大分空港から主要な観光スポットまでの高速道路を使ったアクセス方法

大分空港からは「大分空港道路」という高速道路が通っています。大分県速見郡日出（ひじ）町までの約30kmを結んでおり、国道10号線と日出バイパス、国道213号線、大分県道404号線糸原杵築（きつき）線のバイパスから構成されており、東九州自動車道などに接続しています。国道213号線日出交点から国道213号線安岐（あき）交点の区間は無料区間となっています。

大分空港から大分空港道路を使って車で約1時間ほど行くと、国内最大級のサファリパーク「九州自然動物公園アフリカンサファリ」があります。大分空港道路の速見ICを降りてから約15分、もしくは大分自動車道に接続して別府湾スマートICを降りてから約10分の距離です。スマートICは、ETC搭載車のみしか使用できませんので注意しましょう。

広大な草原に広がる園内には、約1400頭、70種の野生動物が生息していて、野生動物の姿を眺めたり、直接餌付けができるといったように、動物たちとの触れ合いを存分に楽しめます。人気のジャングルバスツアーと入園料金がセットになったお得なプランなどが充実しており、間近で動物を見られる迫力は抜群です。ファミリーで楽しめるおすすめの観光スポットです。

名称

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九州自然動物公園アフリカンサファリ

住所

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大分県宇佐市南畑2-1755-1

アクセス

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大分空港道路速見ICから約15分、または大分自動車道 別府湾スマートICから約10分
(※別府湾スマートIC利用の場合は、ETC搭載車のみ利用可）

営業時間

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9:00～16:00（11月～2月は9:30～15:00）

休業日

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年中無休

公式HP

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http://www.africansafari.co.jp/

大分空港から「宇佐神宮」に移動するのも、大分空港道路が便利です。大分空港道路の無料区間で杵築ICから県道49号線→県道644号線→国道10号線国道10号線（別府方面）へ約6キロ（約15分）を宇佐神宮に到着します。

多くの参拝者が訪れるスポット「宇佐神宮」は、豊後一の宮で全国八幡宮の総本社です。4万社の神社のうちで八幡さまの総本宮です。八幡さまは古くより多くの人々に親しまれ、お祀りされており、神亀2年の創建以来、朝廷の崇敬が厚いとされてきました。典型的な八幡造りの本殿は圧巻です。この辺りは、畿内や出雲と同様に早くから開けた土地で、「日本書紀」にも記されるほど古い神、地主神として祀られてきました。

年間で、大小併せて150近くの祭典を執り行われ、どれも由緒ある荘厳で勇壮な祭典として多くの人たちが訪れます。

名称

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宇佐神宮

住所

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大分県宇佐市南宇佐2859

アクセス

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宇佐駅からバスで10分、大分空港より車で1時間1分、総距離49.0km

営業時間

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4月～9月は5:30～19:00、10月～3月は6:00～19:00（祈願祭の受付時間は9:00～16:00）
※正月期間中を除く

公式HP

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http://www.usajinguu.com/festival-list.html

大分空港から、大分空港道路無料区間の日出バイパスで日出IC、宇佐別府道路で速見IC、東九州自動車道に乗り継ぎ中津IC、中津日田道路、県道23号線、県道530号線で中津城に到着します。所要時間約、1時間18分で総距離約77.6kmです。

東九州自動車道は、福岡県北九州市を起点に大分県、宮崎県を経由、鹿児島県鹿児島市を繋く高速道路です。

お城好き、歴史好きなら一度は訪れたい「中津城」は大分県指定の史跡で、江戸時代の大半、奥平氏が居城していました。豊前国中津、現在の大分県中津市二ノ丁にあったお城です。黒田孝高（如水）が築城、細川忠興が完成させたとされています。

周防灘に臨む中津川河口に築城された平城ですが、塀には海水が引き込まれているので水城（海城）とも称され、今治城や高松城と並ぶ日本三大水城の一つとして大事にされてきました。城跡、模擬天守として中津城（奥平家歴史資料館）として一般公開され、奥平家歴代の当主の甲冑や鑓、陣羽織、古文書類が展示されています。

入館料金は、高校生以上が大人料金で400円、中学生以下が子ども料金200円、20名以上の団体は1人あたり個人入館料から大人は100円引き、子どもは50円引きとなっています。入館料金無料対象者は、未就学の乳幼児、77歳以上の高齢者、身体障害者手帳や精神障害者保健福祉手帳、療育手帳を所持するもの、またその介護者、旧奥平家中津藩士の子孫（証明できるものを提示）となっています。

名称

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中津城（奥平家歴史資料館）

住所

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大分県中津市二ノ丁

アクセス

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中津駅から徒歩で15分、大分空港から1時間18分、総距離77.6km

営業時間

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9:00～17:00

休館日

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年中無休

公式HP

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http://www.nakatsujyo.jp/

杵築市の大原邸へは、大分空港から大分空港道路で杵築ICを経由して県道644号線で到着します。高速道路を利用しなくても県道49号線で移動できます。

しっとりと大分観光を楽しむ人たちに人気の「大原邸」は、大分県杵築市の北台武家屋敷跡に残る屋敷のひとつです。家老の屋敷らしい風格ある長家門や回遊式庭園などがあり、格式の高さが際立ち落ち着いた雰囲気に心が安らぎます。

名称

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大原邸

住所

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大分県杵築市大字杵築207

アクセス

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JR杵築駅から大分交通バス杵築バスターミナル行きで10分、終点下車徒歩5分、大分空港道路杵築ICから2km5分
　　　　　 大分空港から車で20分（県道使用）、総距離15.7km、大分空港道路で杵築IC経由で35分、総距離26.7km

TEL

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0978-63-4554

休館日

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年中無休

公式HP

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http://www.nakatsujyo.jp/

大分空港からは、大分空港道路、東九州自動車道などで各方面へ移動が可能です。大分空港を起点にして、各方面の高速道路料金を一覧にしてまとめてみました。

大分空港起点、各方面への高速道路料金一覧（参考）

目的地	所要時間	経由道路	高速道路料金
杵築駅	約30分	空港道路経由	－
別府	約40分	空港道路経由	－
臼杵	約75分	空港道路・高速道路経由	臼杵IC1,920円
津久見	約90分	空港道路・高速道路経由	津久見IC2,110円
佐伯	約120分	空港道路・高速道路経由	佐伯IC2,460円
豊後大野	約90分	空港道路・高速道路経由	大分米良IC1,370円
竹田	約110分	空港道路・高速道路経由	大分光吉IC1,280円
豊後高田	約50分	－	－
宇佐	約60分	空港道路・高速道路経由	宇佐IC1,040円
中津	約90分	空港道路・高速道路経由	宇佐IC1,040円
九重	約75分	空港道路・高速道路経由	九重IC1,350円
玖珠	約90分	空港道路・高速道路経由	玖珠IC1,610円
日田	約105分	空港道路・高速道路経由	日田IC2,270円

引用：大分空港起点、各方面への高速道路料金一覧

東九州自動車は、その名の通り九州の東側を南北に結んでいます。北九州市、大分市、宮崎市、鹿児島市の政令指定都市、中核市を相互に連絡する高速道路として多くの人に利用されています。東九州自動車道パーキングエリアを一覧にして以下にまとめました。

東九州自動車道パーキングエリア一覧

パーキングエリア	設置区間（IC）	営業形態	備考（サービスなど）
今川PA	行橋IC・みやこ豊津IC	有人	コンビニ・ガスステーション（夜間休止） EVスタンド
上毛PA	豊前IC・中津IC	無人	EVスタンド（24時間） トイレ・自動販売機
別府湾PA	日出JCTー別府IC	有人	売店・レストラン・ガスステーション（24時間） EVスタンド（24時間）
大分松岡PA	大分米良IC・大分宮河内IC	無人	トイレ・自動販売機
佐伯弥生PA	津久見IC・佐伯IC	事業中	2025年開業予定
かまえインターパーク	蒲江IC隣接	有人	沿線にガソリンスタンドが近接
北浦臨海パーク	北浦IC隣接	有人	沿線にガソリンスタンドが隣接
道の駅北川はゆま	北側IC直結	有人	EVスタンド（24時間） 沿線にガソリンスタンドが近接
川南PA（MONマルシェ）	都農IC・高鍋IC	有人	簡易売店・EVスタンド（24時間） ガスステーション（8:00～20:00）
宮崎PA	宮崎西IC・清武IC	無人	トイレ・自動販売機
道の駅野方あらさの	野方IC隣接	有人	コンビニ併設
国分PA	末吉財部IC・国分IC	無人	トイレ・自動販売機
桜島PA（九州道重複区間）	加治木JCT・姶良IC	有人	ガスステーション EVスタンド（24時間）

引用：東九州自動車道（ウィキベディア）より

以上、大分空港からの主要観光スポットを高速道路などを利用したアクセスとともに紹介しました。
大分空港から大分空港道路に接続する、各高速道路の開通によって、大分だけでなく九州各地への観光が便利に近くなりました。
ぜひ高速道路を上手に利用して、快適でかつスムーズな旅行をお楽しみください。