「LCC(ローコスト・キャリア)」とは、一般的な「JAL(日本航空)」や「ANA(全日空)」などの大手航空会社(レガシー・キャリア、フルサービス・キャリアなど)よりも格安の運賃で運航サービスを提供する航空会社のことです。格安な運賃で運営するために、空港での待ち時間を減らしてタイトな運航を行うことで本数を増やしたり、機内食や飲み物などのサービスを限定したりする工夫をしているのです。
機種を統一することで、パイロットや客室乗務員がどの機種でも乗務することができます。彼ら乗務員は機種ごとにライセンスを持っているため、ライセンスと違う機種には乗務できません。さらに、パイロットは複数のライセンスを持っていても、日替わりであれこれと違う機種に乗ると事故につながりやすくなるため、できるだけ同一機種に乗ることになります。
機内食や飲み物、無料レンタルサービスなどは、提供すればその分経費がかかってしまいます。また、機体が重くなれば重くなるほど、飛行機を飛ばすための燃料が多く必要になります。そこで手荷物に重量制限をかけて持ち込む量を少なくし、燃料を節減しているのです。
逆に、それよりも重い手荷物を持ち込みたい場合はその分の燃料費を負担してもらうというイメージです。もちろん、一人当たりの持ち込める手荷物には上限もありますので、上限は各航空会社に確認しましょう。
- 格安航空券トラベリスト
- >
- 東北の格安航空券
- >
- 青森の格安航空券
- >
- 青森空港に就航しているLCCはあるの?青森空港に就航している航空会社は?
青森空港に就航しているLCCはあるの?青森空港に就航している航空会社は?
そもそもLCCってなに?
青森空港に就航しているLCCはある?
このように格安で手軽に空の旅が楽しめるLCCですが、青森空港には国内線・国際線ともにLCCは就航していません。青森空港は地方空港としては利用客数は多い方で、利用客数ランキングでは全国でも30位以内には入るような空港です。しかし、東北新幹線「新青森駅」の存在や北海道新幹線開通などの影響で飛行機の利用客数が減少傾向にあることから、なかなかLCCが参入できないのではとも言われています。
それでは青森空港で実際に就航している航空会社にはどのようなものがあるのでしょうか?
それでは青森空港で実際に就航している航空会社にはどのようなものがあるのでしょうか?
青森空港に就航している航空会社は?
青森空港はJALの就航本数が多いです。羽田空港(東京)・新千歳空港(札幌)・伊丹空港(大阪)の3つの空港へ、片道合計13便・往復合計26便を運航しています。次に多いのがANAで、片道5便・往復10便を運航しています。県営名古屋空港は「FDA(フジドリームエアラインズ)」が片道3便・往復6便、神戸空港へは片道1便・往復2便を運航しています。
このうち、JAL・ANAはいずれもレガシー・キャリアと呼ばれる大手航空会社です。FDAは地域航空会社で自社便も運航していますが、青森-名古屋間と青森-神戸間は「コードシェア便」という、JALと1つの飛行機を共有するタイプの便を運航しています。
FDAはJAL・ANAよりも航空券の料金がお得でありながら、JALのマイルを貯めることができるというメリットがあります。
このうち、JAL・ANAはいずれもレガシー・キャリアと呼ばれる大手航空会社です。FDAは地域航空会社で自社便も運航していますが、青森-名古屋間と青森-神戸間は「コードシェア便」という、JALと1つの飛行機を共有するタイプの便を運航しています。
FDAはJAL・ANAよりも航空券の料金がお得でありながら、JALのマイルを貯めることができるというメリットがあります。
青森空港にLCCが就航する予定はあるの?
「青森空港活性化検討委員会」は、2018年度から2025年度までの7年間で、年間の空港利用者を130万人に増やす空港活性化の構想をまとめました。この検討策では「航空路線の維持拡大」「利便性の工場」「空港を核とした地域づくり」「適切な空港運営」の4点が焦点となっています。
このうち、「航空路線の維持拡大」において、成田空港との間でLCCを就航させる構想はあることがわかります。はっきりとした予定ではありませんが、青森県としても意欲的にLCCの参入を目指しているのでしょう。
- 航空路線の維持拡大…国際線の増便、国内線の羽田線の増便、成田空港とのLCCの就航
- 利便性の向上…空港バスの増設、駐車場の拡大、レストランや物販店の充実
このうち、「航空路線の維持拡大」において、成田空港との間でLCCを就航させる構想はあることがわかります。はっきりとした予定ではありませんが、青森県としても意欲的にLCCの参入を目指しているのでしょう。
まとめ
青森空港には2023年6月の調査時点ではLCCは就航していません。しかし、2018年4月に発表された「青森空港活性化検討委員会」の発表によれば、2025年度までの7年間で成田空港との間にLCCを就航させようとする構想があることがわかります。
もしかしたらそう遠くない将来、青森空港と成田空港を結ぶLCCの航空便が就航するかもしれません。
もしかしたらそう遠くない将来、青森空港と成田空港を結ぶLCCの航空便が就航するかもしれません。