島根県
隠岐空港
(隠岐空港)
空港の概要
昭和43年に供用を開始した、島根県隠岐の島町にある空港。当時1,200m滑走路で運用されていましたが、島特有の気象条件化においても安定した飛行を行うべく、昭和54年には滑走路を1,500mに延長。その後は小型ジェット機運用に対応するため、平成18年に滑走路2,000mで供用開始されました。愛称は「隠岐世界ジオパーク空港」。平成27年に決定した愛称の由来は、隠岐諸島が平成25年にユネスコ世界ジオパークに登録されたことに由来しています。そんな隠岐空港はJ-AIRとJACによって、出雲・伊丹との定期便が就航しており、観光はもちろん、地域振興の面においても隠岐空港は重要な役割を担っています。
交通機関 | 乗り場 |
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バス | 1F |
タクシー | 1F |
駐車場一覧
駐車場 | 場所 | 収容台数 |
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駐車場 | ターミナルビル前 | 163台 |
料金
車種 | 時間 | 料金 |
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/ | / | 無料 |
名称 | 場所 | 営業時間 | 連絡先 |
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隠岐一畑レンタカー(隠岐一畑交通) | 空港外 | 3月~10月 8:00~18:30 11月~2月 8:30~18:00 | 08512-2-4800 |
隠岐ドライブレンタカー | 9:00~17:00 | 08512-2-1588 | |
隠岐レンタ・リース | 7:45~18:30 | 08512-2-3366 | |
マリーナレンタカー | 8:30~17:30 平日・第一第三土曜日 | 08512-2-1455 |
隠岐ならではの名産品がそろったお土産屋さんです。隠岐の伝統行事である「いぐり凧」が名前の由来となった「イグリパイ」は、あんことおもちをパイ生地で包んだ人気商品!隠岐に来たらぜひゲットしたいお土産です。他にも代表的な特産品であるサザエを使った「サザエカレー」など、地元の味が感じられる品々は要チェック!
1F
空港にある唯一のお食事処。麺類を中心に食べ物メニューを提供しており、中でも人気なのが「ちゃんぽん」です!シャキシャキとした野菜に濃厚な味噌が食欲をそそるボリューム満点の味噌ちゃんぽんは絶品!コーヒーやソフトドリンクなどで一休みにもおすすめなので、待ち時間に気軽に利用してみましょう!
1F
屋上階には無料の展望デッキが設けられています。便数が少ないため、なかなか飛行機を見ることはできないかもしれませんが、屋上から見晴らしの良い景色をのんびり眺めてみましょう。
屋上
島根半島の北方に位置する「隠岐」は4つの有人島と、およそ180の小島で構成された諸島です。人口約1万3千人を有する島の中でも、面積の大きな島を「島後」と呼び、隠岐空港が位置しているのも島後です。西南には「西ノ島・中ノ島・知夫里島」の3島が位置しています。そんな隠岐では個性豊かな自然が見られます。約2,600万年前の地層を見ることができる「浄土ヶ浦海岸」など、地球の遺産を見ることができます。また、暖流と寒流による特徴的な海水温環境によって貴重な植物が自生しており、南方系の着生ランの一種である「ナゴラン」は、日本海側では隠岐のみに分布しています。そんな隠岐諸島は空港をはじめ、周辺の島をフェリーによって結ばれており、中国地方を代表する観光地として島の文化と歴史を色濃く残しています。
隠岐の島に訪れたらぜひ行ってほしいのがローソク島です!日本海に立つ1本のローソクのような形をした無人島。その姿はまさにローソクで、燭台や先端にはローソクの芯のようなものまで!。個性的な姿が目を引きますが、ローソク島の魅力はその姿だけではありません。一日の終わり、ちょうど太陽が水平線に落ちかかって、島の先端に夕日が重なる瞬間、ローソクに明かりが点灯されたかのような光景が見られます!まるで、この隠岐の島に宿る神が、ローソクに火を点したかのような神々しい一瞬です。ローソク島は、島の展望台から見ることはできます。しかし、この光景は船の上からしか見ることができない貴重なものです。
フェリー乗り場から車で30分。壇鏡(だんぎょう)の滝は、「日本の滝百選」「日本の名水百選」にも選ばれた名所です。岸壁に立つ「壇鏡神社」を守るように左右に流れ落ちています。落差は40mで、岩壁に向かって右側を「雄滝」、左側を「雌滝」と呼びます。雄滝は、社殿の横から滝の後ろへ回ることもでき「裏見の滝」にもなっているので、ぜひ、滝の裏側からの景色も堪能してみましょう。この滝の水は、長寿の水、勝利の水などと呼ばれ昔から地元の人々から愛されてきました。今でも闘牛大会や隠岐古典相撲に参加する人たちは、ここの水で心身を清めてから勝負に挑むのだそうです。鳥居をくぐって滝まで続く参道は、杉の大木が続き、神聖な雰囲気を醸し出しています。
その昔、きゅうりを盗む河童が現れたという言い伝えがある「八尾川」は、島を縦に流れる河川です。そんな河童伝説の残る八尾川では、伝説にあやかって遊覧船で漁港と河川を周遊することができる観光プランが組まれています!(期間は4月~10月)江戸~明治初期から「風待ち港」として栄えた漁港を抜け、当時に思いをはせながらめぐる遊覧船は波が船に当たる音や、風の音が心地よく、船ならではの観光気分に浸れます!遊覧船のコース上にはいくつかの河童オブジェを見ることができるので、目を凝らして是非探してみましょう!
フェリー乗り場から車で40分。隠岐島後の西海岸付近にある直径250mほどの円形の池が、油井の池です。大規模な地滑りによって出現した自然の池です。周囲は湿地帯と森林に囲まれており、貴重な生物の生息地として知られています。とくにトンボの生息地として有名で、なんと33種類ものトンボが確認されています。また、絶滅危惧種のチョウも確認されるなど、昆虫好きにはたまらないスポットとなっています。周囲は、駐車場や公衆トイレ、遊歩道や展望台などが整備されており、トンボや周囲の雄大な地形を観察することができます。池の周りには、水仙の群生地があり、冬になると、辺り一面黄色で埋め尽くされます。
島ならではの自然を感じることができる見どころスポットの1つです。浄土ヶ浦海岸は、様々な地域の植物を見ることができる特徴的な自然環境があることでも知られています。そして、なんといってもこの海岸の見どころは、約2,600万年前に日本海が湖だった時の地層が見られることです!きっと島の成り立ちを体で感じることができるはず!周辺にはキャンプ場も整備されているので、散策するのと合わせて家族友人たちとのんびりバーベキューもおすすめです!
隠岐を代表する景勝地で、ユネスコ世界ジオパークに登録されています。「国賀海岸」は空港から車とフェリーを使って2時間、隠岐島の西にある「西ノ島」の北海岸沿いにあります。日本海の厳しい波によって大きく浸食された断崖や、岩が形成するダイナミックな景観には圧倒されること間違いなしです!また、崖の上に広がる緑の草地も必見です。そこには牛や馬が放牧されていて、ここで撮影すれば美しい風景写真を狙えるはず!海の風を感じながらお気に入りの一枚を撮ってみましょう!
隠岐を取り囲む周辺の海は、豊かな自然環境に恵まれています。そんな隠岐の漁場で水揚げされる「松葉ガニ」は冬の味覚の代名詞として親しまれ、栄養たっぷりで濃厚な味わいは是非一度食べておきたいところ!隠岐ブランドの松葉ガニは500g以上と定められており、厳しい審査基準をクリアしたものだけがブランドを名乗ることができます。旬を迎える11月~2月には、空港から車で北に10分ほど走らせた「おき西郷港フェリーターミナル」周辺のお店で頂くことができます!
肉質A4~A5ランク、隠岐生まれ隠岐育ちという全国屈指の厳しい審査基準をクリアした黒毛和牛「隠岐牛」。口に含んだ瞬間に霜降りがとろけて口いっぱいに濃厚な脂の旨味が広がる隠岐自慢のお肉は、島のグルメ旅行には外せない一品です!厳しい審査基準から「幻の黒毛和牛」とも呼ばれている極上肉は、フェリーターミナルから中ノ島に渡った先にある「島生まれ島育ち 隠岐牛店」が有名!予約必須ですが是非島を訪れたら堪能してみてください!
環境省が選定する「名水百選」に選ばれた湧き水を2カ所有する隠岐。その美しい湧き水によって作られるお酒は島の特産品となっています。「日本酒・焼酎・リキュール」と、島のお食事処で嗜むことができるのはもちろん、お土産にも人気!空港から北へ車で12分、人気銘柄「隠岐誉」を中心に製造している「隠岐酒造」では、工場見学を行っているので興味のある人はこちらも立ち寄ってみましょう!見学した後に飲むお酒はまた一味違った印象があるかもしれません!
名称 | 場所 | 営業時間 |
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インフォメーション | 1F | 8:00~17:00 |
場所 | 個数 |
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インフォメーション付近 | 1カ所 |