旅行に出かけるときは、やっぱり晴れていると行動範囲も広がるし、風景などの眺めも期待できるし、気分的に盛り上がりますよね。そこで日本全国のピーカン日数が多い都道府県をランキング形式で紹介します!
全国の都道府県の中で晴れる日が最も多いのは、なんと埼玉県。歴代2位の最高気温40.9度を記録する熊谷を抱えるとはいえ、少し意外と思えるような結果ではないでしょうか。年間70日の快晴日があり、2位以下に大きく差をつけてダントツの首位を獲得。しかも2001年から2013年までの13年間で、9回も首位の座に君臨しています。
ちなみに快晴日とは、空全体を覆う雲の量を0から~10までの11段階で判定。1日の平均雲量が1.5未満の日が快晴とされるため、いわゆる晴天日とは異なるのでご注意を! ちなみに晴天日になると、香川・愛媛・徳島・高知のトップ4を四国勢が独占。年間245日前後の晴天日があり、埼玉県は30位に。
ピーカンの快晴日に話を戻して、2以下には静岡県や宮崎県などが続きます。日本地図で快晴日の分布を見てみると、関東や九州、四国などの太平洋沿岸で快晴日が多く、東北や日本海沿岸では快晴日が少ない傾向があるようです。快晴日が最も少ないのが岩手県で5日、
46位は同率で沖縄県と青森県で9日。燦々と照りつける太陽に、青い海がどこまでも広がるイメージがある沖縄ですが、周囲を海に囲まれているために水蒸気が発生しやすく、雲ができやすい環境にあるので快晴日は少ないのだとか。
【年間快晴日数ランキング・ベスト10】
順位 | 都道府県名 | 年間快晴日数 |
1 | 埼玉県 | 70 |
2 | 静岡県 | 59 |
宮崎県 | 59 | |
4 | 山梨県 | 57 |
5 | 茨城県 | 53 |
東京都 | 53 | |
7 | 群馬県 | 52 |
8 | 千葉県 | 50 |
9 | 岐阜県 | 47 |
10 | 栃木県 | 46 |
※千葉県は2013年の値が得られてないため2005年の値を使用※出典:総務省統計局「社会生活統計指標-都道府県の指標-」2013年