毎年実施されている「ブランド総合研究所」による「地域ブランド調査2014(http://tiiki.jp/news/05_research/survey2014)」。47都道府県や1000市区町村を対象に、認知度や魅力度、イメージなど、全74項目からなる調査を実施。全国3万1433人からの有効回答を得た結果が発表されました。果たして映えあるナンバー1の座はどこの都道府県に!
47都道府県の中で、最も魅力的な都道府県に選ばれたのが北海道。6年連続でトップの座を堅守し、市区町村別のランキングでも、函館市(1位)、札幌市(2位)、小樽市(4位)、富良野市(6位)と、トップ10の中に4市もランキングする強さを見せています。世界遺産にも登録されている知床をはじめとした雄大な大自然や富良野などのラベンダー畑、温泉、おいしい魚介類など、決して観光だけの要素ではありませんが、そのような魅力も含まれているのでは。
2位は外国人にも人気な京都府、3位には北海道とは対照的ともいえるコバルトブルーの海が広がる沖縄県がランクイン。2~9位までは、前年と同じ都道府県が顔を並べています。
ところで最下位はというと… 茨城県。2年連続5度目の受賞。筑波山や夏には県下一のにぎわいをみせる大洗サンビーチ、日本の宇宙科学の核を成すつくば研究学園都市、冬のアンコウ鍋や水戸納豆など、知名度を誇るものはあるのですが、江戸時代の三名君、徳川光圀公もゆかりの地で涙を流さずにはいられないのでは。
【都道府県の魅力度ランキング・ベスト10】
順位 | 都道府県名 | 点数 |
---|---|---|
1 (1) | 北海道 | 62.7 |
2 (2) | 京都府 | 50.1 |
3 (3) | 沖縄県 | 43.0 |
4 (4) | 東京都 | 41.5 |
5 (5) | 神奈川県 | 30.6 |
6 (6) | 奈良県 | 29.3 |
7 (7) | 福岡県 | 26.4 |
8 (8) | 大阪府 | 26.3 |
9 (9) | 長野県 | 25.6 |
10 (11) | 長崎県 | 23.0 |
※( )内は2013 年調査の順位