「空弁」とは、空港内で販売されているお弁当のこと。ご当地の食材や名産品などを取り入れたものが人気で、機内で食べてよし! 搭乗前のロビーで頬張ってよし! お土産として購入しても楽しめる、空港内の魅力のグルメなのです。今回は鹿児島県の鹿児島空港の空弁をピックアップします!
ガッツリおいしいお肉が食べたい! そんなときに迷わず選びたいのは「かごしま黒豚角煮弁当1000円」。鹿児島名産のひとつである黒豚を、とろっとろになるまでじっくり煮込んだ飴色の角煮がごはんの上にドド~ン! やや薄味に仕立てられているからこそ、肉の甘みと旨みが噛むほどにジュワ~っと口の中いっぱいに広がります。鹿児島ならではの甘めのタレは、黒豚との相性抜群。リピーター続出というのもうなずけるおいしさです。そのままでも充分おいしい空弁ですが、温めて食べるとおいしさが倍増するとか。自宅用のお土産としても手に入れたい一品です。
鹿児島名物をもうひとつ紹介! なんと桜島の火山灰を使って素材の旨みを存分に引き出した空弁が「桜島灰干し弁当750円」。桜島の火山灰が魚の水分を抜き、その分旨みをギュギュッと凝縮するのだとか。黒豚塩麹焼きや料理人こだわりの寅焼(玉子焼き)、県産の季節の野菜を使ったきんぴらなど、鹿児島県の食材が豊富に盛り込まれた内容。「これぞ鹿児島!」というべき食材が、ふっくらとしたご飯の上に盛りだくさんで、やや小ぶりサイズながらいろいろな味を一度に楽しめる満足度の高い空弁です。
屋久島や奄美大島など、鹿児島を代表する島々の名産を集めた「島々弁当1080円」。屋久島で獲れるトビウオを餃子やハンバーグにアレンジ! ほかにも第1回Fish-1グランプリで優勝した実績をもつ奄美大島産畜養本マグロの甘辛ホルモンや、甑島(こしきしま)で獲れたキビナゴのフライなど、趣あふれる鹿児島の島々の味を堪能できます!