「空弁」とは、空港内で販売されているお弁当のこと。ご当地の食材や名産品などを取り入れたものが人気で、機内で食べてよし! 搭乗前のロビーで頬張ってよし! お土産として購入しても楽しめる、空港内の魅力のグルメなのです。今回は四国の香川県の高松空港の空弁をピックアップします!
うどん県、香川県の真骨頂ともいうべき、うどんを太巻きの具にした「ひろやの天ぷらうどん巻寿司840円」。讃岐うどんやタケノコの天ぷら、シイタケ煮、かまぼこなど具だくさんの太巻きは、めんつゆ風のつけだれにつけて食べるとおいしさがさらにアップ! ピリッとした生姜とタケノコの天ぷらのシャキシャキ感がアクセントに。ごはんとうどんのコラボレーションも一興! 本場の讃岐うどんを一風変わった食べ方でも楽しめる空弁です。
ちょっと小腹が空いたときにピッタリなのが「瀬戸の魚島 出世寿司 鰆840円」。お弁当としては珍しい真空パックのパッケージは、封を開けたときの香りを存分に楽しめることがポイント! 特製味噌に1日しっかりと漬け込み、じっくり香ばしく焼き上げた肉厚のサワラのおいしそうな香りが食欲を刺激します。ふっくらと炊き上げた酢飯とサワラの間には、シイタケ煮や生姜が挟まり、重層的なお味を楽しめます。ちなみに“出世寿司”とは、成長に従ってサゴシ→ナギ→サワラと名を変える、サワラにちなんでの命名。
瀬戸内海で獲れるひときわ身が太く大きいアナゴ“べえすけ”を使った、その名も「べえすけ丼740円」。アナゴのアラからとったダシ汁と醤油をベースに炊かれた炊き込みご飯は、それだけでも十分なおいしさ。さらに、やわらかく煮たアナゴがのり、炊き込みご飯の中にほぐし身が入っている贅沢さ! 食べ応えある“べえすけ”を手軽に堪能できる一品です。