行するのは「ワンコインライナー」で、料金は名前のとおりワンコイン500円です。

どちらのライナーも、空港から乗車する場合の出発時間は、飛行機が到着した15分後です。乗り場は空港到着ロビー正面玄関前、料金は乗車時に支払います。また完全予約制のため、予約がない場合は運行されないので注意しましょう。

山形空港からは、各観光地へ向かう「観光ライナー」も運行されています。行き先は、「尾花沢・銀山温泉方面」「蔵王温泉方面」「肘折温泉方面」「月山志津温泉方面」などです。

自由に移動レンタカー

空港からレンタカーを借りて、自分の行きたい場所を自由にめぐるのもよいでしょう。

山形空港では、レンタカー会社の営業所も5社入っているため、希望の車やプランも見つかりやすく、借りる際の手続きもスムーズでしょう。レンタカー受付カウンターがある場所は、ターミナルビル1階到着ロビーです。

リッチに移動タクシー

タクシーで移動したいという方のために、各エリアまでの所要時間と、小型車を利用した際の料金の目安を解説します。

山形空港の最寄り駅「さくらんぼ東根駅」までは、所要時間7分、料金は1,480円~です。「天童駅」までは約15分、2,470円~、「山形駅」までは約40分で7,510円~です。「蔵王温泉」までは1時間10分ほどかかり、料金は12,910円~になります。

タクシーは、数人で乗ると料金を人数分で割れるので、場所によってはシャトルバスや空港ライナーよりも、タクシーの方がお得になる場合もあるかもしれません。

観光地へのアクセス例

山形空港から行ける観光地としては「米沢」や「酒田」があります。

米沢は山形県の最南端に位置し、「上杉神社」や東北最大の滝である「滑川大滝」などの観光スポットがあります。酒田にも観光スポットは多く、歴史のある「山居倉庫」や、世界的写真家の作品が収められた「土門拳記念館」などがあります。

山形空港から、米沢や酒田へ向かうには、どのようなアクセス方法があるでしょうか?

観光地へのアクセス例

山形空港から米沢へアクセス

山形空港から「米沢」へ行く場合は、まず「空港シャトルバス」を利用しましょう。

終点の「JR山形駅東口」に着いたら、そこから山形新幹線に乗車します。約45分後に「米沢」に到着です。

山形空港から酒田へアクセス

山形空港から「酒田」へ向かう場合も、まず「空港シャトルバス」に乗って「JR山形駅東口」へ向かいます。

山形駅前から「高速バス 山形-酒田線 酒田方面行き」に乗りましょう。2時間~2時間20分ほど乗車すると「酒田駅前」です。

温泉を楽しむためには?

山形空港周辺には、有名な温泉地もあります。空港からのアクセス方法も簡単なので、山形空港に来たなら、足をのばして温泉に行くのもおすすめです。

温泉を楽しむためには?

山形空港から銀山温泉へアクセス

「銀山温泉」は、日暮れから夜にかけての、その幻想的な街並みも魅力のひとつです。日帰りでも楽しめますが、1泊するのもおすすめです。

山形空港から「銀山温泉」までは、予約不要のシャトルバス「おいしい山形空港観光バス」が、1日3便運行しています。料金は2,000円です。

前日17時までに予約が必要な観光ライナーもありますが、その場合は料金は3,800円です。飛行機が到着した15分後に、空港正面玄関前より出発します。

山形空港から蔵王温泉へアクセス

蔵王は温泉だけではなく、スキー場としても有名です。

山形空港から「蔵王温泉」までも、観光ライナーが運行しています。料金は3000円で、前日17時までに予約が必要です。スキーやスノーボードなどの大きな荷物があっても利用できますが、その旨を予約時に伝えておきましょう。

まとめ

山形空港から利用できる移動手段はいろいろありますが、「空港シャトルバス」や「空港ライナー」「観光ライナー」を利用するのが、料金も割安で便利でしょう。

「空港シャトルバス」は山形市内を、「空港ライナー」は空港最寄り駅や近隣市町村までを運行します。「観光ライナー」に乗車して観光地へ行くことも可能です。
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