鹿児島県
喜界島空港
(喜界島空港)
空港の概要
鹿児島県大島郡喜界町の喜界島の西部に位置する空港。旧海軍の飛行場として建設され、太平洋戦争中は前線基地として使われました。その後県営の飛行場となり、全長1,200mの滑走路をもつ空港として民間利用を開始しました。JALグループの日本エアコミューター(JAC)が運航し、鹿児島空港と奄美空港を結んでいます。1階建てのこぢんまりとしたターミナルの隣の滑走路にはプロペラ機が発着する離島らしさのある空港です。空港内には島料理を楽しめる喫茶店が併設されています。空港前にはバス・タクシー乗り場があり島観光に便利です。周辺にはレンタカー会社もいくつかあります。目の前には臨海公園があり、豊かな緑と鮮やかな海が広がっています。
交通機関 | 乗り場 |
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バス | ターミナル前 |
タクシー | ターミナル前 |
駐車場一覧
駐車場 | 場所 | 収容台数 |
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空港駐車場 | ターミナル前 | 81台 |
料金
車種 | 時間 | 料金 |
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/ | / | 無料 |
名称 | 場所 | 営業時間 | 連絡先 |
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喜界レンタカーサービス | 空港外 | 8:30~17:30 | 0997-65-3618 |
喜界空港前レンタカー | 8:00~17:30 | 0997-65-4355 | |
深水レンタカー | 8:30~17:30 | 0997-65-1070 |
カジュアルな雰囲気の食堂。牛丼・カレー・チャーハンなどのフードメニューからフライドポテトやからあげなど一品料理まで豊富に揃います。コーヒー・紅茶やアイスクリームなどもあるのでカフェタイムでの利用にもおすすめです!喜界島産のパパイヤジュースも人気です!
1F
鹿児島の離島・奄美大島の東25kmに位置する島。サンゴ礁が隆起してできた島で、現在も年間数ミリずつ隆起しています。人口は約7,000人で一年を通して温暖な気候。集落の塀の多くはサンゴ礁でできています。サトウキビの栽培が盛んで、見渡す限りサトウキビ畑が広がる島ならではの光景が見られます。特産品はサトウキビから作る黒糖や焼酎。「蝶の島」としても知られ、白い羽に黒いマダラ模様が特徴的なオオゴマダラが有名。島にはガジュマル・フクギ・ソテツなど亜熱帯の植物が自生し、南国的な雰囲気を作り出しています。ほかの離島に比べ観光客も少なくのんびりとした雰囲気が魅力。島周囲は白砂で透明度の高いビーチが多く、海水浴も楽しめます。
島の南部・手久津久(てくづく)集落の近くに立つ巨大なガジュマル。すぐ近くに専用の駐車場・休憩所があります。生い茂る森の中に高さ17.7m、幹回り16mの巨木が姿を現します。細い幹が幾層にも重なって巨大な姿を作っている姿は圧巻の迫力!直径24mの傘のように広がる大きな枝張りも見どころです。テレビドラマ「遅すぎた帰還実録・小野田少尉」のロケ地にもなりました。島内屈指のパワースポットで記念撮影しましょう!
空港のすぐ近くにある史跡。太平洋戦争時に宮本部隊(設営隊)によって造られたコンクリート造の地下壕で、街の記念物に指定されています。海軍航空基地として使われた喜界島飛行場は連日にわたり攻撃を受け、その避難所・指揮所として役割を果たしました。当時の爆撃の傷跡が今も残っており、戦争の悲惨さを現代に語り継ぐ非常に重要な場所です。空港から歩いて5分ほどのばしょにあるので喜界島に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
島の中央部の森の中にある長さ30メートルほどの鍾乳洞。以前は鍾乳石や石筍が連なっていましたが、戦時中に軍の基地として利用された際に一部取り壊されてしまいました。手久津久の巨大ガジュマルと同じくテレビドラマ「遅すぎた帰還実録・小野田少尉」のロケ地に使われました。戦争の爪痕と喜界島の雄大な自然を同時に見学できるスポット。洞窟内はひんやりとしていて、ライトに照らし出された岩肌が異世界のような不思議な雰囲気を演出しています。
温暖な気候に恵まれ、隆起サンゴによって造られた喜界島にはダイビングに最適なダイナミックな地形がたくさんあります!白い砂浜とコバルトブルーの海の下には色鮮やかなサンゴ礁が広がっており、ダイビングスポットが豊富です。なかでもおすすめなのが「ハワイの沈船」です。島の北端・小野津漁港からボートで約8分ほど沖に出た場所にあります。水深15mの海の潜ると骨組だけになった沈没船が姿を現します。藻の生えた船の中を魚たちが泳ぐ姿はファンタジーの世界のような光景です!
喜界島の観光はサイクリングもおすすめです!まだあまり観光地化されていない島だからこその素朴な魅力を発見できます。なかでも島北部にある「シュガーロード」は絶好のサイクリングスポット!サトウキビ畑の中をまっすぐ伸びるゆるやかな坂道が3kmも続いています!見渡す限り一面の青い空と緑のサトウキビ畑、その真ん中を伸びる道を自転車でゆっくりと走れば爽快感抜群!空港で自転車の貸し出しをしているので気軽に利用できます。
通称「ポイント211」と呼ばれる、島内で一番標高の高い場所である七島鼻(しちとうばな)。戦時中は敵の飛行機襲来を発見し伝える拠点として使われ、現在も通信拠点が残っています。広場には「喜界島最高地点」の碑が立てられており、東には太平洋が、西には奄美大島と東シナ海が広がる絶景です!史跡や豊かな植物を眺めてゆったり散策するのもおすすめ。2kmほど離れた場所にある「テーバルバンタ」も素敵な景色が見られるスポットです。
あまり観光地化されていない喜界島ですが、島内には数多くの飲食店があり、島の特徴を活かした料理を提供しています。野菜や豚肉とそうめんを炒めた「油そうめん」は奄美地方ならではの料理。エラブチや夜光貝などふだんなかなか見かけない海鮮も魅力。伝統的な料理だけでなく、島内にはお洒落なカフェもたくさんあるのでドライブや観光中の休憩におすすめです!「じょうひもち」や「シマッカシ」などの伝統お菓子も食べられるかも!
ごまの自給率はわずか0.1%。そのなかでも貴重な国産ごまの多くを喜界島で生産しています!サンゴ礁が隆起してできた喜界島の土壌は豊富なミネラルを含み、味が濃く濃厚なごまを育てます。夏から秋の収穫の時期には島のあちらこちらに収穫されたごまが干され、道路に沿ってずらりとごまが並んでいる姿から「セサミストリート」と呼ばれる喜界島の風物詩です。喜界島で育てられている白ごまは古くから伝わる在来種で独特の香ばしい香りが魅力。ごま自体はもちろんごまを使ったお菓子や調味料なども販売されています。
喜界島に来たらぜひ食べてほしいのがヤギ料理です!ヤギ肉は独特の匂いがあることが多いですが、喜界島のヤギは臭みがないのが特徴。島に自生する長命草などを食べて育つため臭みがないんだとか。臭みがなく肉の旨味や滋味を感じられる上品な味わいです。おすすめのヤギ料理は「ヤギ汁」。塩ベースのサッパリとしたスープにヤギのダシがしっかり溶け出しています。ヤギの刺身は噛めば噛むほど味があふれる絶品!ヤギのホルモン炒め「カラジュウリ」は食欲そそるスタミナ料理です!