「空弁」とは、空港内で販売されているお弁当のこと。ご当地の食材や名産品などを取り入れたものが人気で、機内で食べてよし! 搭乗前のロビーで頬張ってよし! お土産として購入しても楽しめる、空港内の魅力のグルメなのです。今回は富山県の富山空港(富山きときと空港)の空弁をピックアップします!
富山県のお弁当やお土産のド定番といえば“鱒寿司”。その歴史は古く、江戸幕府8代将軍徳川吉宗のお気に入りとして幕府に献上されていたことも。庶民の味になったのは明治時代からで、それ以降多くの人々に愛され、全国区の知名度を誇るようになりました。「ますのすし1400円(一重)」は、地元でとれる富山県産米の上に、ほどよく脂ののった桜色のマスが美しく重ねられ、緑色の笹の葉に包まれたその姿は、まさにお弁当界の西の横綱!? の名にふさわしい納得のおいしさ!
魚がおいしいことでも有名な富山県。その中で、新湊漁港で水揚げされた新鮮なブリを食材にしたのが「ぶりの押寿司750円」。ブリの上には薄くスライスされたカブやニンジン、昆布にネギが乗り、彩りも豊かな押し寿司です。やさしい酸みの酢飯は、脂ののったブリとベストマッチ! 各種野菜のシャキシャキした食感もよく、サッパリとした味わいが魅力です。食べやすいように分包された寿司が3つ入り、手軽に富山の海の幸を味わえる一品として人気があります。
富山のいろいろな魚介類を一度に楽しみたい方におすすめなのが「寿し工房 味のつどい680円」。マス・ブリ・サバ・カニ・アナゴの5品に、ミョウガ&ワラビの変わり種1品が入った、6個からなる押し寿司セット。厳選された県産コシヒカリのみを使用した酢飯は、魚のおいしさを引き立てるやさしい甘み! マスやカブに包まれたブリ、ふっくらと煮たアナゴなど、どれから食べようか迷ってしまいそう。ひとりで頬張っても、友達とシェアして食べても楽しめます。