大分空港の最寄駅は？ 便は何があるの？ 知っておきたい基本情報をチェック！

大分空港は、大分の国東（くにさき）にあり、県庁所在地のある大分市や温泉で有名な別府市には少し離れた場所に位置します。
空港利用の際に何かと気になるのは最寄駅。まずお伝えしたいのは、最寄駅である「杵築（きつき）駅」から大分空港までは、車の移動で30分ほどかかります。そのため、最寄駅を利用する場合は、

（１）大分空港から路線バスで移動
（２）大分空港～空港特急バスエアライナー～タクシー
（３）大分空港～ノースライナー～JR
（４）車（レンタカーやタクシーなど）での移動。

以上の4つなどがあります。今回はそのそれぞれの移動手段についてまとめてみました。

ここで、どうしても最寄駅である杵築駅を使いたいという方や、最寄駅である杵築駅から杵築観光をしたいという方へ、路線バスを使っていく方法をご紹介します。

ただ、前提として大分空港 - 杵築駅間の路線バスは1日4本と非常に少なく、路線バスで行くとすれば、1時間に1本程度は走っている大分空港から杵築バスターミナルへ向かい、杵築バスターミナルから、同じく1時間に1本程度は出ている杵築駅行の路線バスに乗り換えることが現実的です。

大分空港から杵築バスターミナルまでは約30分、料金は710円、杵築バスターミナルから杵築駅までは約10分、料金は290円になります。
ただし、最寄駅の杵築駅までの直通便が少ない不便さを考慮して、直通便と同金額（900円）の割引乗車券も用意していますので、ご利用の際はそちらを使って移動されることをおすすめします。

ちなみに大分空港から最寄駅の杵築駅までの直通便に乗った場合は、約40分、料金は900円になり、
杵築バスターミナルから杵築駅までタクシーを利用した場合は、所要時間約10分、料金は約1,800円～2,000円程度で行くことができます。
（バス・タクシーの時間や、タクシーの運賃は交通状況などによって前後します）

次に大分空港の最寄駅である杵築駅まで空港バスを使っていく方法を確認します。

空港バスを利用して杵築駅に向かう方法は2つ。大分空港から別府・大分方面に出ている空港バス「エアライナー」を使う方法と、宇佐・中津方面に出ている「ノースライナー」を利用する方法です。
まず「エアライナー」利用についてですが、「エアライナー」は、途中で「杵築IC」というバス停に停車します。この「杵築IC」で下車し、タクシーを利用して杵築駅まで向かいます。大分空港から杵築ICまでは、約20分、料金は710円になり、杵築ICから杵築駅までのタクシーは、乗車時間約10分、料金は約1500円になります。ちなみに、杵築ICからタクシーご利用の際は運転手にお伝えください。

空港バスを使って大分空港の最寄駅「杵築駅」に行く手段はエアライナーだけではありません。
空港バスを使うもうひとつの方法は、豊後高田・宇佐・中津方面に向かう空港バス「ノースライナー」を使って宇佐駅まで向かい、そこから杵築駅に電車で向かう方法です。

大分空港から、豊後高田・宇佐・中津方面に向かう空港バス「ノースライナー」は1日4便で、杵築駅からJRで5つ先にある「宇佐駅前」まで運行しています。
このノースライナーを利用して宇佐駅まで行き、そこからJRに乗り換えて杵築駅まで向かう方法です。

ノースライナーの宇佐駅前まで大分空港から約1時間、料金は1,550円で行くことが出来ます。
宇佐駅から杵築駅までは約20分、料金は片道460円になります。

あとは、大分観光などを自由に楽しむためにレンタカーを利用したり、バスの時間にあわなかったり、杵築駅まで急いでいる場合にタクシーを利用する場合を見ていきたいと思います。

まず、車で大分空港から最寄駅の杵築駅までは空港道路経由で約30分程度で行くことが出来ます。

レンタカーは借りる車の種類や期間によって各レンタカー会社のレンタカー代が必要になりますが、
タクシーを利用する場合は、小型で5,490円、中型で6,720円になります（大分空港公式サイトより／料金や時間は交通状況によって前後します）。

以上、大分空港から最寄駅である杵築駅までのアクセスについてまとめてみました。

大分空港から杵築駅までのアクセスについては主にバスにはなりますが、杵築駅は空港直結ではないのと、直通路線バスの本数が少ないので、どうしてもタクシーやレンタカーなどの車移動でなければ、直接すぐには向かえない状況にあります。

ただ、杵築観光を楽しみたいとか、杵築を起点にどこかに行きたいといった場合は、この記事を参考に移動手段をご検討いただければと思います。

それぞれの手段の特性や費用、時間面を考慮して自分にとって最適な手段を見つけていただければと思います。