とかち帯広空港の駐車場は使いやすい？長期利用や駐車料金を解説

とかち帯広空港の駐車場について詳しく見ていきましょう。どのような駐車場があるのか、料金についてもあわせて説明します。

とかち帯広空港の駐車場は、全部で5カ所です。空港旅客ターミナルビルの真向かいに「北・中央駐車場」があります。また、ターミナルビルから少し離れた場所には「南駐車場」と混雑時期に開放される「臨時駐車場」、空港ゲートの外には「第2駐車場」があるので、長期で利用する場合は3カ所の駐車場を使用しましょう。さらに、ターミナルビルに隣接して「障がい者等用駐車スペース」もあります。

収容台数は「北・中央駐車場」が497（北266・中央231）台、「南駐車場」が154台、「臨時駐車場」が374台、「第2駐車場」が120台、「障がい者等用駐車スペース」が9台の計1154台です。

空港によっては駐車場の利用に料金が発生するところもありますが、とかち帯広空港ではすべての駐車場の料金が無料です。そのため、長時間の駐車が必要な場合も安心して利用できるでしょう。

とかち帯広空港駐車場の混雑状況はどのようになっているのでしょうか。駐車場が混雑するのは、年末年始やお盆などの大型連休や夏季休暇などの時期です。この時期の駐車場は満車になります。

ハイシーズンの時期以外でも、土日は空港ターミナルビルに近い「北・中央駐車場」は満車になりやすい傾向です。日によっては「南駐車場」が満車になることもあります。また、平日でも「北・中央駐車場」と「南駐車場」はかなり混雑しやすいと覚えておきましょう。

駐車場の混雑時には「臨時駐車場」が拡張されます。駐車場の混雑が予想される時期は、マイカーではなく「帯広市内連絡バス」や「空港定額タクシー」を利用する方がいいでしょう。

帯広市内連絡バスを利用すると、帯広市街地から空港までの所要時間は約40分です。バス停留所「帯広駅バスターミナル」から空港までの運賃は1000円なので、帯広駅までは最寄りの交通機関を使いつつ、駅から空港まではバスを利用すると交通費を抑えられます。

また、とかち帯広空港から空港周辺のホテルを巡回する「帯広市内ホテルまわり連絡バス」も運行されているので、該当するホテルに宿泊している場合は利用をおすすめします。

他にも帯広市内から空港まで定額料金で利用できる「空港定額タクシー」は、エリアにより料金が異なります。1番安いエリアで税込6500円です。

とかち帯広空港の駐車場を利用するにあたっての注意点はあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

とかち帯広空港の駐車場は第2駐車場を除いて、すべて空港ゲート内にあります。開門が7時、閉門が21時です。駐車場が利用できる時間も同時間と考えてください。

そして、ゲートの外にある第2駐車場は24時間いつでも駐車・出庫可能です。

2週間以上、長期で駐車場を利用する場合は「長期駐車申込書」を提出する必要があります。

長期駐車申込書は空港ターミナルビル2階出発ロビーもしくは下記のWebサイトにあるので、必要事項を記入し、受付箱へ投函しましょう。詳細を知りたい場合は、帯広市空港事務所に問い合わせてみるのがおすすめです。

帯広市空港事務所：Tel.0155-64-5678
Webサイト：https://parking.hokkaido-airports.co.jp/obo/

北海道は冬の時期になると、積雪量が非常に多くなります。空港での駐車時には雪がなくても、旅先から帰ってきたら雪が積もっている場合もあるので注意しましょう。

とかち帯広空港には計5カ所の駐車場があります。ほとんどの駐車場がゲート内で、無料で利用可能です。混雑時には臨時駐車場が開けられますが、駐車場は平日から休日まで多くの人が利用します。

限られた駐車場のみですが、長期駐車申込書の提出をすれば2週間以上の長期駐車も可能です。長期休暇で旅先への滞在時間が長くなる場合に重宝するでしょう。

空港からは帯広市内連絡バスや空港定額タクシーも運行しています。空港駐車場の混雑が予想される時期は、マイカーで行くのは避けて別の交通手段を利用するのもおすすめです。