日本は全国に2万を超える源泉がある温泉大国。そんな日本には個性豊かな温泉地があり、「日本三名泉」「日本三大古湯」などさまざま。
この記事では、そんな「日本〇〇温泉」をご紹介します!
はじめに紹介するのは、日本三大温泉とも呼ばれ、日本人なら誰もが聞いたことのある有名温泉です。
自然湧出量日本一を誇る関東を代表する温泉地。湯畑を中心に温泉宿が立ち並ぶ情緒ある雰囲気が魅力です。泉質は硫黄泉や酸性泉で古くから湯治場として利用されてきました。
草津温泉は街並みだけでなく豊かな自然も見どころ。大自然の中でバーベキューやキャンプを楽しめます!冬はスキーも人気です。
神戸市の山間に位置する、関西屈指の温泉地。「金泉」と呼ばれる鉄分と塩分を含んんだ温泉は濁った赤茶色が特徴。
冷え性や腰痛、関節痛などに効くとされています。北野異邦人館街やメリケンパーク、南京町など神戸の人気観光地が近いのも魅力です。
緑深い山々の間を流れる飛騨川沿いに旅館やホテルが林立しています。泉質は無色透明のアルカリ性単純泉、まろやかな湯ざわりが心地よい温泉です。
川辺に無料で入れる「噴泉地」と呼ばれる温泉があり、足湯として利用できます。飛騨牛コロッケやスイーツなどの食べ歩きも人気です!
日本の歴史にも登場する、古くから日本人に愛されてきた温泉を紹介します。
松山市(旧伊予国)にある温泉で、日本最古の和歌集「万葉集」にもその名が登場します。
文豪・夏目漱石の小説「坊つちゃん」の舞台でもある「道後温泉本館」は国の重要文化財に指定されています。
温泉めぐりの起点となる道後温泉駅舎は明治44年に建築されたレトロな建築。駅舎内のスターバックスは国内に数十店舗しかない特別店舗「リージョナルストア」です。
三名泉にも選ばれた有馬温泉は、日本書紀や枕草子にも登場する古湯。足利義満や豊臣秀吉など、歴史の名を残す偉人たちも足を運び、疲れを癒したと言われています。
温泉街には銅像や史跡がたくさんあるので歴史スポット巡りもおすすめ!
日本書紀や万葉集にその名が登場し、歴代天皇も訪れたといわれる日本屈指の古湯。海岸に作られた露天風呂が有名で、岩場をくりぬいて作った浴槽に波が打ち寄せる迫力満点の体験ができます。
パンダが人気の「アドベンチャーワールド」やエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が広がる「白良浜」など、周辺に観光地がたくさんあるのが魅力です!
個性豊かな温泉地を紹介しました。温泉大国・日本が誇る名泉にぜひ足を運んでみてください!
【日本三大名泉】
【群馬県】草津温泉
└羽田空港から車で3~4時間程
【岐阜県】下呂温泉
└中部国際空港(セントレア)から車で3時間程
【兵庫県】有馬温泉
└神戸空港から車で50分
【日本三大古湯】
【和歌山県】白浜温泉
└南紀白浜空港から車で5分
【兵庫県】有馬温泉
└神戸空港から車で50分
【愛媛県】道後温泉
└松山空港から車で40分